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手元にビートルが帰ってきました。

我が家の車庫には９９６とニュービートルが並んでいます。

先日１７日に父が他界しました。５９歳と言う若さで…

昨年の１月から癌との闘病を行っていましたが、死期が近いと言う感じもありませんでした。
当日も20:30まで仕事の打ち合わせを行い、明日データ整理しようね～！と…母を残し病院を跡にしたのですがその１５分後の出来事だったようです。

私と父は仕事上でもお互いにライバルと思っている所もあり、入院当初は弱っている所を見られたくなかったのか、病院に来て欲しくなさそうで、私も察知しそのようにしていました。

また、１８日より私の知人の病院に転院する予定でしたが、私の世話になりたくなかったのか、何なのか？

最後までそのスタンスは崩す事無く旅立ちました。

父の段取りの良さも最後まで笑える？ような尊敬するような…
１３日、私が何年か掛かって墓の改修を自分でやっていたのですが、それを終えた事を病院で報告

１４日、一時帰宅、お尚人さんに自分で戒名を決めて渡す。

１５日、家族会議

１６日、お盆だから聞くけど葬式は何処でしたいよ？って私が聞いた所、お寺でどういう風にして欲しい…との指示

１７日、仕事のデータの引継等
亡くなる前まで段取りの良いこと…

暫くは忙しく何なのかわからないまま時間が過ぎましたが、何となく現実として受け入れて来ている状態です。

亡くなってすぐは普通？と違って「お父さん頑張って～」みたいなのも無くある程度話す事や聞きたかった事も話せて良かったと思って自分を納得させていたのですが、やはり時間が経つに連れて、何か判断に困った時にどっちを選んだんだろうか、とか考えてしまう状況が出てくるものですね。

また、もっとあの時こうすれば良かったと思う事も後になればなる程に…
親不孝だったと後悔する事ばかりです。

最終的にライバルとは思っていても負けと言うより今の所は大負けです。彼が私の歳の時には独立し会社も構えてましたし、家は２件目、子供は２人…
医者にすべく私学に入れ勉強もしっかり教える父親でした。

私は相変わらずの一人身で学生時代から自分勝手な道を突き進み、親に孫も抱かせる事なく…
親が生きてるうちに親孝行とは言ったものです…

話しが飛び飛びですみません。
一応車blogなので一言書くならば、親父のビートルに乗ってると近くに居る感覚になります。