すっかりご無沙汰しております。
社会人になってかれこれもうすぐ半年。8月から本配属され、ようやく現場の雰囲気にも慣れてきた今日この頃です。
さて、今回は2点ご報告があります。
まず1点目。
突然ですが、この度330iを降りることになりました。これまでに至った経緯を説明致します。
7月28日から29日にかけて関東地方は台風が直撃、局地的に大雨に見舞われました。
7月27日から29日までの予定で私は山中湖に出かけていました。わざわざ台風の時に...と今では思いますが、本配属前の大きな節目の時に一度リフレッシュしたく1人330iを走らせて山中湖へ向かったわけです。
悲劇はその帰りに起こりました。マンションを出てほんの数分後の出来事でした。
マンションを出るときは既に大雨。これからどんどんヒドくなるのではないかと早め早めで部屋の掃除を済ませて出発したのですが、大雨の影響でとある道が冠水していたのです。冠水しやすい道なのは知っていました。そういえば1年前の同じような時期にも冠水して通行止めになっていました。
カーブの先、言い換えれば見えないところが冠水しており、ブレーキを踏む暇もなく330iでそのまま突っ込んでしまいました。エンジンは停止、しばらく私自身も脱出出来ない状況下でした。水位が少しずつ下がり、私自身も脱出してから20分ぐらいで水は完全に引きましたが、エンジンはかからない様子。マフラーから大量の水が出た後にエンジンはかかったので、このまま東京まで帰ることに。
高速を走っているときは思いっきり晴れていたので、あと数十分マンションを出るタイミングが前後にズレていればと悔やみきれない気持ちで一杯です。
高速で順調に走らせ、都内に入って間もなくまでは問題なかったのですが、巡航中に突然アチコチの警告灯が点灯。エンジンが吹け上がらなくなってしまい、とりあえず1km程先のICで降り、以降は一般道でアクセルを調整しながら何とか帰宅致しました。
最初は近くの工場に預けたのですが、「大丈夫」と言われてはやはりダメで戻るというのが数回続いたので、素直にディーラーで診てもらうことに。
ディーラーで診てもらった結果、全てエアマスセンサーが悪さしているのではないかとのことになりました(約11万円)。※
バンパーより下は完全に浸かってしまったので、バンパー裏にあるホーンのユニットが完全に逝ってしまっており、音がほとんど鳴りません(約2.5万円)。
更に、バンパーより上も少し浸かっていたのでしょうか?もうかれこれ3週間近く330iを見ていないなかったので現況はわかりませんでしたが、ヘッドライトの中が曇ってしまっており、隙間がどこかわかりませんがこのケースだとアセンブリ交換となるようです(約44万円)。
※こちらを伺った時点で、私の交換したエアマスセンサーが社外品であったことが原因なのではないかと心配になったのですが、そういう可能性はほぼないとのことでした(そもそも元々純正品だったかどうかも危ういですし)。
これらの話を伺った時点でまず考えたのが、全て何から何まで保険で直すという選択肢。330iを一生乗っていく、お金にうんと余裕があるというなら大いにアリな選択肢です。しかし、現時点での330iの価値や乗っていこうと考えていた年数を考えたとき、保険を使えるとしても膨大な資金を注ぎ込むこちらの選択肢はまずなくなりました。
次に考えたのが、ホーンだけ保険をかけないで治してもらい、エアマスセンサーは自分で交換するという選択肢。エアマスセンサーは交換経験がありますし、安く済ませることも出来るので割と現実的です。
しかし、いずれにしても私にとってみればホーン交換の2.5万円も決して小さな金額ではありません。更に、原因のもとがエアマスセンサーだけではなかった場合のリスクも考えられます。ディーラーの担当氏もこの考えに対し大いに理解を示してくれていましたが、後述の選択肢と比較してこちらの選択肢もなくなりました。
最後の選択肢が、1等級ダウン覚悟で車両保険で以て修理代相当の保険金を受け取るという選択肢。こちらが一番悲しい結果とはなりますが、合理的な判断を下すなら...といったところ。
今は応急処置を施し(エアマスを格安品に交換)、警告灯が出ないようにしてあります。エアマスセンサーは自分で簡単に作業できちゃうのですが、交換時に周辺をじっくり見てみたところ、エアフィルターが紙製と言うことで水で以てビリビリに破けてしまっておりました。そのビリビリに破けたいわゆる「紙くず」がエアマスセンサーに詰まってしまっていたわけです。
まぁこれで大丈夫なら問題ないんですが、エアマス交換後もエラーは残っていますし、そもそも車体をしっかり見ると水没歴がハッキリわかる状態になってしまっているようで、もうこれ以上乗れないな...と思いました。
2016年1月14日、成人になったのを機に何か大きいことをしたいと見に行って即契約、同年1月27日に納車となったのが現在の330iでした。「幼少期に大好きだったE46の330iを今度は自分で!」と、父が330iを手放した2005年6月25日から掲げてきた目標が11年かけてようやく叶った瞬間でした。「BMWというだけではダメ、3シリーズというだけでもダメ、E46というだけでもダメ、何が何でも330iのセダン」と強いこだわりがあったので...
