2017年08月17日
今の時代のカスタムパーツを観ると
機能性や運動性能を上げるというよりも
見た目、どれくらい車高が落とせるのかという愚かな捉え方でパーツを買う人が多い。
または誰かが着けていて薦められたから・・・
私は今の愛車のCX-5を購入してから そこそこは好い感触なんだけど
初期中期に視られるバネレートとダンパーのミスマッチに試乗では見えなかった
乗り辛さに耐えられなかったから悩んだ。
ショップさんや、メーカさんへ問い合わせる度に話が一致するのは
「今カスタムをしたい人の大半が乗り心地と、どれくらい車高を落とせるか?」
なんだそうだ・・・
今から20数年前くらいまで車高調なんてのは高嶺の花
本気で峠やサーキット、最高速やらC-1を攻める人しか手にしようと思わなかった高価な部品
おまけにOH出来るメーカーも少なく使い捨て
その頃よりも進んで、OH対応やら保証も付いている現代のなんて良い時代なんだろう。
私のKE2AWは数々の仕様変更を重ね
良くも悪くもハイスピードコーナーリングマシンになってしまったw
補強パーツを入れる度に悩み、タイヤを換える度に悩み
遠出をして燃費自慢するよりも峠やグルグルループコースで熟成させていった時間は楽しさ半分
悩み半分といった所だろうか、
昔と変わらん。大人になりきれないw
でも、エンジン開けて大幅なチューニングが出来ない反面
足廻りで楽しめるし、そこだけ煮詰めていけば。。。なんてホッとする気持ちも強かった。
リプロされる度に遅くなるSKY-D
それでも脚が勝れば、ちょっとしたスポーツカーや高価なヨーロッパのSUVをコーナーで追い詰めて
パス出来る
組成が良いシャシだから、ノーマルの延長線上を常にゴールを置いて創り上げた。
エスティマやオデッセイRBみたいに低重心でないので
その部分での悩みは解決はされる事はないんだけど。
気持ちよく速く走れるバネレートの限界値も見極められた。
故に、家にはスプリングが何セットも置物になっている・・・バカだ。。。
でも、もう一年前には ほぼ完成の域まで達する事が出来た
色々な答えと妥協点、限界点も見極められたと思う
吊るしのバネレートの頃は、あれこれ減衰を弄ったり車高を弄ったり
空気圧を変えたりして求めるモノにするまで随分ダンパーを苛めたんだと思う、
OHは2万キロ
でもセットが決まると弄ったり調整する幅も小変更で済み
3万キロ以上も機能的に保てたと思う。
OH二回目でも良かったのだが、ネックとしてフロントストラットなので強度面とOH料金との
差額が少なく、ウレタンブッシュも5万キロ走ればヘタって来ていて当たり前
なので今度の新しい車高調は現状維持でリアのバネを1インチ長くすること。
吊るしで得られないコーナーリング
それは、とてもとても楽しい領域。
一番頭を悩ませたのは、オートエグゼのフロアクロスバーだったなw
あれを生かす為に幾ら費やした事やらwww
Posted at 2017/08/17 02:41:23 | |
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