2008年10月08日
日経平均も1万円を切りましたね。
数年前にバブル次期並みまで回復してたんですがね(見せ掛けだけ・・・)
世界全面株安に突入ですか??
原油も90ドル切っちゃったり・・・。
原油も車乗りとしては嬉しい限りですが、世界経済的なことを考えると・・・。
なぜ原油が90ドルを切るとまずいのか??
そりゃまずいでしょ。
1971年固定比率によるドルと金の交換を停止したことによる、国際金融の枠組みの大幅な変化、俗に言うニクソン・ショック
ここから金(GOLD)実態本位主義から証券主義とバーチャルの世界に変わっていき現代の証券主義や市場主義になったわけですが・・・・。
一般的なレバー比では飽き足らず詐欺まがいの金融商品がどんどん登場・・・。
そして詐欺まがいの象徴サブプライムで完全破綻。
そして一部証券は今まで低リスク・中リスク・高リスクを一緒に混ぜたバスケット式でやっちゃったもんで、
1つがボツると他もほぼパー・・・。
今じゃただの紙切れバルクセールでも買い手なし・・・。
そこで金種があまっちゃうもんで、原油(これもバーチャル)に乗っかってみたモノの、100ドル切り・・・。しまいにゃ90ドルまで・・・。
一部先物では200ドル弱いっちゃったみたいですが、掴んだ人はいるんでしょうね?
悪い言い方すれば金融商品の1つが一気に半額ですよ(笑)
その金額まで上がるってことは掴んでる層がいるわけですからね。
数ある金融商品が崩壊し、悪い言い方すれば世界全体でキャッシュフローベースではお金があるように見えて
財布の中はすっからかん・・・。
日本単体でみても破綻している様なもんですからね(笑)
夕張市と一緒です。日本自体が財政再建団体みたいなもんでしょ。
アメリカもそろそろ破綻ですかね?世界の標準通貨ドルも落ちたものです。
新たな政策も期待できず寒い時代に入りそうですしね。
日本だけでなく銀行は貸し渋りに走るでしょうし・・・。
株とか金融商品手を出してないから関係ないよと思っていても。
実際に日本の年金や社会保障費の一部は運用でまかなわれていますから、
国民全員困っちゃったって事態になっているんですがね・・。
マスコミさん達はお馬鹿さんなのでそんな事黙っちゃってますが、
恐らくだいぶ目減りしてると思いますよ。大幅な元本割れは確実でしょう。
またこのような状態が続くと年金の減額、健康保険等の自己負担率の増加も
大いに考えられる状態になってきます。
また、もう一つの問題は雇用でしょうか?
倒産や企業力の低下による雇用の縮小は勿論ですが雇用層の変化が大きくなっていくのは不景気の時の現れです。
4大卒や有名大学卒の人間でも解雇や就職難に陥るとこの層が普通よりも一段下がったところで雇用される・・・。
そしてそのすぐ下の階層の人間が一段下の階層へ・・・。
この繰り返しががおきる事により新卒等の雇用というものが大幅に落ちる・・・。
困ったもんです。
麻生さんも今回の予算案大幅に景気回復費用を盛り込んでいるようですが果たしてどうなるんでしょうかね???
同じ福岡なんで多少は期待してますが、財閥?出身の方に庶民の苦しみがわかるかは微妙ですが・・・。
Posted at 2008/10/08 00:59:52 | |
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医療・社会保障問題 | 日記
2007年12月13日
最近、車ネタと合わせて医療や社会保障問題の連載をしていますが、
何故かといいますと・・・。
4月にまた改訂がありまして・・・。
まぁそんなこんなで面白いネタを掴んだので早速・・・。
2つほど・・・。
今年1年間でつぶれた病院の数ですが・・・ 。
87件!!
また、私の情報源によると・・・。
厚生労働省が12月10日にまとめた医療施設動態調査(2007年9月末概数)によれば、今年9月時点の全国の病院数は8,862施設で、前月の8,868施設から6施設減少した。昨年9月からの1年間だと87施設の減少だった。医師不足等で診療不能状況に陥る予定の病院が市民病院等で5件程度浮上しています・・・。
また、某病院のように休院になってしまった病院もありますし・・・。
約90件強ではないでしょうか?
