ゆでガエル

昨日は、休日返上でお仕事、というか、研修でした。(-_-;)

カエルを熱湯につけると驚いて飛び出すが、ぬるま湯の中にカエルを入れ、徐々に温めていくと居心地が良くなって飛び出そうとせずに、最後には死に至るほどの熱さにも気付かず、ゆであがって死んでしまう。

これを “ゆでガエル現象” といい、ビジネス社会で「ぬるま湯にどっぷりと浸かって、マンネリ状態に気が付かない」ことの例えに良く使われるようです。

つまり、慣れた環境に浸りすぎると、徐々に変わっていく環境変化に気づかず、変化を察知した時には遅すぎて手が打てなくなってしまう ということです。

環境に合わせて事業方針を変えて行かなければならないことはわかっていても、思いきったことができない。少しでも成果が出ると「今までのやり方でいいんだ」と満足してしまう。
 特に、ベテランほど従来の手法に固執する傾向も見受けられる。

ゆでガエルになっている時には、今までと違うことをしていると思い込んでいるだけで、マンネリ状態から脱却できず、同じ事を繰り返して目標だけを下げていく傾向になってしまう。 

このぬるま湯体質を変えるためには、経営陣も従業員も全員が常に高い目標を持ち、これまでとはまったく違う発想と行動を起こさなければならない。
そのための業務体制や人要体制を見直して、新たな態勢を再構築する必要である。

・・・と、まぁ、ゆでガエル状態から脱却するためのお勉強でした。