MTのエボXへ乗り換えてから、ちょうど1ヶ月が経ちました。
なかなか乗る時間がなく、まだ1000kmちょいしか乗れていませんが、以前乗っていた1型のSSTと現在乗っている2型のMTの違いをメモしておこうと思います。
Wikipediaによると、2型の変更点(マイチェンポイント)については下記のように記載されています。
・2型マイチェン内容
2008年10月9日
マイナーチェンジ。リアコンビランプのエクステンション部をレッド塗装からブラック塗装とし、エンジンは280PSから300PSに出力アップされた。その他、RS以外のインテリアや機能性もいくつか向上された。またBBSのホイールや本革レカロシート、HDDナビゲーションを標準装備し静寂性や運動性能を高めた新グレード「GSR-Premium」を追加した。キャッチコピーは“To The Premium Driving”となり、全体的に高級感を高めた改良となった。
引用終わり。
ポイントとなるのは3つです。
①リアランプのレッド塗装からブラック塗装へ変更
②インテリアの変更
③エンジンが280馬力から300馬力へUP(なお最大トルク値43.0kg-m/3500rpmで同一。)
さぁここまで整理したところで、実際はどのようになっているのかを比較してみたいと思います。
なお、比較対象は1型GSR SST車と2型GSR MT車で、両車フルノーマル。
レザー等のオプションは付いていない車両になります。
①リアランプ
1)1型
2)2型

なるほど、Ⅷ以降のCT系と同じようなデザインへ変更になりました。
1型のまるで
充血した眼みたいな真っ赤なランプも気に入っていましたが、マッシブな印象になるブラック塗装もカッコいいっすね。
②インテリア
※1型のインテリアは撮影していなかったので割愛。写真は全て2型のものです。
1)サイドブレーキ
2)ドア周り
サイドブレーキ、ドア周りは1型では全てプラスチックオンリーでしたが、
2型では布が巻かれ、居住性と質感が若干UPしました。
3)ドリンクホルダー
1型にはついていなかったカバー(?)が追加になりました。
しかし、
たいして使いもしないこのカバーのせいでドリンクホルダーのサイズが小さくなったため、大柄なマイスマホ(XperiaZ)を置いておくことが出来なくなりました。・゜・(/Д`)・゜・。
4)エアコンパネル下収納スペース

ここにも、1型にはついていなかったカバーが上・下の2枚に分かれて追加されました。
1型では、この部分はドンガラになっていたため、ナビへ接続するiPodのコードとiPod本体、レーダー探知機のコード類やETC、その他諸々を収納することが出来ました。
しかし、カバーが追加されたせいでそれも出来なくなり、レーダー探知機のコードは剥き出し、iPodもグローブボックスへ設置するハメになりました。・゜・(/Д`)・゜・。
唯一、ETCだけは以前よりもキレイに収めることが出来るようになった点だけは良かったかな?
レーダー探知機は電源直取りコードを購入したので、近々キレイに収めることが出来ると思います。(これに関しては1型の頃からどうにかしたいと思っていたのでちょうど良い機会だったかもしれません)
室内全体の質感は向上していますが、収納性は悪化したと言ってよいと思います。
気付いたのはこのくらいかな?
以上で比較を終了します。
今後、追加で気付いた点が出てきたらまた追記します。
なお、③のエンジンについては、前車はECUデータを変更して馬力等上げてありましたので比較はしないこととします。
~番外編~
前車と今車の違いを比べてみようとおもいます。
①フロントマスク
1)前車
2)今車
前車はオプションのスタイリッシュエクステリア装備だったので、顔の一部がグレー塗装になり、シルバーメッキになっています。
今車は通常のオールブラック塗装です。個人的にはスタイリッシュエクステリア装備の顔のほうが好きでしたが、皆さんは如何ですか?
②メーター
1)前車
2)今車
1型と2型で変更はありませんが、SSTとMTなのでマルチインフォメーションモニターの表示内容に差異があります。
SSTではギア数とSST制御モードが表示される部分が、MTでは外気温が表示されています。
MTのモニターは外気温以外に表示を変更することが出来ないため、何だか味気なく、もうちょっとなんとかならなかったのか?とも思います。
(まぁこの点は3型以降のモデルではインフォメーションモニターがカラー化されるにあたり、表示内容も変更になっているようなので改善されているんですけどね)
VAB型のWRXみたいに、MT車であっても現在のギア数が表示されるモードがあってもよかったのにな~と思います。
そうそう、ビジュアルとは関係ありませんが、ギア数の話が出てきたのでついでに記載しますが、皆さん気になっていると思う「燃費」について!
エボXのギア数は、SSTでは6速でMTは5速となっています。
なぜSSTとMTでギア数が異なるのか?
ネットで調べた情報によると、三菱曰く「ラリーやジムカーナなどのスポーツ競技シーンでは、6速を使うことはほとんどないため、競技に使用するユーザーが選択すると思われるMT車は、あえて5速を選定した」ということでした。
さて、それでは実際のところの利便性や燃費はどうか?というと・・・
下道での使用はそんなに不便ではないです。
都会の混み合った道では5速まで入れること自体がそんなにないですし。
高速道路では、100km/hで巡航した場合、SSTでは6速で2600回転前後であるのに対し、MTでは5速で2800回転前後となります。
回転数が高くなってしまうため、どうしても
MTのほうが燃費は若干悪くなってしまいました。
上記の写真は、GWに千葉~実家間の約380km程を移動した後の燃費計を写したものですが、MTでは11.2km/Lとなりました。これがSSTだと、いつも大体11.7km/Lくらい、良い時だと12km/Lに届くこともあったので、燃費面ではSSTのほうが良かったです。
(そもそも、シフトチェンジのタイミングや変速プログラムが優れていたので、Normalモードで待ち乗りをすると、僕がMTで運転するよりも断然燃費は良かったという・・・。もっとMTの運転の練習しなきゃorz)
回転数の上昇に伴い、エンジン音も大きくなるので、室内環境も若干悪化しました。
と、ファミリーカーとしてみた場合はデメリットのほうが大きいような書き方をしましたが、エボは曲がりなりにもスポーツカーです。
そういうことを気にするのも野暮ってもんですw
直近までSST乗っていた奴が言うのもなんですが・・・(汗
やはりMTの運転の面白さは格別なものがありますので、僕はMTへ乗り換えたことについては後悔していません。(むしろ乗り換えて良かったと思っています)
以上で前車と今車の比較を終了します。
なんやかんや書いてきましたが、前車も今車も僕は大好きです。
今後も長くエボと付き合っていきたいと思います!