
連日レビューや整備手帳をアップしておりますが、現状エクステリアに投資する計画は微塵もなく、専らインテリア、果てはオーディオに投資を続けております。
レビュー等で触れておりますが、おさらいと今後の計画ということでブログに残そうと思います。
■第0.5弾:Studie Sound System(ただし、順次脱却中。。。)
満を持して導入した某有名店のスピーカーセットです。

スピーカーの作りは決して悪くないんですけどね。
少なくとも、純正のペーパーコーンよりは確実に良い音出しています。
マグネットの大きさが功を奏してか、音のパワー感は強く、アメリカンサウンドらしく低音はかなりパンチが効いていると思います。
ただ、こちらのセットは私のように更なる高音質化を目指していくユーザーにとっては不向きで、このセットで音への投資を完結できるユーザー向けです。理由として2点あります。
理由①:全てのスピーカーを交換している
ウーファーボックスの作りが変わっていてシート下ウーファーは純正のままだったのですが、全てのスピーカーを交換します。
これがDSP増設となると、高音質化を目指す目的とDSPのチャンネル数的に鳴らすスピーカーを絞ることが多いです。
私の場合、純正状態は9chでDSPは8ch制御なのですが、まずセンターを止めているのと(-1ch)、リアドアも止めて(-2ch)空いた分を活かしてフロントドアのツィーターとミッドを別系統(俗に言うマルチチャンネル化)にしているため、計3箇所のスピーカーが無駄になってしまいました。
そして、更にリアサテライトとフロントドアのツィーターは交換済み、残りも交換計画進行中のため、最終的に第0.5弾は全ての投資が無駄に。。。
理由②:お店の雰囲気
オーディオショップというと、強面な人がいるのではないかとか、値段が不明瞭だったり、場所が遠かったり(千葉が多いですね)、もっと私以上にガチ勢な方が常に闊歩していて一見さんはお断りなのでは、などと言った具合でかなりハードルが高い印象がありました。
その点、BMW専門店では恐らく一番有名なショップが、明確に車種別で料金を出していて。。。という安心感に惹かれてしまったのだと思います。
実際、音質としてはだいぶ良くなったのですが、それ以上の世界を知ってしまうとコスパ悪い選択だったなというのが後々になっての感想です。
■第1弾:audison AF C8.14 bit(DSP増設)
偶然近所に信頼できそうなお店が出来て、話を伺って実施したのが第1弾。
詳しくは整備手帳やパーツレビューをご確認ください。
DSP増設の目的としては以下です。
①音の定位感を整える
カースピーカーの配置的に、本来はセンターコンソールに馬乗りになるのが一番左右のズレなく綺麗に聞こえます。
ただ、現実はそうもいきませんので運転席は右側にありますが、そうなると右ドアのスピーカーは近くすぐ聞こえる、左ドアのスピーカーは遅れて聞こえる、ということになります。
そのズレをデジタル信号を使って整えてくれるのがDSPです。
つまり、運転席に合わせて音声のタイムアライメントを調整しますので、運転席が特等席になる!ということですね。
右ハンドルの場合、右側のスピーカーの音声が耳に届くタイミングを遅らせることで、左側のスピーカーの音声と整合性をとっているはず。。。
今回はDSP増設と合わせてフロントドアのツィーターとミッドを別系統化しているため、更に定位感が上がっているシステムへ変化しています。
②音の籠もりを低減する
音の籠もりの原因は色々あります。
例えば、100W/6スピーカー車(Stereo)の場合はツィーターが無いから、205W/12スピーカー車(Hi-Fi)の場合はサブウーファーとミッド/ツィーターと同系統になっていてフルレンジで流れているからとか、色々な理由はありますが、やはり純正アンプはそこまで性能は高くないようです(B&Wのダイヤモンドサラウンドともなれば話は別ですが)。
E系ぐらいまでのBMWと違い、現代のBMWは純正のアンプがオーディオ以外に多くの役割を担っているため、完全に脱却(取り外し)出来ません。
現状でも純正アンプとスピーカーの間に増設したDSPが挟まっているカタチです。
本来は、音声を純正アンプから鳴らさずに、
