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『実るほど頭を垂れる稲穂かな』

詠み人知らずのこの言葉、今になって重く感じます。

自分が順調に仕事に邁進していたころ、ふと「こんなにうまくいっていいのだろうか」という不安がよぎり、舞い上がっちゃいけないぞと言い聞かせていたのを思い出します。

でも実際はかなり調子に乗っていたのだと痛切に感じます。

そして今がどん底だと思うこともこれまた慢心なのだと気付きました。

ただこれ以上落ちないで欲しいという思いが下を見ることをしないでいるだけなのだと。

理想像を思い描き目標を持って生きることは大切。

でもつまずいて足掻いているときには「本当の自分はこんなのじゃない」と理想に振り回されてしまったり。

裸の自分はなんてちっぽけなのだろうと嫌というほど思い知らされる日々。

生まれたままの姿。

そうそう、自分がこの世に生を受けたとき両親をはじめ親戚やたくさんの人々に祝福されたに違いない。

「いい子に育てよ～幸せになれよ～」

きっと父も母もそう願っていたんですよね。

でも現実は・・・

お世話になった方々に恩返しができる日がいつになるのか全く見えず途方に暮れるばかり。

神様は乗り越えられない試練は与えないという言葉を信じて頑張る。

この生活にも必ず意味がある。

意味があったと思える日をつくろう。

この先、まだ上り道がみえなくてもいいじゃないか。

ありのままを生きる。

こんなに心が弱くなる日が来るなんて思いもしなかったから自分で自分を認めるのに時間がかかっただけ。

生きている自分がいる。

生かされている自分がある。

私の命が続く限り「生きる」ことを頑張ります。


『実るほど頭を垂れる稲穂かな』

生きている時間をたくさん頂いてきたからこそ謙虚であれと自分に言い聞かせて・・・

本日研修2日目

リフレッシュルームの壁に貼ってあった言葉です

この歳になっても忘れていることがいっぱいあります

あ、この歳になったから忘れるんじゃないのっていうツッコミはなしで…

誰にでも辛いときはありますよね。


辛いときにこそ何か一つ始めてみよう～。


「辛」いという字にたった「一」つ加えただけで「幸」せが見えてきたでしょう♪