皆さんもご存知の通り、世界各地で異常気象が発生しています。日本も例外ではないと思っています。
以前は春夏秋冬、四季があって過ごしやすいなんて言われていた日本列島でした。しかしながらここ数年、とろけるぐらい暑く、台風も乱発、時折ゲリラ豪雨が発生する夏、東京でも水道管が凍るほど寒くなり、時折異常なほど雪が降る冬、更には年々短くなっているような春と秋と言った具合で段々過ごしやすいとは言えない日本になりつつありますね。
その度に報じられるニュースやワイドショーが目に入るとドッと疲れが沸いてきます。「あっ、またか。。。」と。
その上、クルマ好きな私は大雪にスタックしてしまったクルマをみると本当に心が痛みますし(大雪に限らず事故も同様に心が痛みますが)、7月末の悲劇以降、大雨で冠水した道路にいるクルマを見ると本当にゾッとします。
前述の通り、自然は素晴らしい一面がある一方、人間には太刀打ちできないような恐ろしさをも兼ね備えています。
クルマに限らず、お出かけになる際に天候があまりにも優れないような情報がある場合は、中止も一つの視野に入れる等、くれぐれもご注意頂きたいというのが私からのお願いです。
続いて2点目。こちらは明るい話題なので気持ちを一度リセットなさって下さい笑
この度、E70 X5を所有することとなりました!
330iから間髪空けずにまた新たな車は...という気持ちもありましたが、任意保険を解約してしまう”空白期間”があると手続き上面倒である、いずれX5は買うことになるということ、いつまでも父のX1を借りているようでは迷惑がかかる、そしてドンピシャな個体を見つけてしまったもので、必死に家族を説得して購入することになりました。
はい、また父親の後追いです笑
というわけで今日、2年3ヶ月ぶりにE70 X5を拝んで参りました。
ここ最近のMスポはXシリーズに限らずアルピンホワイトⅢが多いですが、これだと父の以前のX5はおろか現家車のX1とも被ってしまうこともあり、ブラックサファイヤ希望で探していたんですが、良い個体を見つけてしまったんですよ...
以下は、330iがない間に貸して頂いていた523d。

静か、快適、燃費が良い...本当に良いクルマでした。

ACCやNBTevoのナビなど、先進装備に逆に緊張しちゃいました笑
しかし、私はこれを貸して頂いたことで、「やっぱり乗るならガソリンじゃなきゃダメだな」という確信を持ちました笑
インテリアの写真を撮り忘れちゃいましたが、オプションとしては以下の通りです。
<オプション>
・Mスポーツパッケージ
・メタリックペイント
・オートマチックテールゲートオペレーション
・パノラマガラスサンルーフ
・リアシートヒーティング
<前家車との相違点>
・モデルイヤー 2012 (↔2011)
・ブラックサファイヤ (↔アルピンホワイトⅢ)
・電動テールゲート有り (↔手動で無し)
・ウッドの材質 ファインウッドバンブーグレインダーク (↔バールウォールナットウッド)
・ランバーサポート 無し (↔有り)
・リアシートヒーター有り (↔無し)
・USBオーディオインターフェイス有 (↔Musicコレクションのみで無し)
・パドルシフト 有り (↔無し)
バルブを外したり、サブウーファーを外してX5につけてもらうように手配をしたり...
だいぶ長くなってしまったので、詳細は後日の納車後に触れたいと思います。
末筆となりますが、長くつたない文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。