
レーシングドライバー 澤 圭太さん主催のカートレース、ワンデイスマイルカートレースの今年四戦目は、
大井松田カートランドで開催されました。
もうすっかり常連として、参加です。
結果は3位で表彰台。でも今回はドラマチックなレースになりました。
長文になります(ノ´∀`*)
今回は二時半受け付け開始で、夕方からのレースだったので、
仲間と昼過ぎに集まって、ランチして、それでも時間に余裕が有ったのでのんびり下道で現地に向かいました。
受け付け開始の一時間くらい前に現地に着いてしまったので、スタッフも含めてまだ誰も来ておらず、のんびり老朽化したピットボードの修繕などしながら待っていました。
途中で分かったんですが、東名高速が事故渋滞でみんななかなか辿り着けなかったんですね。
そういえば来る途中で、ナビの画面で東名高速の下りが真っ赤になっているのを見ました。
少し遅れてレースイベント開催。
練習走行&予選の後、
スプリント&耐久レースのポイント合計で競います。
最近お馴染みのスタイル。
全6チーム居たなかで、予選5本の順位は、
3位
1位
4位
5位
4位
で、合計640point
3本目のスプリントで左フロントタイヤを他のカートと接触してしまい、順位を落としてしまいましたが、まずまずの結果です。
(思えばこのクラッシュが、後に大きな影響を生むんですが・・・)
決勝は4位グリッドからのスタートでした。
決勝レースは最低ピット4回で、ドライバー交代時にはアトラクションをしなくてはならないお馴染みのルール。
うちのチームは、レースクイーンとのあっち向いてホイアトラクションが出と、長々と楽しんじゃう癖(?)があるのですが、最初のピットインで見事にそれが出てしまい、1分以上ピットタイムに時間を割いてしまいましたが、それ以外のパターゴルフやけん玉アトラクションはサクッとクリアで。
(あっち向いてホイがよほど楽しかったのか、彼は終わった後RQに「ありがとうございます」って言っちゃうし)
順調にポジションを上げて3位(だったかな?)でアンカーの私の番がやってきました。
ハンドルを握ってから、他のチームのドライバー交代ピットインなどもあってか、サクッと1位にポジションを上げて「後はこの順位を守り切れれば!」と思ったんですよね。
他のチームには、自分よりラップの早いドライバーも沢山いましたし。
でも、そんなトップ気分はホントに束の間(1周)でした:。
ショートカット部分の高速シケインで、左の縁石にフロントを引っかけた瞬間から、突然挙動が可笑しくなりました。左には曲がるけど、右には曲がらない!(;゙゚'ω゚'):
しかも、ガコガコ擦る音がします。
シケイン後は左の最終コーナなので右に荷重載っていますから、「あれ?」って程度で様子を見たんですが、その後のストレートでは明らかに左フロントを地面に擦っていたので、左に寄せて緊急停止。
目の前ということでスタッフが直ぐに来てくれました。スタッフは最初はバンパーが歪んで、底擦りしているだけだろうと思ったらしく、バンパー交換だけして再スタートを指示されましたが、発信直後に異変に気づき直ぐさま停止。
フロントをぶつけたりしたわけじゃ無いですからね。
自分でよく見ると、左前輪を止めているボルトが折れているようで、プラーンとしているんです(´;ω;`)
スタッフもそれに気づき、直ぐさまスペア車両への乗り換えになりました。
左縁石もそんなにガッツリ乗せたつもりも無く、加重もたっぷり右側に乗っている状態だったので、カートを壊すと思っていませんでしたが、スプリントでの接触でダメージが入っていて、たぶん最後の一押しで折れちゃったんだと思います。
あのダメージとリスクを考慮して、左前を労りながら乗るべきでした。
もともとの18号車は、エンジンのトルクも出ていて好印象だっただけに残念で、しかもここまで一緒に戦ってくれたのに自分のミスで壊してしまった18号車と、好ポジションで自分に繋いでくれた仲間に申し訳ない思いのまま、急いでスペア車両の1号車に乗り換えて、再スタートしました。
この間に順位は一気に5位まで落ちてしまいました。
しかもスペアカートは当然止まっていただけなので、タイヤは冷え切っている上に、予選・スプリント・決勝の半分以上を走った他の車両とは違い、燃料がほぼ満タンの重さで大苦戦。
タイヤが完全に暖まるまで3周ほど掛かってしまい、また重さからタイムも伸び悩んでいましたが、そんなことも言ってられないです。
必死で応援してくれている仲間の思いに答える為にも、「最後まで諦めない!」とスプリントのような集中力で走り続けました。
幸い、規定のピットストップ数はこなしていたので、あとは1号車と運に任せて全開で走り続けるだけです。
タイヤが暖まってからは、重さは諦めつつプッシュし続けて、35秒台を安定して出しながら怒濤の追い上げです。
こういう集中できているときは、他の車両の動きも割とよく見えていて、前方車両を抜くときにあまりタイムロスをせずに済んだりします。
もちろん、タイム差を見てスムーズに道を譲ってくれる紳士的なチームが居てくれたお陰もあります。
ほぼベストラップ付近のタイムで追い上げていく自分を、チームメイトも全力で応援してくれているのが毎ラップごとに目に入って、これもまた凄く力になりました。
結局、最後まで集中力を途切れさせること無く走り続けて、ポジション3位でチェッカーフラッグを受けました。
3位でも満足はしていませんでしたが、2位のチームとは1周の差がついていたので、これが限界です。
それでも、メンバーの祝福の声が凄く嬉しかったです。
スプリントとのポイント合計でもうちのチームは3位ということで、表彰台に乗ることが出来ました。
後ちょっとのところでつかみ損ねた1位でしたが、ある意味それより価値のある3位だったように思います。
最高に楽しいレースでした。
トップの写真は、今回のレースクイーンの
海東真実さんです。
この記事は、
ワンスマカートはイベントを安全に楽しむ器量が問われます(笑)について書いています。
Posted at 2012/10/16 01:33:39 | |
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