INTEC LEDテールランプ  

先日、よりによってこの猛暑の真っ只中にエアコンの調子が悪くなり、急遽Dに持っていったところ、このテールランプに交換したことにより、間接的に保安基準適合外と判断されてしまい、入庫自体拒否されました。

Dの説明では、このテールランプには【Eマーク】もあり、反射板もライトを点灯すると見えにくくなるが、ちゃんと確認できるので、製品そのものは保安基準に適合しているが、純正のバックランプの【レンズ部分】が残っているので、純正バックランプの配線を外し、球を外したとしても、保安基準には適合しない。
つまり、電球や配線の問題ではなく、判断基準は【レンズの有無】のようです。

せっかくのリアフォグなので、できればバックランプ自体は残しておきたいのですが、プラ板やテープでリアフォグの両脇のレンズ部分だけ隠すのでは、保安基準の【恒久的】という文言に合致しないため、やはり保安基準適合外だそうで、やるならパテ埋めするくらいでないと、ダメよ～♪だめ、だめ。と言われました。

インテック社に直接確認したときには、近畿地方などのDに納品していると言っていたので、なぜこちらではダメなのか納得できないため、いろいろ調べてみました。

まず、この製品を販売している中部地方の某エリア86に確認したところ、「純正のバックランプの配線をはずし、点灯しない状態にして、レンズ部分は残したままで保安基準に適合するのでDへの入庫も車検もOK。」って・・・ほんとかよ!?
こちらでのDでは保安基準適合外で入庫拒否されたことを伝えると「地域差があるので」とのこと。

レンズの点灯云々の保安基準に地域差なんてあるのか??? と思いながら、今度は更に隣の地域のエリア86に確認してみると、「球を取り外したとしても、レンズがついていれば、レンズは光らせるための部品なので、点灯が必須条件で、例えばフォグランプがあるのに点灯しないのは、不点灯といった扱いになり、車検は通りません。」との説明。
さらに「レンズや点灯について地域差などなく、全国統一されている。」
「86は改造する楽しみがある車両なので、保安基準スレスレで作っている部品メーカーが多いため、判断が難しい」とのこと。

同じトヨタでも店舗や担当者によって、言っていることがまったく違うのも驚きますが、素人ながら後者の説明のほうがしっくりくるし、常識的に考えても理屈が通っているように感じます。
しかしながら、前者のエリア86では実際にこの製品を販売しているワケで、しかも純正バックランプは不点灯のままで、なんら問題ないという。

ここからは論点がズレてしまうというか、ただの愚痴なんですけど、そもそも、テールランプを交換しようと思った動機が、洗車しただけで水没する不良純正テールランプに嫌気がさしたからで、さらに、たった1年で調子が悪くなるエアコンのような不良品をトヨタが作らなければ、今回もDの世話になる必要もなかったと考えると、もちろん社外品に交換してる自分の責任なんですが、次から次へと不良パーツが出てくるトヨタの製品管理体制にも問題があると思います。

今回は、Dに工賃を支払い、純正テールランプに交換することで対応しましたが、このテールランプへの交換を考えている方は、住んでいる地域によっては、このままではDに入庫すらできない(当然、車検も通らない)ので、その都度、自分で交換するか、もしくは5千円～8千円程度の工賃を支払う、または純正バックランプそのものを外してしまうなど、なんらかの対策が必要ですので、よぉ～く検討してから購入した方がいいです。
できれば、インテック社さんが、保安基準に抵触する地域に対するフォロー用の製品も一緒に出してもらえるといいんですが。

製品自体のデザインは非常に秀逸で、性能や光量も大変気に入っているので、おすすめ★★★★付けときます。