
早いもので、
レガシィとの別れから2か月近く経ちました。
最初の1週間位は、なんだか悲しくて、心にぽっかり穴が開いたみたいな…
時間が経ち、気持ち的にも区切りがついたと思います。
お別れしたレガシィ、実は買取りに出しました。
買取に出すのは初めてでしたが、色々といい経験が出来ました。
これを年内に書いておかないと、なんだかレガシィの話は完結しないような気がするので、
経験談として書いておくことにします。
長文になりますが…(^^ゞ
話は夏にさかのぼります。
レガシィに不具合が見つかったため、Dさんへ修理の見積りに行きました。
この先を考えると、修理するか乗り換えるかを考える内容でした…。
そこで、下取り査定もしてもらうことに。
結果、
10万キロ越えで、約8年という年数もあり
思ったほど値段はつきませんでした。
それから毎日、修理か買い替えかで思い悩む日々…(´ε`;)
2か月後。
考えた末に、アウディで次期愛車を購入することが決定しました。
そこで、改めてレガシィの査定してもらうととなりましたが…
なんと、スバルの半値以下という結果になりました。
比較的きれいに乗っていたし、一応、限定車なのに。
そんな値段なんて、レガシィがあまりにも可哀そうです。(ノД`)・゜・。
2か月の間に値が下がったのはもちろん、
アウディとスバルでは査定のポイントも違うだろうし
販路の関係もあるのかもしれない。
アウディの担当の方も、買取店の方が高く買ってもらえるので
下取りでなくてもかまいませんと言ってくれました。
本当は、下取りの方が色々と楽だし安心なんだけど
背伸びしてS3を買ったから、そうも言ってられない懐事情もあり…(笑)
買取店に狙いを定めることにしました!
大事にしていた愛車だから、
市場はどうあれ我々にとっては価値のある車。
少しでも高く買っていただきたいのが心情。
(。・・。)(。..。)ウン
自分なりに買取について調べた結果、
複数で査定をして比較したほうがいいということと、
出張見積りで入札形式にしたほうが、高く売れる可能性があることが分りました。
これはやるしかありません!(`・ω・´)シャキーン
まずは、WEBでよく見かける一括査定に申込みしました。
申し込んだら、すごい数の連絡がくるのかな?と思いましたが
意外にも、まともに連絡がついたのは2社だけでした。
なんだか拍子抜け。(^^;
連絡の取れた
J社と
C社に、まずは出張見積りのお願いをしました。
うまく連絡がつかなかった
B社も、結局は来てくれることになりました。
同時に、有力候補と見ていた
A社にも連絡したものの、
たまたま社員研修でどうしても都合がつかず…脱落。(笑)
もう一つ、期待していた
T社も予定が合わず脱落。
最後に、一括申込みではなぜか連絡が来なかった
G社は
改めてWEBサイトから直接申し込みをしました。
申し込んだその日から、査定バトルが始まっていた。
すでに査定の日は決めたのに、もっと早い日は無いですか?という連絡が来ます。
1日でも、数時間でも、ほかの業者よりも早く来ようとします。(笑)
G社以外はすべてそういった類の電話が入りました。
しかし…それに応じたら作戦が台無し。
予定通りで!と、きっぱり言い切ります。(`・ω・´)
査定前の準備として、出来る範囲で純正戻しをしておきます。
久しぶりに日の目を見た純正グリルは、メッキが曇っていたけど
磨いたらきれいになった♪
そして最後の仕上げ。洗車をしてピッカピカになりました!
どこに出しても恥ずかしくありません。
あとは査定を待つばかり…。
まずはJ社、C社と続けてやってきました。
一通り挨拶と話をしていると、少し遅れてB社も登場。
他の2社に比べると、若くてちょっぴりチャラい印象でした。(失礼)
いよいよ査定開始!
エンジンをかけたり、車検証を見たり、下から覗き込んだり…
各社とも、隅々までチェックしていきます。
もちろん、不具合の方はお伝えしておきました。
後で問題が起きたら困りますしね~。(^_^;
査定会社にも、それぞれ特徴があるようで
C社の営業さんは、合間合間に積極的にレガシィの話をしたり
世間話程度に、色々と車の事を褒めてくれたり。
とにかく、この車が本当に欲しいんだなと伝わってきます。
これが作戦なのか、本当にいい人なのかはわかりませんが
思わず売りたいという気持ちになりました(笑)
J社は勝つ見込みがないと思っていたんでしょうか。
他の会社に比べて、やや消極的な印象でした。
ちょいチャラいB社のお兄さんは、とにかくおしゃべり。
他の業者が席を外した隙に、「あの会社は…」とか、ちょいちょい足を引っ張る発言。
それはいかがなものかなあって思いました。(;´∀`)
各社の査定がほぼ終わった頃に、遅れてG社が登場しました。
それまで和やかだった査定会社の方々の視線が集まり
一瞬、空気がピリッと張りつめたのが分かりました。
強敵現る!といったところでしょうか。(笑)
G社にも同様に、現状とこちらの希望を伝えると、すぐに査定を開始。
待たせているという状況もあっただろうけど
無駄口たたかず淡々と査定を続けます。
とてもビジネスライクな印象でした。
とにかく電話が長かった。
G社の査定を待つ間、どうやって買取を決めましょうかという話になり…
人に寄り添う作戦のC社は、
話し合いを重ねて、少しでも希望の金額に近づけたいという。
J社は長期戦は無駄と踏んだのでしょう、
入札で一発勝負にしたいとの申し出。
B社のお兄さんは、
一発勝負で行きましょう!とやる気満々。
G社だけは、
競りという方法もありますよという提案でした。
うーん、各社意見がバラバラ。(笑)
これはどうしたもんかな?と思っていたら、
G社がいない隙に、こっそりヒントを教えてもらいました。
基本的にどの会社も、本部からの通達で、出せる金額の上限が決まっている。
その最高額を引き出そうと思うのであれば入札がいいですよと。
もしも競りになった場合、1番高い所と、2番目との金額に開きがあったとしよう。
1番高い所の最高額を引き出す前に、競りが終了してしまう可能性があるのです。
ああ!ナルホド~( ̄△ ̄)
1番にはまだ余力があるというのに、
2番目よりも少しだけ高い金額まで来たところで、
競りが終了してしまうということになるのか。
こりゃ、いいこと聞いた♪
ということで
入札形式にして、シンプルに一番高額な金額を提示した所に買取していただきます!