4日1件くらい潰れてます・・・。
このままではマジで医療崩壊になっちゃいますね・・・。
ちなみに4月の改定に向けて弱冠の光が・・・。
私のmixiブログより・・・。↓
来年度の予算編成過程で厚生労働省は、医療など社会保障費の自然増のうち2,200億円の圧縮を求められていたが、薬価引き下げと後発医薬品の使用促進によって削減分を捻出予定としていた。
薬価についてはこれまでに、医療費ベースで1%(800億円)の引下げが有力視されている。
また、最近流行のジェネリック(後発医薬品)の使用促進による削減額は約200億円と見込まれており、残り1,200億円をどう確保するかの問題が浮上していた。
この解決策として具体的に、政管健保の国庫負担分を健保組合に肩代わりさせることを軸にする案が候補に浮上していたが、肩代わり案に健保連などが猛反発・・・。
このため、両者は1年間の暫定措置とすることを条件に水面下で協力を要請してきたようだ・・・。
このことからトータル2,200億円削減のめどがついたことで、本体部分引き上げの条件が整ってきたようだ・・・。
Posted at 2007/12/13 00:01:31 | |
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医療・社会保障問題 | 日記
2007年11月27日
微妙な問題なのですが・・・・。昨日のブログのコメントで928FOREVERさんからも話題に上がったので・・・。
先日の大阪の病院の患者放置に関してなのですが・・・。
mixiにアップしていた私のブログです。
先日の大阪の病院の患者放置問題についてだが、ある側面から見ると病院側に責任が大きいように感じうけられる。
しかし、病院側を悪く言うのは簡単だが、実質問題としてこのような患者の受入先が無いと言うのが一番の問題である。
悪く言うのは簡単だが、実際に病院も公的な立場ではあるが営利企業であり、ボランティアではない、人件費、医療材料とお金がかかるのは当然の事である。
また病院には病床区分にあわせて在院日数の縛りがあり、此を超えて入院させる事は原則的にできないのである。
そのような条件の中で金の払えない者を長く置いておく事は不可能である。
今回の患者はいわゆるモンスターペイシェントだったという情報もあり、医療費の未払いも250万円を超えていたようだ、その中でワーカー等が調整を図っていたかは不明だが、未払い金額の大きさから見ても、何かしらの手立ては打ってきたのであろう。
実際に日本でも医療費の未払金は増える一方で病院経営を苦しめている一つの問題でもあり、まともにお金を支払う患者がこのような患者の為に入院出来ないのであれば此もまた可笑しな話である。
病院は公的な保護施設でもなければ一般企業である、行うサービスに対し対価を支払うのは当然の事である。
病院が悪いだの社会保証がどうこう文句がある世論の気持ちもわかるが、入院費用を肩代わりする、受け入れる組織が無いのが現状である。
一番の問題は・・・。
国の政策・・・。
現行の社会保障制度!
だと・・・思われるが・・・。
医療崩壊はかなりのスピードでねじれを起こし進んできているようだ・・・。
追記
急な仕事が立て込みましてお返事が返せていませんでした申し訳ありません。
今後も来年の診療報酬の改定に向け医療ネタもアップしていきますので今後もよろいしくお願い致します。
Posted at 2007/11/27 00:20:13 | |
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医療・社会保障問題 | 日記
2007年11月25日
医者は給与が高いだの言われているが・・・。
実際に先進国の中では仕事量&責任比べるとかなり低水準である。
VIDEO
素晴らしく共感!!!
※追記・・・。
これが最近噂の初音ミクって奴らしいです。自分で作った曲を歌ってくれるというプログラムらしいのですが・・・。
おそらく製作者は何処かのDrだと思われます。
救急があるので何処かの急性期?ヘリの話があるから大学病院かな?
院長室に呼ばれる→勤務医でしょうね。
Posted at 2007/11/25 22:07:24 | |
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医療・社会保障問題 | 日記
2007年04月16日
『ICD・DPCからP4Pへ・・・。』
P4P聞きなれない言葉ですがPay for Performanceの造語です。
要するにICDに基づく包括医療、日本では一般的にDPC(診断群別包括支払方式)などと呼ばれていますが、P4Pとは包括料金から査定式というか、その活動や質に応じてインセンティブを支払うというシステムです。
日本はやっと急性期等の一部病床等が包括になる動きが進んでいますが、アメリカ等ではP4Pへすでに移行しようとしています。
今のように同じ仕事の量や偏りのでているDrの仕事のとインセンテイブの関係についての打開策になるといいのですが・・・・。
一般企業じゃ当たり前のことだからですね・・・。
とりあえずP4Pの概略についてです↓
私の所属している医療研究グループでの私のレポートの写しですが・・・。
[P4P>Pay for Performanceとは]
米国で医療機関に対し、その活動の質に応じてインセンティブを与えるプログラム。インセンティブを与えているのは、契約企業や保険会社が中心です。
