ATF交換

9G-TRONICのATF交換をしました(*´з`)

やんなくて良いとも言われたしなんだけど、やった方が良いのでやってみました。

7Gと比べて費用は掛かります。
今回何だかんだ5万円以上・・・

まずはこのドランプラグをSSTにて外します。
1-2-3-4と刻印してあるのは意味あります。

1がSST取り外し取り付け・オイル注入
2が少量調整用ですがあんまり関係ない
3が油量調整
4が排出

SSTにてドレンを外します。
これ、ちゃんとオイルが手に掛からないようになってるのかも。
でもその先の工程でめっちゃ掛かりますｗｗｗ

SSTを1ポジションでしっかり差し込み（切り欠きがあります）4ポジションにします。
そうする事でオイルが排出されます。

フロアジャッキでリアドライブシャフト付け根辺りを木片などで支えてから、ミッションブラケット？を外します。
10mmとメスのトルクスE12を使います。
通常モデルと違うブラケット兼補強ですね。AMGの刻印があるのね～

オイルパンを外すのにメスのトルクスE10を使い外しますが、慎重に外さないとオイルダダこぼしします(;´･ω･)

段ボール敷いたりしつつ、オイル受けをうまくコントロールします・・・

ミッション本体のガスケットが当たる部分を脱脂してから、オイルパンを取り付けます。
新品のボルトで仮止めした後、4Nmで締め付け90°締め付けます。

今回、社外のオイルパンですがドレンが純正と仕組みが違うので注意です。
六角の10か12だったような？

だから注入用にSSTがセットに入ってたのか！

トルコンからも抜けるとの事でしたが、エンジン掛けて回ってるの見てもドレンの残像がない・・・
しかもクランクプーリー回すのにインタークーラーが邪魔して回せないので、トルコンから抜くのは諦めました（汗）

・追記
ドレンがあるのとないのがあるようです？
ドレンがあるタイプは10L、ないタイプは6Lのオイルを用意すればOKのようです。
出来るならここを覗いて事前に確認しましょう。

トルコンから抜けるタイプは診断機のエア抜きやった方が良いかも？
自分はやりませんでしたが、特段問題ないですが自己責任です。

今回チャレンジしたのはDSGオイル交換と似ていたからというのも。
オイルパン部分だけ変えて、DSGのSSTを流用しました。

こんな感じで重力を利用して注入します。
圧送の方が速いし、海外あさってもこの方法でやってたのは1件のみ・・・

ドイツ人この方法好きだね。

こんな感じでオイル注入しつつ、カッターで切り込み入れて即席で注入ボトルにしちゃいました(*´з`)

入っていかなかったらホースをモミモミしてあげれば入っていきます。

最初に抜けたオイルは4リッター強なので、新油を同量注入してからエンジン掛けて循環させます。
そこからまたオイルパンのオイルを抜いて（1リッター強）から新油を補充を繰り返します。
10リッター用意してるので、塩梅見ながらやっていきます。
あんまりエンジン掛けてると触媒がチンチンになるので注意（ホース溶けます）

画像は最初に抜けたオイルの新旧比較ですが、それなりに汚れていますね。

最後に油量調整します。
C43はAMGモードがあるので油温を見れるようにしてから、アイドリングでミッション油温を40℃まで上げます。
ダイアグで見ても同じなので、ここで見た方が手っ取り早いです。

4輪上げてるので、DやRにして馴染ませます。

40℃になったらポジション3にして油量調整します。
タラタラぐらいになったら調整終了です。
ポジション1にしてドレンボルトを装着して終了。

オイルフィルター（ストレーナー）です。
9Gになったら汚れにくいという記事も見ましたが、さほど汚れてる感じもなく。

こいつが部品単体で出ないので、オイルパン毎交換となります（怒）
何が環境保護でEVだよ（ケッ）こいつとガスケットだけ交換出来た方が省資源になるのでは？？？
プラは歪むってのもあるかもだけど・・・

メインフィルター？
さほど汚れてる感じもなく。

サブフィルター？
こちらも同様。
マグネットもウニみたいになってる事もなかったです。

交換後、変速が滑らかになったと思いました。
C43買う前に試乗した後期220dはショックもなくスムーズでしたが、43は多分味付けで変速ショックがあります。
が、これが交換前と比べて滑らかに繋がるように思えます。

こうやるとDSGの方が100倍やりやすいです。
フィルターの汚れ具合からして、次回数回はオイルだけでも良いような（自己責任）

交換距離：55235km

・おまけ

ポジション1
SST取り外し・取り付けと注入。
一番上のシャッターが開いています。

ポジション2
少量調整用。
殆ど使わない。超音波測定器用？

ポジション3
油量調整。
ミッション油温を35～45℃まで上げてから
このポジションにして調整します。

ポジション4
排出。
ただし、この高さなのでオイルパンには結構残ります。
海外ではここにエクステンションをぶち込んで壊し、より多く排出させる方法を取る方もいました。

zeroさんからATリセット方法を教えてもらったので追記。

・キーポジションON（2回押しor回し）
・アクセルを15秒踏み続ける
・アクセル踏んだままキーポジションOFF
・アクセル離す
・そのまま2分待つ（どのドアも開けない）

・追記
スコさんの記事に回答的な？
私の買ったSSTと社外オイルパンに付いていた注入用のドレンはちゃんと締まりました。
物が違うのかなぁ？？？

・追記
オイルパンの磁石の鉄粉ですが、こんなもんしか付いてなかったです。