車高調取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ZC32S用TEIN FLEX Zを導入しました
加工してポン付けでした
〜fin〜
2
ではなくて、詳細を書きます
…去年辺りから車高を落としたいという禁断の欲望に悩まされていたのですが、周りのユーザ(と中の人)に幾度となく唆され、結果車種設定が無いTEINの脚を入れるという茨の道を進むことにしました
ちなみにYA22Sを設定している国内メーカはありません
調べた結果ZC32S用FLEX Zが使えそうだと判断したので、程なくしてベース品を入手
3
YA22SとZC32Sをニラメッコした結果、フロントストラットのナックル側締結ボルトのボルト径および取付位置が微妙に違うことが判明しましたので、車高調側のロアブラケットを加工します
加工内容は、
①下側の穴径をφ12からφ14へ拡張する
②純正ショックからボルト位置関係を型取る、左右方向への位置はブラケット端を基準とします
③型紙を合わせて上側の穴拡張範囲を罫書く
④罫書き範囲を拡張加工する
罫書きはピンク色のポスカで行い、ボルト穴の拡張はハンドドリル+ステップドリルを用いた後砥石で揉んで穴形状を慣らしました
ドリリング中は切削油を併用するとステップドリル一本でもギリ一台分持ちます
上側の穴加工は、左右方向に大きくしすぎるとキャンバーが寝てしまうので注意します
上下方向は下のボルトで位置が決まってくるので、最悪少し大きくなっても影響は小さいです
4
加工が完了しボルトが通ることを確認して、フロントを車載しました
写真の通り、ブレーキホースとスタビリンクはポンで付きますが、1箇所スタビリンクと干渉するブラケットが有るので、切除する必要があります
また、ABSセンサのブラケット位置が合わないため、こちらはタイラップ等でショック側に巻き付け固定で対応します
アッパーはポン付けです
5
リアはアッパー、ロアともに共通形状です
アッパー側は取付部分だけ内装が外せるようになっているので、作業が容易です
ロッド上端部のツマミをモンキーレンチ等で固定しながら14mmナットを外します
ロアを外す際は、右側に光軸調整センサがあるので、忘れずに外す必要があります
形状そのものはよくある車軸懸架式なので、取り外し作業工程は割愛します
6
ショックを取り付けられる状態にしたら、バネの無い状態でショック可動域を確認します
確認内容は、
・伸縮範囲
・操舵による干渉の有無(フロント)
となります
結果、リアショック長さが足りず縮み側でトレーリングアームが車体と干渉しブレーキ配管等を損傷する可能性が発覚したので、リアはバネとアジャスタのみ交換し、ショックは純正を用います
フロントは問題が見られなかったので、交換します
ショック可動域を確認したら、バネを組んで脚交換を完了させ、タイヤを付けた後着地させます
各ボルト締付トルク[Nm]は下記のとおりです
【フロント】
ナックル締結:140
スタビリンク固定:50
アッパーマウント締結:50
【リア】
トレーリングアーム締結:90
アッパーマウント締結:30
タイヤ交換用トルクレンチで不足ないです
7
着地後の車高調整および試走を経て、完成しました
写真の状態で前後とも純正-45mmです
フロントはまだ30-40mmほど上げ代がありますが、リアはほぼ一杯上げている状況です
8
最後に今回判明した問題点と今後の展望をまとめます
・リアショック長さが約100mm純正比で短く、走行時車体干渉の恐れがある→延長したショックを特注する
・フロントバネレートがやや高すぎる(7kg)→5kgのものを使用して解決済み
とりあえずZC32S用の製品が使える様になったので、そのうち前後ともショックを特注する予定です
ODO:31900km付近
今回は大学時代の後輩sに多大なお力添えを頂きましたので、この場を借りて御礼申し上げます
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