
(続き)
行ってきました、青森県。冬の青森にEVで到達し、あの「竜飛崎」を往復してきました。
勝手に「電気自動車初」とさせていただきます。
ヒーターは基本的に「オン」です。22度設定です。昼間の日差しで暖まってきたら徐々に上げていきます。それでも冷風に変わったら切りますが、今回はさすがにそれはなかったです。
電費はおおむね8~9くらい出ています。今回は区間ごとに計りなおしていないので、場所によってはもう少しいいでしょう。
コツとしては確固たる物証はないですが、「充電中ヒーターで室内温度を維持する」ことでしょうか。
走行中はエコモード、アクセル開度は極力「1」です。(白いランプ2つ)
なるべく開度「0」(ランプ1つ)で走行する時間を作ります。赤信号を早めに察知し、なるべく停止しないよう速度調整します。エコモードの場合、回生一辺倒だと、最加速することになるので、効率が悪いと見ています。長い下りのときは「D」に入れるか、エコモードでもアクセルコントロールで回生度合いを調整します。
さて、青森を出発です。(充電詳細は第1弾をご参照ください)
17時半過ぎに出ます。帰りのみちのく有料は風もなく、余裕の走行です。
帰りは少しでも所要時間を短縮したい思いから、50~60kmごとに15分充電で帰ろうと画策しました。
十和田では15分充電、順調に二戸を目指します。
1時間ほどで二戸に到着。ここで充電待ち。「100%充電を目指している」旨告げられ、45分ほど待った後の充電。充電時間15分するのに60分要する。
また1時間ほどで川口へ。眠気防止の昆布も効かなくなり、ここで仮眠してしまい、30分充電に。
ここからは下り基調でかなり電費が伸びたので、北上まで走行。ここで15分充電。
平泉、古川と充電し、名取へ。ここで再び1時間仮眠。結局仙台圏まで12時間。行きと同じ位かかっていることになります。眠気には勝てず、15分作戦は失敗に終わります。
帰りは4号経由で福島へ。通勤渋滞に若干はまる。実は15時から仕事が入っており、このままではぎりぎりであることが濃厚に。矢板からR408-R294経由かこのままR4で行っても間に合う保証がない。
仕方なく70%まで充電し、福島西ICへ。
高速を使うことは全くの想定外であったが、今回の行程はかなり予測とずれてしまいました。片道800kmの倉敷より700kmの青森が倍くらいかかっている。当初我孫子ー青森12時間で見ていたので、全く見当違いでした。
登りがきついが電池ぎりぎりで白河中央スマートICを降り、充電。ここで15時から会う予定のお客様から電話がかかる。
あたかも千葉にいる体で会話で無事ステージクリア。竜飛に行って成長したなあ。
白河ICから再び高速に乗り鹿沼ICへ。ここは100kmで走行できた。早く東北道に充電器が設置されることを望む・・・
鹿沼で降りて充電してまた高速に乗る。速いのか、遅いのか、よくわからない・・・(多分速い)
柏ICを12時に降りる。「間に合ったか」
降りてすぐのファミマに充電器があるのでそこで最終充電。15分で20%しか入らない・・・
なんとか12時45分に我孫子に到着。準備してすぐ仕事に向かいました。船橋の友人には途中の駅から電車で帰ってもらいました。すまない・・・
膨大なデータ取りの旅シリーズ、さすがに青森は遠かった。でも疲れはそんなに?ない感じ。100kmに一回クルマを降りるのは安全運転に効果があるのは充分すぎるほどわかりました・・・夏は120kmくらい走れれば、充電回数が減って、もっと早く着くかな?
●当初計画の工程
6日夜我孫子発→7日朝青森到着、竜飛往復→8日大間往復→酸ヶ湯往復→8日夜青森出発→9日朝我孫子到着
●トーヨースタッドレスタイヤ「ガリットギズ」の感想。
凍結路で滑っても「ぬるっと」ゆっくりすべる感じで破綻がすぐ訪れない。雪道ではABS、VDCはほとんど作動せず。マーチより400kg、ノートより300kg重いので無理はしませんのでご参考まで。青森の友人は「BSかトーヨーがおすすめ」と申しておりました。
Posted at 2015/01/14 12:11:12 | |
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雪道シリーズ | 日記