こういったB-CONというDSPにダイレクト入力できるツールを使うと純正アンプから脱却できます。
スマホ(もしくはDAP)をBluetooth経由でDSPに入力する形式です。そうなるとiDriveから楽曲を選曲できなくなり、スマホ操作が必須になるので運転中に曲を選ぶのがハードル高くなってしまいます。
ただ、今度納車される父のM135もそうですが、前輪駆動系モデルで進んでいるUSBの音楽再生機能廃止の流れは、ノイエクラッセアーキが浸透する頃になると後輪駆動モデルにも波及すると見込んでいます。
今のX5に乗っているうちは問題ないですが、ゆくゆくはこういう接続方法に移行するのもアリかなと思い始めています。
いずれにしてもスピーカーを全て交換してから検討しようと思います。
DSP調整は完全に純正のエフェクトをオフにした状態で調整してもらっているのですが、後に自分で微妙にイコライザ等調整しています。
まずLOGIC 7はオフにしました。
LOGIC 7は元のセンタースピーカーやリアドアなど複数スピーカーは設置されている状況前提でエフェクトのチューニングを行っているはず。
リアドア/センターを止めてフロントドアを別系統化している高音質化重視の現状だとどうも上手くエフェクトが効かず。音の広がりは感じられるので本当はオンにしておきたいのですが、耳が無性に痒くなり耐えられなくなりました。
トーン調整(高音/低音)は全てフラットにしています。トーン調整をついどちらも最大にしがちなのですが、それならば音量を上げてから微調整する方が良いみたいです。
イコライザはこんな感じです。スマホで設定しているEargasm Explosionを読み解いた結果がこちらです。フラットにすると低音が足りない状態。ただ低音だけ上げると高音が埋もれてしまうので心地よくなるまで上げています。
恐らく純正ウーファーであることが原因なので、今後の改善ポイントですね。
■第2弾:サテライトスピーカー交換(リアDピラーをB&Wに)
恐らく一番手軽に済んでしまったDピラーのスピーカー交換。
詳細は整備手帳やパーツレビューをご確認ください。
ショップの社長さんからしても明らかにこちらの方が音質良いみたいなので、KICKERの出来の悪さも相まって最初からこちらにしてしまえば良かったと後悔しております笑
■第3弾:フロントドア ツィーター交換(BLAM Signature TS20MG35HR)
こちらも詳細は整備手帳やパーツレビューをご確認ください。
柔らかめの音が好きな方は合わないかもしれませんが、金属的な音や女性ボーカルをはじめとした周波数高めの音域がギンギンに聞こえてきます。
綺麗かつ硬めの高音をお求めの方は必見です。
■第4弾(予定) その1:フロントドア ミッド交換(BLAM Signature S 4N24 BMW)

ツィーターに合わせてBLAMのSignatureシリーズ、純正トレンドインに交換予定。
■第4弾(予定) その2:シート下ウーファー交換(Helix Ci5 S200FM-D2)
シート下ウーファーもBLAMにしようと思ったのですが、BMWトレードインはSignatureシリーズではなくRELAXシリーズというグレードが落ちるラインになります。
せっかくなので満足いく音にしたく、DSPに合わせてaudisonのトレードインはどうかなと思ったのですが、私好みの硬い音というよりは柔らかめとのこと。
そこでご提案いただいたのがHelixのサブウーファーです。メーカー専用のキットを装着することでトレードインできるとのこと。そしてこのCi5シリーズは新しく出た製品でオススメとのことで、ここはケチらず満足いきそうなモノを選択しようと思います。
ちなみに私がここまでオーディオにお金をかけようと思ったのは、今後大幅なBMW側の仕様変更がなければ乗り換え時にまるっと移設できるという点。外装パーツは完全に車種や年式に依存しますが、BMWの場合根本のスピーカー形状はかれこれ20年以上変わっておらず、恐らく4年後の乗り換え時も問題ないとみています。
今回一連の作業をお願いしている近所のショップさんに移設対応も実施いただけそうなので、それならばと今回X5のオーディオはガッツリ手を入れております。
何か少しでも参考になる情報発信が出来ていればなと思っております。