2023年5月13日 金谷オートサービスでTEREXS実施中に車体下部の目視チェックを実施

2023年5月13日 168,262km

先週土曜日に我が愛車W210後期ワゴン(S210) E320アバンギャルドのTEREXSエンジン内部洗浄を施工したのは既報の通りです。
その際にリフトで持ち上げた車両下部から近々実施のフロント足回りの様子を観察してみました。

足回りには関係ありませんが、リアクランクシールの漏れは相変わらずですね。。。
しっかりと垂れています。

左フロントロアアームブッシュの後ろ側が完全に亀裂が入っており、まさにグダグダな状態です。

右フロントのロアアームブッシュの切れは見つかりませんでしたが、変え時のタイミングだと思います。

右フロント足回りの全体写真です。
ここに見えている足回り部品では、一番上にあるアッパーリンクとスプリング以外全てのパーツを交換します。
見えている限りだと、
1. ロアアームのブッシュ類交換
2. ロアアームとナックルを接続しているボールジョイント交換
3. インナータイロッド交換
4. タイロッドエンド交換
5. ステアリングラックブーツ交換
6. スタビライザーブッシュ交換
7. スタビライザーリンクロッド交換
8. ショックアブソーバー交換

左フロントも右と全く同じ部品を交換します。

前回お話ししたステアリングラックブーツですが、リスクの高いマイレ製の予備部品を使用することは中止しヤナセでメルセデス・ベンツ純正部品を注文しました。
既に昨日(5月16日)に届いたようなので、本日5月17日にヤナセに行ってピックアップしてきます。
さすが円安のこの時期なので、2個で11000円程の価格でした。。。
ラックブーツはこの写真のように微妙に屈曲する部品なので、しっかりと製造出来ていない糞パーツを使うと数年でパックリ割れるリスクがあります。
この写真のブーツは製造時から交換されていない22年間熟成されたものですが、まだ一切割れが出ていない優秀な製品でした。

ロアアームとナックルを接続しているボールジョイントですが、特に割れも出ていませんでした。
それでも実際に取り外してみると恐らく軸がクキクキと簡単に動いてしまう状態になっていると思います。
思い切って劣化した部品を全部交換してしまうと、懸念点が解消されてとても気持ちの良い乗り心地になります。
DIYで自宅で交換できるのならば話は違いますが、業者に依頼する場合はまとめて整備をした方が圧倒的に工賃をセーブできるのでまとめて整備をおススメします。

スタビブッシュは切れもある上に穴が横に広がってしまっていて寿命ですね。
何故かW210ではスタビブッシュとリンクロッドを新品交換しても相性の問題で音が鳴ることが間々あります。
今回は一発で異音無しで気持ち良い状態になってくれることを期待します。

反対側のスタビブッシュも穴が完全に広がっていますね。。。

2019年のリア足回り全交換の際にDIY塗装をしたマフラーは腐食はほとんど進まず、まだ銀色の耐熱塗装の色もまだしっかり残っていますね。
マフラーは既に新品の入手が困難なので、何とかこの純正品を大切に使用して行こうと思います。