オルタネーター交換

昨年末にふらっとドライブに出かけたら、何やらビニールの溶けたような、なにか熱されてるような、不穏な香りが…。

目的地の駐車場について、まず疑ったのはマフラーにビニールが引っ付いてる可能性。
覗いて見ましたが、何も無く。

気のせいかな？と思いつつ、夜になり帰路へ。
ふと電圧計を見ると、電圧低下の警告で、表示が点滅していました。
バグかな？と思いエンジンを再始動しましたが、変化なし。

ここでオルタネーターの異常か、電圧計の故障を疑いました。

電圧計は前のオーナーさんがつけたままにして下さっていたものです。
今まで不調もないし、回転数に応じて多少電圧が上下しているので、電圧計の故障は現実的とは思えません。

無事帰宅しました。
匂いもエンジンルームからしているようです。

日は変わり、親父と共に原因を探ります。

症状的には…
<異常に気づいた当日>
・電圧の異常な低下
・エンジンルームからの不穏な香り
・チェックランプは付いていない
・ヘッドライト点灯OK
・再始動OK
・走行中は回転数に合わせて電圧は上がるが、信号待ちでは電圧低下

<日を改めてチェックした時>
・バッテリー上がり

多分オルタネーターだろうと言うことで、リビルトを手配。
交換していきます。

いきなりの新旧比較。

後に前オーナーさんから、5年前にリビルトに交換していたと伺いました。
少し早いような気もしますが…

とりあえずジャッキで上げて左前のタイヤを外します。

まず上側のボルト
12mm。

下側のボルト、14mm
くっそ硬かったです。

あとオルタネーターについてるカプラーと、ハーネスクリップが8mmナットでついてるので外します。
オルタネーターにかかってるベルトも外します。
(今回は段取りしたベルトの長さが間違っていたのでベルトは交換せずに再使用です)

オルタネーターは上から抜きました。
新しいオルタネーターは逆手順で組みます。
ベルトの張り具合は親父に任せました。

バッテリーは充電してみましたが1度完全に上がってしまって不安なので、自宅に生えていた同じ容量のバッテリー(上がったことの無いやつ)を仮付。
こいつも経年してるので、新しいバッテリーは手配しました。

交換直後、充電フル満タンの時の電圧。

試走しましたが、異音はもちろん、あの不穏な香りも消えました。
夜、ヘッドライトや暖房を付けてみても、異常な低下は無くなり、14V付近で安定していました。
これで安心です！

リビルト品なので、外したコアは返却します。
バラしてみたかった…。

今回は電圧計があったおかげで早めに異常に気付くことができ、公道で不動になることなく対処できました。
電圧計は大事だよ…！！！