ひろと@G05 X5のブログ一覧

BMWは年々変わっています。

以前何度か触れているところですが、私としては、昔と大きく変わっているところもあれば、根本的に変わっていないところもあると思います。

恐らく、内燃関係/操舵関係/足回り、この大きく3つで車の印象が変わるんだと思いますが、今回は2つ目の操舵関係を軸に変遷をみていきたいと思います。


・パワーステアリング
※E46/E39/E38/E53辺りがメイン



アシスト機能がほぼない素のステアリングです(そもそもパワステ自体が立派なアシスト機構なんですけど笑)。主に高速巡航での安定性を重視してか、街乗りでは特に慣れていない方だと結構重く感じると思います。


・サーボトロニック
※E90/E60/E65/E70辺りを皮切りに、現行モデルでも多く搭載



時代が前後しますが、ついこの間お借りしたF39 X2はサーボトロニックのみの搭載でした。
車速に応じてステアリングの重さのみが変わる機構で、現行のBMW多くに標準搭載されています。以下3点の機構と組み合わせて搭載されています。


・アクティブステアリング
※E90/E60/E65/E70辺りがメイン



このモデルの辺りから同時にアクティブステアリングが登場します。5以上の全モデル、3以下では上級グレードに標準搭載されていました。
車速に応じてステアリングの操舵角が変わります。低速時のLock to Lockが狭められ、クイッと曲がれます。

登場当初は不自然な軽さが故に初期のiDrive同様、やや不評な機構でした。E60は年次改良でだいぶ自然になりつつあったみたいですが、E70は私の最終モデルでも好みの分かれる味付けです。でもE70は元々車両自体かなり大きいので、ちょっと軽すぎるくらいの方がむしろちょうど良いかもしれないですね。因みに私は今のところこれが一番好みです。


・バリアブルスポーツステアリング
※F30/F48等、ナンバリングが4以下のモデルの上級グレードに搭載



車速に応じて操舵角が変わる点はアクティブステアリングと同じですが、アクティブステアリングに比べて不自然さが解消されている機構です。
Lock to Lockがあまり狭められていないこともあり、アクティブステアリングと比べたら重くなりますが、素のパワーステアリングに慣れている方でもスッと慣れると思います。


・インティグレイテッドアクティブステアリング
※F10/F01/G30/G11等、ナンバリングが5以上のモデルに搭載



アクティブステアリングを進化させ、後輪も操舵される4WSのシステムです。
G30 523dを数回お借りして触れました。
ところがアクティブステアリング同様軽いのは同じなのにも関わらず、アクティブステアリングとは違い、何ともなかなか好きになれない感覚な機構でした。

やはり車＝前輪のみ操舵するという感覚が身に付いているからなのでしょうか？

それでも、F10をお借りした際はそんなにネガティブな印象を受けなかった気がします...
この機構のせいじゃなくて、他の要因が影響してるのかな？うぅん...クルマって奥が深いです！

1月10日(木)より、X5がリコール対応で入院となりました。
入院先は、最初の父の330iから現在のX1に至るまで20年近くお世話になっている近所のディーラーです。
エアバッグが運転席と助手席共に交換につき少々長くかかってしまうとのことで、週末で代車を使えるようなスケジュールで調整いただきました。


今回お借りしたのは、F39 X2 xDrive20i Standardです(※現在はカタログ落ちしています)。


見た目は、Standardモデルであったこともあって正直結構地味です笑
これがプロモーションカラーのゴールドだともっと目立ちそうですね。


全高がX1と比べて抑えられているので、1シリーズと見間違えそうな感じです。次期1シリーズはFFになるので、より見た目は似てくるでしょうね。


現行の5や7などに準じたLEDヘッドライト。X1とは違い、ウインカーがLED化されていました。


このメーターパネル、針とかもCGだと思い込んでたんですが、ちゃんと実物の針がよく見るとあるんですね。ちょっとビックリ笑


金曜の夜から勝浦に来ておりますが、X5を預けた木曜夜に首都高へ繰り出してみたので、そこでガッツリ運転して感じた印象をお伝えします。


正直、X1とほとんど変わらないかなというのが全体的な印象です。どちらかといえば、パワーの違い(192ps/28.6kgmと231ps/35.7kgm)、グレードラインの違い(StandardとM Sport)による違いがほとんどでした。
X1に比べ、ステアリングを切り込んだときの反応がよりシャープな印象はありましたが、これは恐らく車高の差異によるものであり、X1と比べて何か特別なセッティングをしているといった感じではなさそうでした。
ただし、我が家のX1にはバリアブルスポーツステアリングが標準装備されているので、街乗りの場合はX1の方がステアリングの反応が機敏です。
また、全高が低いが故によりフロントガラスが寝ており、包まれ感が増してSUVに乗っている感覚がますます薄れていました。


X2の試乗記を漁ると、「乗り心地が非常に硬い」と評論家先生は口を揃えて仰っているようです。しかし、これは試乗記事に出てくる試乗車が全部20インチを履いたM Sport Xだからだと思います。
私自身特別硬い印象は受けませんでした。我が家のX1 M Sportと比べてもほとんど同じ(※)。

ただし、何度か乗っているG30 5シリーズに比べると硬めになっているので、世間一般的には硬い部類に入ると思います。
でもこれは現行のX1も同じです。X1もX2も、スポーティー感を演出するための敢えてのセッティングらしいですが、私はこの位ハードな方が好みだったりします。
※少なくともX1の場合、Mスポーツ用とノーマル用とで同じ品番のショックを使っているようです。



私自身長らくMスポーツの太いステアリングやホールドされているスポーツシートに慣れてきたこともあり、ステアリングの細さとノーマルシートにはどうしても違和感を覚えてしまいます。しかしこれは、M Sport Xを選択すれば解決です。


新しいiDriveや電子シフト、液晶っぽいメーター、カラーバリエーションが増えたアンビエントライトは、順次X1にも導入されていますので、特別目新しさは感じませんでした。X3に対するX4、X5に対するX6もそうですが、もう少しインテリアにも差をつけても良いのかなって思いました。


エンジンに関しては、我が家のX1の4気筒エンジンとほぼ同じ。強いて挙げれば、圧縮比やCPUセッティングの違いぐらいだと思うんですが、ノイズや振動などといった粗っぽさが少し抑えられているような印象でした。年次改良で煮詰めが進んでいるんでしょうね。


今回、X1とX2はほとんど変わらないと申し上げましたが、逆に言うとX1とX2、完全にスタイリングの好みで選べるようになってるんだなって思いました。
X1もX2も、実用性も走りに関しても日常領域なら全く問題のないレベルにまで備わっているので、+αで実用性が欲しい場合はX1、+αでカッコいいスタイリングと走破性が欲しい場合はX2という選び方になってくると思います。

あけましておめでとうございます。


2018年が終わりまして2019年、4ヶ月しかない平成31年が始まりました。


今朝は5時に起きまして、恒例の山中湖パノラマ台にて富士山の初ご来光を待機！


社会人になって以来、スマホのアラームをセットした時間には必ず起きられるようになりました。


今年は、就職があったり箱替えがあったりした去年とは違い、さほど変化はない年になると思います。


その分、プライベート面でも仕事面でも、自分磨きに力を入れていければと思っています。


X5ですが、今のところどこか大がかりに手を入れるつもりはないので、


今は大事に綺麗に乗ることを最優先に考えていければと考えています。


本年も何卒、宜しくお願い致します！！！