本日、所用のため またもBMWディーラーへ。。
台風なんで、お客さんもいません。
ついでに、受付のお姉さんもいないので
お茶もでません。
いや、俺 喉が渇いてたんだけど。。
流石にお客の俺が「お茶を入れてくれ」とは言えないだろ。(笑)
ホントは営業やメカニックでも、気をきかしてお茶を入れないと駄目なんだけどなぁ。。
お客さんあっての商売なんだからさぁ。
急な事態にも臨機応変にって
もしかして、俺は既に客としてカウントされていないのか?(笑)
つっても、いまの時代に そんな心使いを求めること自体に無理があるのか。。
時代と言えば、自分がBMWを購入した時期は BMWが、1999年のル・マン優勝や 2001年ウイリアムズBMWで久しぶりにF1で優勝した頃。
どっちもテレビの生中継をみてエキサイト。
特に1999年のル・マンは多数のワークスが凌ぎを削った、今だに語り継がれる
戦国時代の混戦レース。
ワークスのメルセデスが、枯葉のように宙に舞った時は、やっちまったなぁと呆然。
死人が出なかったのが不思議なくらいの激しいレースだった。
前年の1998年にポルシェが優勝、次の年の2000年にアウディの123優勝。
ル・マンでドイツ勢が3連覇したんすよねぇ。。
熱い時代でした。
んで、レースで勝ちだしたBMWをみて
ディーラーを訪れてBMWの3シリーズ
E46を試乗。
ドア開けた瞬間 思ったのは、金庫みたいな扉。
ベンツみたいになったなぁ。。
今までのBMWとは違い、ボディの剛性感が凄い。
高速乗ったら、滑らかに吹けるシルキーシックス。
気に入って、直ぐに購入。新車で買って
今も大切に乗っています。
現在の売却査定額は4万8000円くらいです。
男はリセールバリューなど気にしてはいけません。
欲しい時が買う時です。
まだ、ギリギリ車に夢があった時代ですなー。
営業に今一番面白いBMWは?と尋ねると
i3とのこと。
電気自動車っすね。
神戸空港を貸し切って、試乗テストしたそうです。
アクセルを開けると、どんどん加速していくのがガソリンエンジンとの違いだそうです。
簡単に言うとギアは一速しかないため、かなりトルクフルだそうです。アクセルオフにすると、物凄いエンジンブレーキが。。
アクセルを踏むと瞬間的に蹴っ飛ばされたように加速して。
ブレーキを踏めば、強力なエンジンブレーキも手伝って ガッツリ止まってくれるそうです。
最高速は大したことないですが、街乗りには楽しそうな車です。
問題は充電です。
普通の充電なら8時間(笑)(笑)(笑)
急速充電でも30分(笑)
暇で、気の長い方向きの車と思われます。
電気自動車が普及するために
乗り越えなければいけない壁ですねぇ。
BMWの3シリーズの現在で驚いたのは
売れてる車の 7割りが ディーゼル❗️❗️❗️
残りの3割りが ガソリン車。
もう一つのハイブリッドは全然売れてないとのこと。
何故BMWのディーゼルが売れているのかは
燃費が良いから。
何故BMWのハイブリッドは売れてないのかは
BMWのハイブリッドは 「駆け抜ける喜び」(笑)を重視した設定により
BMWのハイブリッド車は燃費が悪いからだそうです。
兎に角、燃費なんですよ。旦那。
デザインなんて似たり寄ったり。
車体の材質や設計なんかどうでもいい。
車体前後の重量配分を気にかける客なんていない。
内装なんかどうでもいい。レースの成績なんて誰も興味ない。
メーカーの歴史なんて誰も知らない。知ろうともしない。
燃費が良い車の勝ちなんです。
BMWはエンジン屋さん。
元々はバイエルンにある航空機エンジンメーカーだったBMW。
ベントレーを手放して、ロールスだけを傘下に納めたのは
DNA的に同じ航空機エンジンメーカーだったからだと勝手に思っています。
マクラーレンF1に搭載されたエンジンを制作したメーカーでしたね。
当時、エンジン制作をホンダに断られて四面楚歌だったマクラーレンF1の設計者 ゴードン・マレー。
そんなマレーが空港で偶然出逢ったのが、当時のBMW社長。
マレーはF1のブラバム時代にBMWエンジンを供給されていた関係で、BMW社長とは旧知の間柄。
マレーが コトの成り行きを話したら
エンジン設計と制作を二つ返事で引き受けてくれた経緯は泣けたぞBMW。
やたら凝った車作りで壊れまくり、オーナーは泣かされ、それを治すメカニックも いちいち涙目にさせられ それでも信念を曲げないゲルマン魂に溢れたBMW困ったやつだったなー。
結局 ターボ時代の1983年の一回しかチャンピオンになれなかったが
その割りには長い間、F1に参戦していたBMW応援したくなるぜ。
ポルシェにレースで勝つために開発したM1だが
ホモロゲの400台製作が間に合わず、既にポルシェのレースでの活躍は終了。
止むを得ず、ワンメイクレースに変更したBMW間抜けだぞ。
それでもラウダやピケ、アラン・ジョーンズ そうそうたるF1ドライバーが参加したM1 ワンメイクレースは豪華だったぞBMW。
何より車として、リアルスーパーカーだったM1凄いぞBMW。
現在、BMWに求められているものは
ブランド力と燃費ってとこっすかね。
時代は変わる。
Posted at 2014/08/10 19:30:54 | |
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