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アパルーサのブログ一覧

2010年10月10日 イイね!

PDKボクスターに――ちょこっと――乗ってきた


箱根ターンバイクの金魚の池の駐車場。しばらく前に、やはりこのターンパイクを走っていて知り合ったMさんと、久しぶりにランデヴー。Mさんの愛車は最新型のボクスターだ。


うーむ、ミドルサイズのミッドシップとしては、実に格好いい。ほぼ完成されたスタイルだと思う。きょうはお互いの車を取替えっこして頂上の大観山まで走ってみよう、ということになって、このPDK付きボクスターを初めて運転させてもらった。


ここ大観山まであっという間だったけれど、とても愉快だった。PDKはステアリングのシフトスイッチよりも、フロアのシフトレヴァーで操るほうが、自分は気持がよかった。シフトダウン時に自動的に回転を合わせる、あのフォンという音が実に官能的。あれはいいなぁ。ティプトロでは味わえないから。
もちろん、ひらひらと軽やかにコーナーを抜けてゆく敏捷さも素晴らしい。
実は、カブリオレ・タイプの車を運転するのも初めての体験だったのだけれど、その爽快さを堪能する間もなく頂上に着いてしまった。
こんな短時間の運転で、ボクスターをうんぬんするのはおこがましい限り。はっきり感じとれたのは、スポーツカーを操るもろもろの楽しみが凝縮されているポルシェだなぁ、ということ。
911が威張れる点がすくなくとも一つあるとしたら――ごくごく個人的な思いなのだけれど――存分に峠を走り回って、さてひと休み、という段になったとき、シートを思い切りリクラインさせて足を心ゆくまで伸ばせる点だろうか。そして、そのやすらぎが、自分にとってはかけがえのない喜びであったりするのだが――。
Mさんとは次回、道志渓谷沿いの道を走ろう、ということになった。こんどはもうすこし長時間、取替えっこ運転をしてみたいものだ。Mさん、どうぞよろしくね!
Posted at 2010/10/10 20:34:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライヴ | 日記
2010年09月18日 イイね!

八ヶ岳へ、あの美しい木陰へ



やっと訪れたオフの日。朝の五時にマンションのガレージを出て――。



向かった先は、やはりここ。八ヶ岳山麓のある別荘地の一郭だ。といっても、ここに別荘を持っているわけではなく、あるとき偶然ここを通りかかって、すっかり気に入ってしまった場所。以来、この美しい木陰にアパルーサ号を止めて、のんびり本を読んですごすのが至福の時になった。小半日ここに車を止めていても、まずだれも通らない。ときどき別荘の管理事務所の車が通りすぎるくらいだ。



今回も一直線にここを訪れて、ウィンドウ・フレームにとまったこんなトボケた虫と遊んだりしているうちに、ついウトウト。



ふっと目をあけると、目の前にこの親子が。



息を呑んで眺めているうちに、親子はのんびりと仲睦まじく木立ちの中に消えていった。何か、とても豊かなものを自然から分けてもらったような、幻のようなひとときだった。
Posted at 2010/09/18 19:58:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライヴ | 日記
2007年09月29日 イイね!

高遠へ

高遠へ 盛夏の一日、高遠にいってきた。中央道諏訪インターで降りて、152号線を杖突峠へ。文字通り、降るような蝉時雨のなか、峠を越えてしばらく進むと、遥か高遠の町を遠望できる地点に出る。懐かしい場所だ。二十数年前、944での初めてのロングドライヴの目的地を高遠に定めたとき、やはりここまできて、高遠の町を遠望したものだった。どうして高遠だったのかといえば、ただそのロマンティックな地名の響きに魅かれたから、としか言いようがない。
 以来、この町を何度訪れたことか。ただし、有名な高遠桜の季節に訪れるのは一回で懲りた。観光バスによる渋滞があまりにひどかったから。その後、ある年、真夏に高遠城址を訪れて、その虜になってしまった。さくらの季節のあの喧騒が嘘のように、訪れる人はほとんどなく、城址はただ蝉時雨に包まれて、静穏そのものだった。そこで見晴らしのいいベンチを選び、ワインをあけて、チーズとパンの昼食をとる。至福のひととき。眠くなると、すこし離れたところにある旧藩校に降りていって、だれもいない廊下で昼寝の贅沢。酔いが完全に醒めるのを待って、帰途につく。
 しばらくは、それがお決まりのすごし方だったのだが、何年かたつうちに、すこし変化が生じた。高遠の町自体が変わってきたからである。
 ある年の夏、例によってピクニックの仕度をして993で高遠城址を訪れると、その一郭に町営の美術館ができていた。食後の昼寝が美術鑑賞に変わった。
 それから数年後の夏、城址からさほど遠くない高遠湖のほとりに立派なホテルができていた。これも町営の、高遠さくらホテル。ほろ酔い加減で歩いていってみると、宿泊客でなくとも温泉に入れることがわかった。食後の美術鑑賞の後に、ひと風呂浴びる楽しみが加わった。
 そして今年の夏。また何か新しい変化が生じていないはずがないと思いながらアパルーサ号で飛ばしていってみると、予感は的中していた。なんと、立派なループ橋を備えたバイパスができていて、高遠の狭い街中を通らずに高遠城址に直行できるようになっていたのである。
 地方の町が過疎化でさびれていく話はよく聞くけれど、高遠は稀有な例外なのだろう、きっと。
 城址で蝉時雨を堪能し、美術館で前田青邨と平山郁夫の絵を楽しみ、さくらホテルでひと風呂浴びてもまだ時間がたっぷりあったので、ナビを頼りに木曾へ寄ってみることにした。高遠から361号線伝いに伊那に抜け、権兵衛トンネルを通り抜けて木曽路に。いささか慌しい旅人を迎えてくれたのは、古い宿場町の一つ、奈良井の宿だった。炎天下、アイスクリームを舐め舐め、時の流れから取り残されたような古い町並みをタイムスリップした気分でそぞろ歩く。
 ここは他日、ゆっくり時間をとって再訪しようと決めて、夕暮れ時に東京へ997の車首を向けた。この日の走行距離、約450キロ。わがアパルーサ号の総走行距離は5600キロになった。
 高遠。なんと懐かしくも遥かな旅情を誘う響きだろう。この高遠に加えて、月夜野、暮坂峠、などが、いまのところ、自分の好きな日本の地名ベスト・テンの上位を占めている。
Posted at 2007/09/29 17:04:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライヴ | 旅行/地域
2007年06月17日 イイね!

