地獄の８０年代のＣＤ

以前に親戚の家の押入れから発掘した、大量の８０ｓアイドルのレコード。
あれはゴミ同然でした。１円でも買わないようなもの。
タダでも要らない、そんなものでした。



こちらのような、お宝レコードは１枚も存在しなかったのでした。

そんな８０ｓアイドルのこちらのＣＤの旧規格盤



岡田有希子の当時発売されたＣＤ。
とある中古レコードショップにて、「こんなもの１０００円程度で買えるだろう」と思い、
確認すると、何と１枚３０００円と言う強気な価格で売られていた。
当時、ＣＤが普及し始めた頃で、レコード、カセット、ＣＤの３つのフォーマットから
販売されていました。同じタイトルでも、レコードはゴミ同然の価格で売られているのに。

さて、この岡田有希子のＣＤを観察して見る。
この年代のＣＤは帯が非常に厄介です。
レコードは、紙のジャケットにタスキを巻けば良いが、ＣＤはプラケース。
試行錯誤していたのでしょうか？
例えばＣＢＳソニーのＣＤは「箱帯」と呼ばれている、
箱型の帯をプラケースの外に被せるもの。
箱型になっているので、プラケースの中に収納出来ない、とにかく邪魔な存在で、
この箱帯がまともに残った状態のＣＤが少なく、高値になる事も、



こちらのＣＤも帯が厄介でした。
「シール帯」で、プラケースに直接貼り付けられたタイプ。
プラケースを開くのにいちいち気を遣う。ケースに収納出来ないので
帯の背部分が日焼けして色落ちしたものが多い。



こちらは「巻き込みタイプ」プラケースに帯を挟むもの。ケースに収納出来るが、
巻き込んだまま保管する事を想定しているので、こちらも邪魔であるが、
ジャケットデザインを損なわないのが良い。

プラケースに接着剤で直接貼り付けられたものも普及していました。
帯に接着剤の痕がくっきり残ってしまい、見栄えが悪い。
最初は、そう言う仕様だと知らずに、傷物だと勘違いしてました。

さて、次は中身の確認。



ＣＤ不況の今、映像や、イベント参加券等、様々な特典を付けて販売したり、
複数枚購入させる為に、収録曲を変えたり等、様々だが、
この当時のＣＤは、必要最低限のもので、二つ折りのジャケットに、折り込みの歌詞カード
それだけです。聴ければ良いと言う必要最低限のものです。



↑
この時代に育ったのでは無く、この時代に生まれた僕。
ＣＤからレコードに移行した僕には「？？？」です。
しかもパンクのレコードばかり聴いている自分には音質等、無縁の存在である。



こちらの発売中止になったシングル。
サンプル盤すらプレスされなかったようですが、
もしもサンプル盤のみが出回っていたとしたら、高値に？