プログラミングが出来るってことの定義

以下の記事が気になったので、プログラミングが出来るっていう定義を考えてみようと・・・。

アラフォーがプログラミングを習得すると、どんな未来やメリットが待っているか？
https://news.yahoo.co.jp/articles/6951bdad48345be984b9af25ad1d077ce5cf829d?page=1


皆さん、プログラミングを習得するっていうと、どんなイメージ持たれます？
個人的には、プログラミングっていう抽象的な言葉を使って「習得」するイメージが持てないんですよね・・・。プログラミング・・・いい響きですが、説明っていうと難しいかな・・・って思ってしまう。

私なりの解釈になりますが、「指定された言語でアプリを作る」ことをプログラミングと思っています。皆さんは、どう思いますか・・・？

上記の言葉を正と考えると「指定された言語」で「作る」ことができれば習得できたことになりますね！

じゃあ、「指定された言語」とはどういうものがあるか・・・。
私はスマホアプリエンジニアなので、扱える言語は以下になります。

・Swift（iPhoneアプリ）
・Kotlin（Androidアプリ）
・Java（Android、サーバーサイド）
・Dart（Flutter）
・Typescript（フロントエンド）
・Javascript（フロントエンド）
・C言語、C++、なんだかその他いろいろ・・・

って感じですが、このなかでもSwift、Kotlin、Dart、Typescriptあたりがメイン言語かなってところです。

もちろん、仕事、趣味のなかでも上記を利用してアプリ作ったりしているので、「作る」ことができるって意味だと、すでに習得済みなのかもしれません。

ただ、我々プロのプログラマー（なんのこっちゃ？）としては、「作れる」だけでは習得したことにならなかったりします。こういっちゃ何ですが、作るだけなら素人でもできるし・・・。

では素人と我々の違いって何？ってことです。
我々が常に考えながらプログラミングすることの一つに保守性があります。
自分が組んだプログラムも、いつか自分以外の人が見る機会があると思います。そのときに、自分以外の人がプログラムを見たときでも、そのプログラムの内容が分かるように書いていくってこと。
チームで多人数で組む場合、多人数に役割分担できるように設計を考えないといけない。こういうのをコーディング設計っていうのですが、素人さんの独学だと、そこまで頭が回らないんだよね。

なお、昔だとプログラム上に処理の意味を示したコメントを残すという文化もありましたが、オブジェクト指向言語メインの現在ではアーキテクチャコンポーネントの進化とともに、あまりコメントをプログラム上に記載しなくなってきております。10年以上前のSier時代には、プログラム上にコメントぎっしりっていうのを見ていましたが、ここ最近ではコメント自体が邪魔になってきており、コーディング設計がしっかりしていれば、わざわざコメント不要なんだよね。

逆にコメント書かないと理解できないようなコーディングするようなプログラマーは、習得なんて先のさき・・・って感じ。

話が脱線しちゃっているけど、自分が思っているプログラミングができる定義は作ることではなく、作る先のことを考えられるかってことだな。

って偉そうにいっているけど、自分でも上記は毎回課題としていて、アプリ作るたびに自問自答しています。

あぁ・・・、もうこんな時間。
寝ます。