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最近、芸能人が当て逃げ、ひき逃げで逮捕される案件が増えています。

先日の俳優による、ひき逃げ事件も話題になりましたが、このタイミングでの逮捕は「芸能人だから」でしょう。

通常、逮捕するということは、
逃亡の恐れがある。
証拠隠滅の恐れがある。
凶悪な犯罪。

などですが、

今回、俳優は説得されたとはいえ、直後に現場に戻っています。この場合の「逃げ」判定は微妙なことが多いです。

私もかなり前、ホームセンター駐車場で当て逃げにあいました。フルナンバーを覚えていたので近くの交番に駆け込んだところ、調べた上で相手に直接連絡を取り、「相手が今から現場に戻るそうです」と警察官に告げられました。
一時間弱で相手が現場に戻り、現場検証が終了したとき私が、「当て逃げなんだから逮捕すべきでは」と警察官にいうと、

「現場に戻ってきたから当て逃げではない」と言い放ったのです。

まあ、これは千葉県警松戸東署が面倒くさかっただけかもしれませんが、現場の警察官判断でどうにもなってしまうのが、今の日本です。

それはさておき、なぜ今回、俳優は「逃げて」しまったのでしょうか。聞いた限りでは相手二輪車にも回避義務が発生しますし、状況的にはかなりの過失割合が発生するでしょう。

この数分の判断で人生が大きく狂ったわけですから、本人もいたたまれないでしょう。

リスク管理として、事故を起こしたら絶対に逃げない。（当たり前）
そして怪我人の救護。救急車呼ぶだけで充分です。
あとは必ずその場で警察を呼ぶだけ。自分の運転に自信があったなら、毅然としていればいいです。（むしろ冷静でいることが大事）
あと、本線上に車の停めっぱなしは渋滞を作るだけですので自走可能なら速やかに路肩に移動しましょう。完全な現場保存は必要ありません。心配なら写真を撮影しましょう。

運転すれば必ず事故を起こす可能性がある。たくさんの車が道路を共同利用しているのだから、いつかどこかで事故は起こります。
事故を起こしたことは全く問題はありません。問題は正しい事故処理です。あとはしっかりした対応のできる自動車（任意）保険に加入しておきましょう。