ここで各社条件の摺合せをします。
査定は、純正ホイールとスタッドレスも込みで金額を出すという事と
後で金額を乗せたりする「抜け駆け」は絶対にしないとの取り決めをしました。
いざ入札スタート!((((o゚▽゚)o)))
まずは各社、名刺の裏に金額を書いてもらい
それを伏せた状態で、私に提出してもらいます。
出そろったところで価格チェック!
各社いくらで買い取ってくれるのか?
果たして値段が付くのか付かないのか…
緊張の一瞬です。
しかし、その差は歴然でした。
結果…
G社の圧勝!!!
負けた業者たちのどよめき。(笑)
そして金額を見せ合って、結果確認しました。
以下順位。
2番 C社
これだけうちのレガシィを欲しいと言ってくれたら
C社に売ってあげてもいいなぁという気にさせてくれましたが
その差約9万円でした。残念!
3番 J社
やはりいい金額は出せなかった様子。
最下位は自信満々だったB社
G社との価格差22万!
あの自信はなんだったんでしょう…?(o゚∀゚)ブハッ∵∴
入札後の商談は無しと決まっていたので、
一通り挨拶をした後で皆さん潔く撤収していきました。
気になるG社の正体ですが…
お気づきの方もいたかと思いますが、ガリバーでした~!(^w^)
その後、いくつか書類を記入したり、一通り手続きを終えた所で、
営業さんがこんなことを言いました。
「何時スタッドレスに変えて頂けますか?」
ん?スタッドレス??(;・∀・)
そういえば…スタッドレスを履かせて売った場合の価格差を聞いたところ
ガリバーの場合は、ホイールでの差はほとんどないとの話でした。
その時、うちはスタッドレスで値段を出しますね、と言っていたような…。
入札の取り決めをした時点で、他社はホイールもすべて込みで金額を出したいと言っていたし
J社に至っては、ホイールがあるかないかで10万近く差が出るとのことでした。
買取が決まった時点で、ホイールもすべて持っていかれると思っていましたが
ガリバーだけは、こちらの希望を考慮して、スタッドレスで値段を出してくれていたのです。
それでこの価格差…
ガリバー強し!!(;・∀・)
他の会社は、ホイールなどの装着品も込みで、トータルでの査定をしていたようですが
ガリバーの場合、社外品はあまり評価の対象にならないらしい。
これでは、カスタマイズした車は損してしまうことになりますが
純正戻しをして、少しでもパーツをばら売りしたいという人には良い話ですね。
今回は査定のチャンスが無かったけど、A社は弄ってある車の買取価格が高いとかいう噂も聞きました。
しかし、高く売れればそれでいいというものでもないと思います。
C社のように、本当に欲しいと言ってくれる所に売るというのも大いに有りです。
自分が、いかに納得して売れる店を見つけるか。
それが肝心なんじゃないでしょうか。
もうひとつ、車が高く売れる時期は、中古車の需要が高まる年明けから春かけてだそうですので
車を売るタイミングを考えている人は参考にしてみてくださいね。(゚∇^*)
具体的な金額は生々しいので伏せておきますが…
どうしても知りたい人は、オフでお会いした時にこっそり教えます。(笑)
結果、アウディでの下取り価格よりも35万プラスでの買取りとなり、
満足できる内容となりました。
やっぱり下取りよりも買取の方が高く売れる!
これは間違いないようです。
下取りにはない手間もありましたが、今回いい経験になりました。
車買取り作戦大成功!(*^^)v
おまけにホイールという、うれしい置き土産まで残りました。
レガシィ、最後までありがとう~!!o(*^▽^*)o
後日談…
それから数日後、レガシィが中古車サイトに掲載されているのを見つけました。
居場所は、なんと山口県下関市。
ちょうど去年の同じ頃、ダンナさんが数か月出張で滞在していて
ぶるーむ号で、一人で長距離走って遊びに行ったという、思い出深い場所です。
そんな場所にいるとは…なんだか不思議な縁を感じずにはいられませんでした。
そこからもう、気になって気になって
ついついチェックする日々。(笑)
2週間が過ぎた頃でしょうか。
ある日を境に、ぱたりと掲載が無くなりました。
いよいよ嫁ぎ先が決まったのかな…
もうこれ以上は知りようがないけれど
きっと良いご縁があったに違いない。
そうであってほしいと思います。(o^-^o)