2021年9月22日 M112エンジンのブローバイ・バキューム・EGRホース、吸気ダクト等整備総括

2021年9月22日 156,928km

M112 V6エンジンの後部からシューっというエアー漏れ音が発生した我が愛車W210後期ワゴン(S210) E320アバンギャルドですが、この故障個所の修理及びその他周辺のホース・ダクト・ガスケットなどをリフレッシュするために8月21日にヤナセに入院しました。

皆さまは今回の整備のコスト面も気になるはずですので、先にヤナセの納品請求書をご紹介致します。
こちらが1ページ目です。

そして2ページ目です。
ご覧の通りヤナセに支払った金額は108,790円でした。
この他に台湾から取り寄せたインマニ前面下部のホースを購入した送料込みコストが10,800円掛かっていますので、合計で119,590円ということになります。

入院前に事前に取り寄せてもらった部品はこちらです。
吸気ダクトも取り付けステーにクラックが入るなど劣化が顕著でしたので、今回部品廃番になる前に新品を入手して交換することにしました。
今回の一連の整備でこの写真に含まれないものは、
1. 台湾から輸入したバキュームホース
2. ブローバイホース3本とコネクタ3個
です。

今回のエアー漏れ音の原因ですが、エンジン後部にあるブローバイホースのコネクタ(ゴム部品)の劣化による断裂が原因でした。
ご覧の通りバックリと裂けております。。。
この部品はエンジンの右バンクと左バンクからのブローバイホースを連結しているパーツです。
エンジン後方の熱抜けの悪い部分に存在するゴムパーツであり、車齢が丁度20歳の我が愛車ですのでゴム部品は各部限界が来ていますね。

今回はEGRバルブ回りのゴムホースの交換を容易に実施する目的、およびインマニ前面底部から出ているバキュームホースを交換するために、インマニを脱着することにしました。

インマニ前面底部から出ているホースというのがコチラです。
こちらもゴムホース部が断裂しておりました。。。
このホースは純正部品の供給がもともと存在せず、この部分の修理は何とインマニの新品交換が通常のステップらしいです。。。
今回はメカニックの方とサービス担当の方々から、社外品でこのホースが出ているので購入して持ち込んで欲しいと提案されました。
ヤナセという一番お堅いとされているディーラーですが、いつも色々と目から鱗というレベルのご提案をいつも頂けるので心から信頼して作業をお願い出来ます。

整備完了後の写真ですが、残念ながら見た目では何も変化点がありません。。。
我が愛車を常に新車時に近い状態で維持することだけを心掛けて約10年が経過しました。
私が2012年にこのクルマを中古購入した時と比較して、10年弱経過した現在2021年9月の状態の方が圧倒的に良い状態であるという自信があります。
今後も見た目で変化点が出るようなことはないと思いますが、今後も地味に地道にチマチマと整備を続けて行こうと思っています。