on the wrong side of the road

on the wrong side of the road こんどのアパルーサ号はTipですが、右ハンドルにしました。その最大の理由は、アクセルとブレーキのペダル配置がほぼ適切だったからです。その点さえクリアできれば、日本で走る車を右ハンドルにしていけない理由はありません。納車後、約四千キロ走りましたが、いまのところ、フットレストに足をのせるつもりがブレーキを踏んでしまった、というような“無意識のミス”もまったくありません。セカンドカーのレガシーと同じ感覚で走れています。
 おそらく、マニュアルのペダル配置がもうすこし改善されれば、マニュアル・ポルシェのほうの右ハンドル派も、今後漸増していくのではないでしょうか。
 では、日本における左ハンドルのメリットが――適切なペダル配置で車の能力を最大限に引き出せるという点以外に――まったくないのかというと、そうでもないのですね。ぼくの場合、944,993の前二車とも左ハンドルでしたが、よく言われる“追い越し時の不利”なども、慣れるとまったく感じませんでしたし、より積極的な意味のメリットとして、歩行者との距離を正確につかめるという安心感にもつながっていました。これはもちろん、事故回避の予防運転に役立ちますよね。
 もう一つ、個人的な感慨として、日ごろ日本で左ハンドルに慣れていると、アメリカや――イギリスを除く――ヨーロッパで車を運転する場合も、あまり身がまえることもなく、自然に入っていけるという利点もあるように思います。
 ただし、過信はいけません。言うまでもなく、あちらとこちらでは、走行レーンの違いという決定的な差があるのですから。
 1990年だから、もうだいぶ前のことです。四月のある日、ぼくはロス近郊のマルホランド・ドライヴを走っていました。車はポンティアックのファイアーバード。仕事を兼ねていたので、隣りのパッセンジャー・シートにはビルというカメラマンがすわっていました。彼とはその朝が初対面だったのですが、一見して遊び人という感じで、撮影のほうは大丈夫かいな、という不安を抱いたのを覚えています。
 でも、いざ走り出すとそんな不安もどこへやら、ぼくは初めて走るアメリカ有数のドライヴウェイの景観に目を奪われていました。想像していたのとはまったくちがう、赤茶けた丘陵。その遠近に点在するさまざまな意匠の豪邸。襲いかかるコーナーを一つ一つクリアするうちに、S・マックィーンのことを思い出していました。武術のトレーニングでさんざん痛めつけられた腹癒せに、マックィーンはある日、先生のブルース・リーをドライヴに連れ出した。そして、持てるテクニックのすべてを駆使してマルホランド・ドライヴを911で飛ばすうちに、とうとう、あのリーが、もう止めてくれ、と青い顔で泣きを入れたというエピソード。それと同じ道を、いま、自分は走っている……常ならぬ陶酔にひたりながら車を飛ばしていると――。
 耳元で、ビルが何か言いました。えっと訊き返すと、彼は静かな口調で繰り返したのです、“You're driving on the wrong side of the road(反対の車線を走っているよ)”。
 慌てて右の車線にもどって冷や汗をかきながら、ぼくは心からビルを見直していました。立場が逆だったら、ぼくは恐怖と狼狽のあまり大声で叫んでいたかもしれません。それをビルは、動転の色などすこしも見せず、ごく冷静に注意してくれたのです……。
 このときに痛感した二つのこと。一つ、人は本当に見かけによらない、ということ。二つ、人生というやつは偶然の堆積にほかならない、ということ。実際、もしあのとき対向車線のブラインドコーナーから車が飛び出してきていたら、ぼくは今頃こうしてブログなど書いていられなかったでしょうから――。走るならやっぱり、 on the sunny side of the streetがいいですね。
 写真は、恥ずかしながら、このとき米誌の表紙を飾った筆者とファイアーバード。撮影者はもちろん、ビルです。
Posted at 2007/06/17 16:44:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライヴ | 日記

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944からはじまって、ポルシェ暦26年。997という新しい相棒を得て、生きる歓びをさらに深めていければ、と……。
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