【2015年6月4日 追記】
この記事は、フロントエンブレムの交換に関し記述していますが、誤解を招く恐れのある部分がありますので追記します。
フロントエンブレムのみを交換するだけであれば、台座の左右部にある黒い樹脂製部品を外す必要はありません。
私の場合、台座全体をボンネットに固定する為のネジ(3箇所)のうち、1箇所のネジがバカになっており、取り付け・取り外しの為にナットを回すと、ネジと供回りしてしまう不具合が起きていました。
これを解決するためには、黒い樹脂部品を取り外さねばならないので、記事に記述しました。
本文中にもありますが、紫外線を浴びまくった樹脂部品、非常に脆くなっていますので、外そうとすればほぼ折損すると思ってください。
台座全体の固定に不具合が無ければ、黒い樹脂部品を外す必要はありません。
【以下、元記事】
勢いで買っちゃった(笑)黒スパ、納車まではまだしばらく時間がかかりそうなので、気になっていたフロントエンブレムの交換をしてみました。
作業にあたり、みんカラのショモさんの記事(https://minkara.carview.co.jp/userid/238000/car/130774/997813/note.aspx)および、イタ雑のDo it yourself(
http://www.italiazakka.co.jp/factory/yourself/chap_47/chap_47.html)を参考にさせてもらいました。
さて、今日納車前整備中の黒スパからフロントエンブレム(台座ごと)を取り外して持ち帰ってきました。
帰宅後、すぐにお風呂場で部品の洗浄。
家庭用中性洗剤と、カネヨン(ホントはピカールが良い)を使い分け、捨て歯ブラシでゴシゴシと洗います。
汚れ落としが第一義ですが、同時に樹脂部分(黒色部品)を多少なりとも湿潤させる事で、固定爪の折損を防げるのではと期待していました。
さて、用意するものは以下のとおり。
(1)ミニドライバーセット(先端がキリ状のものと、マイナスが数種あればOK)
(2)カッター
(3)ヘアドライヤー(強力型)
(4)Zippoオイル
(5)パーツクリーナー
(6)ボロ布
(7)新品エンブレム
まずは初期状態
右側が新品エンブレムです。
デジは綺麗に写っちゃうんでアレですが、ミラノ市の紋章「赤」が退色し、ビスコンティ家のヘビさんのバック「青」も変色しちゃってます。
裏側はこんな感じ
この時点で、向かって右側のビスを固定する部分が破損しており、ナットを回すと供回りしてしまっていました。
黒い樹脂部分を外します。
樹脂部分は爪ではめ込まれているだけですので、マイナスドライバー等で端部の爪をこじって外し、隙間にマイナスドライバーを差し込んでゆっくりと中心方向へこじれば外れます。
ただ、経年劣化が進んでいる樹脂部品です。
こじっている際に固定爪が折損する可能性が大なので、覚悟を決めて(笑)作業します。
私も1ヶ所、爪を折ってしまい、瞬間接着剤で補修しました。
ここでもう一度よく洗い、乾燥させたらいよいよエンブレム自体の取り外しです。
エンブレムの真ん中少し下あたりに狙いを定め、先端がキリ状のものか、一番小さいマイナスドライバーでエンブレムに穴を開けます。
このとき、いきなりブスッと刺すのではなく、表面に対して斜め方向から傷を付けるように、削るようなイメージで穴を開けます。
穴を開けたら、その穴をめがけてドライヤーの熱風を吹き込ませます。
アルミ製ですので、すぐチンチンになりますからやけどに注意です。
エンブレムがあっちっちになったら、穴にマイナスドライバー(中サイズ)を入れて、ゴリゴリとこじります。
ドライヤーで暖め、ゴリゴリこじるを繰り返すうちにエンブレムが外れます。
外した台座部には、エンブレムを固定していた両面テープの基材および接着剤が大量に残りますので、これを根気よく剥がしていきます。
基材はカッターナイフ+ドライヤーの熱で。
接着剤はZippoのオイルで綺麗に剥がれてくれます。
基材や接着剤が残っていると、新しいエンブレムと台座部との密着が悪くなり、エンブレムの浮きや、剥がれの原因となりますので、気長に丁寧に除去してください。
あとは新品エンブレムを貼り付けるだけ。
エンブレム下端には突起があり、台座側の穴と合わせる事により真っ直ぐに貼る事が出来ます。
最後に黒い樹脂部をパチンパチンとはめ込んで、ボンネット裏の定位置にナットで固定すれば終了です。
ってことで、簡単な内職完了です。
Posted at 2015/04/29 15:30:47 | |
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