昨日、TC1000でのサーキット練習会に参加して参りました。
TC1000は昨年の11月くらいにSST(オートマエボX)で走って以来の2度目の走行で、MTへ乗り換えてからは初走行です。
今回の練習会で最も印象に残っているのは、荷重移動の大切さです。
コーナー進入前にブレーキをがつんと踏む、荷重がフロントへ移る、そこでステアリングをグイっときってやる!
すると、自然とノーズが入って、車がすんなり曲がっていくんです。
何を今更?そんなん誰でも知ってるじゃん!と思う方がほとんどでしょうが、僕レベルだと、頭では(知識上は)わかっていても実際にそれが出来るのか・感じられるのか、というと、まったく出来ていませんでした。
最初の走行、ASC(スタビリティコントロール)を1OFFの状態で、第1コーナー、第2コーナー、第3コーナー・・・と順に抜けていくと、
まったく曲がらん。゜゜(´□`。)°゜。
何が電子制御や!ドアンダーやんけ!
と思わず毒づきたくなるほどの全コーナーでアンダーの連続です。
(おまけにシフトミスもしまくりw)
悩みながら走行を続けていくも、車は全然曲がらないまま・・・。
そんな自分に嫌気が差しているところで、転機が訪れました。
師匠のエボの横に乗せて貰ったのです。
そこで初めて、
「荷重が前に移る」ということを感じることが出来ました。
これが大きかった!
師匠の車から降り、あの感覚を忘れないうちに試そうと、さっそく自分のエボでコースイン。
第1コーナー、ブレーキをがっつり踏む、荷重が前に移る、ここやぁ!とステアリングを切る!
すると、それまでドアンダーだったエボがすすっと曲がっていくではないですか!
気持ちいい!何これ!?同じ車なの!?ってくらい曲がる。
この感覚に気付いてから、走りが変わりました。
もちろん失敗もあって、アンダーが出てしまうこともあるんですが、それまでのわけもわからずガムシャラにただ走っているだけの時間よりも、とても実りのある時間となりました。
昨日は、とても得る物の大きな練習となりました。
「エボは電子制御パワーで誰が運転しても速いんでしょ?」と良く言われますが、そんなことはないですね。
いくら電子制御が優れていても、車は物理の力の元から脱することは出来ません。
車を曲げるための根本のテクニックがないと、電子制御の恩恵を受けることが出来る領域まで達することが出来ないんですよ。
やはり、サーキットやジムカーナでの練習って大事です。
それまでの自分よりも数段レベルアップ出来ますし、公道では出来ないことをいっぱい経験出来ます。
僕はエボの電子制御を有効に引き出す、というレベルにはまだまだ達していません。
まずは車を曲げる!という根本のテクニックの習得を目指して、これからも練習をしていきたいと思います。
次回は来月にジムカーナをやりに行く予定です。今から楽しみで仕方がありません。
【写真編】
あまり撮れていませんが、何枚か。
①走行前 @なんかすごい車達に挟まれた・・・。
②クーリング中
③グローブとヘルメット
④走行終了後のカーナビ画面
※カーナビの仕様なのか?走行軌跡がなんか変。
⑤走行終了後、ガソリンもすっからかんw
【番外編】
①エンジンオイル交換
本日、いつものスタンドでやって貰いました。
ピットを他車が使用中だったため、店員さんがジャッキアップで対応。
大変そうです・・・。いつもありがとうございます。
Posted at 2015/10/03 14:07:55 | |
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