※日本も今後公的保険が5割程度になることが考えられており民間の保険会社の介入が深く考えられ、包括化、もしくはP4Pの導入されるのではないかと考えられ?その支払い方法として導入されるのではというところが現状です。
[日本でのP4Pの現状]
現在日本でも電子カルテを普及させるために、電子カルテシステムを導入・利用した医療機関へ金銭を支払うといった単純なものや診療録管理に対するもの、設備に関連ものから、提供した医療の質を調査された末に支払われる複雑なものまで、インセンティブは、多岐に渡りますが本質医療そのものに対するインセンティブというものはまだ薄いのが現状です。
[P4P導入の背景]
米国は日本と違い、国民皆保険制度がありません。そのため民間保険企業が、雇用主や個人に対し、医療機関と個別に契約を行い、医療を提供する形となっています。つまり、医療費用の支出増加は企業(民間保険企業)の負担費用増加を意味します。そのなかで数年前からICDというものをはじめ包括医療、「病名・症状に対しての一定の金額を支払う」というシステムをとってきました。企業が医療の質に介入するきっかけとなったのは、1999年の米国医学研究所(Institute of Medicine:IOM)が発表した「年間最大98,000人が医療ミスで死亡」という事実を報告したレポートが発端のようです。このレポートが医療の質を向上させる活動への大きな原因となったといえます。日本も1995年より日本医療機能評価機構という厚生省の外郭団体が病院の質・医療の質というものを評価する「機能評価」というものを実施し30%近い病院が取り組んでいますが・・・・。
まだ日本では本当の医療の本当に質を評価するという段階にはいってません・・・。
米国では医療の質に対する評価、P4Pへの取組みは1990年代後半から始まっていました。HMOに代表される、医療費の抑制を目的とした民間保険がうまく機能していなかったためだと考えられます。それが、先ほどの「年間最大98,000人が医療ミスで死亡」という1999年と2001年のIOMレポートによって推進されるようになりました。
[Medicare・Medicaidへの導入]
米国政府もまったくの公的保険制度が無いというわけではなく、高齢者・障害者向けのMedicare(連邦政府による管理)と、貧困層向けのMedicaid(連邦政府と州政府による管理)という2種類の保険があります。特にMedicareによる医療費用支出は日本の公的保険制度同様、増加の一途をたどっているため、連邦政府も日本と同じように財政を圧迫する大きな問題となってます。そこで連邦政府も現在、MedicareへのP4P導入を検討しており、現在約300の医療機関に対してインセンティブを与えるテストを行ってます完全導入への日も近いかもしれません。
[P4Pのメリットと問題点]
①医療機関へのメリットは、質の高い医療を提供すれば、それに見合った報酬を受け取ることができること。同時にDrに対しても同じようにインセンティブの差別化ができ医療従事者に対しての働くモチベーションの向上等にもつながることが考えられます。・
②患者へのメリットは、質の高い安全な医療を提供している機関を利用できること。質・受けたサービスに対する支払いが出来ること
③政府・企業側のメリットは、医療費を適正化できること。
④題点は、質を測定する指標(Performance Measurement Set)が米国では各企業等で統一されていないことであり、IHA、BTE、Leapfrogはそれぞれ別の指標を使用しているという問題があります。まぁどうにか統一すれば済む問題ではありますが・・・。
※この記事の引用・転載を禁止します。
あ~長々しく難しい話を書いたら頭がパンクしそうです・・・。
~ココからは引用です~
[主なP4P推進団体]
・Bridges to Excellence(BTE)
企業(雇用主/大口支払い者)、医師、医療サービス研究員等により構成される非営利団体。医療機関に最善の治療を提供させること、患者には根拠に基づく治療を追求し、また健康の自己管理を促すことを目的としている。現在、15州100万人の利用者が参加している。
・Leapfrog Group
保険プログラムを購入、従業員に提供する立場にある大型企業が、その購買力を背景に、医療機関の質や安全性の改善に貢献していくことを目的としたイニシアチブ。2000年11月設立。医療ケアの質を高めるためには、保険を利用する大型企業がより市場に圧力をかける必要があるという、上記IOMレポートのレコメンデーションに基づいて活動している。
・Integrated Healthcare Association(IHA)
カリフォルニアを中心とした、非営利の統合医療推進団体。今回P4P Summitの主催団体でもある。1990年代からP4Pに取り組んでいる。団体参加メンバーは保険会社、医療機関はもちろんのこと、薬品、IT、アカデミアと幅広い。
[Performanceの測定~IHAの場合~]
・治療、患者経験、情報技術の3領域について、それぞれ50%、30%、20%の割合で測定される。
・治療
幼少期の予防注射
子宮癌検査
乳がん検査
喘息の管理
など
・患者経験
特別治療
アクセスのタイムリーさ
医師とのコミュニケーション
治療の全体的な評価
など
・情報技術
患者登録、実用的なレポートを含む電子化された医療データセットの統合
電子ツールを利用した医療における意思決定のサポート
など
Posted at 2007/04/16 23:36:25 | |
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