毎度おなじみ日本酒ブログです。(笑
本日紹介するのは萬屋醸造店・清酒 春鴬囀 純米吟醸「富嶽」です。精米歩合60%の純米吟醸。山梨県営のとあるお土産屋さんで仕入れました。
本家まるし師匠の書き方を真似してみたのですが上手くいきませんね (>_<)
「パナジウムを含んだ富士山の「天然水」仕込み水として使用。心地よい酸味とコクのある味わい。」なんて説明がありますが、下戸なのでさっぱりわかりません。呑兵衛の悪友T氏にと思って買って来たお土産です。味については彼に語ってもらいましょう。
さて、『面倒なこと「その2」』を2日後に控えた11月10日(笑
ちはやふるは、奥さんを連れて、特急「かいじ107号」に乗るべく新宿駅に居ました。
【二人が乗るのはサロハの「ハ」のほうです^^;】
※ロは二等車、ハは三等車
『面倒なこと「その2」』は社内試験なわけですが、それを目の前にしてこんなことをしていて良いのか?という疑問はさておき(だってこちらの用事が決まる方が先だったんですもん)、山梨県まで出かけて来ました。
大月駅からはバス。
山梨県立リニア見学センターに到着しました。
目的地は隣の山梨実験センターです。
【体験乗車会場入口】
抽選が当たったのは第5便(15:25発)です。
時間があるので見学センターの展望ラウンジに登って、一つ前の第4便の写真を撮っておきました。
【Maglev L0(エルゼロ)系】
※Maglev = magnetic levitation 磁気浮上の略
第4便の走行シーンを見学しますが、目の前を通り過ぎるのがあまりにも早いのでシャッターチャンスをモノにできずorz
あとで第6便をコンデジで撮ったらこんな具合。
【第6便】
展望ラウンジにはモニターがあってどこを走っているのか教えてくれます。
【モニター】
さて、第5便の受付が始まり、列に並ぶと記念撮影の列でした(爆
記念写真は要らなかったのですが「せっかくですから」と係の人に言われて写真に収まったのがコレ(笑
【童心に帰る?】
手荷物検査を済ませて金属探知器のゲートをくぐります。
それから搭乗券の発券です。
【搭乗券発券機】
予約番号と電話番号を入力するのですが、電話番号を間違えてやり直し(恥
ゲートを通って待合ロビー、じゃなくて説明会場に入ります。
【搭乗ゲート?】
座席は出席番号順ではなく、搭乗券の座席番号順です。
説明のパネルがあってちょっとお勉強。
JRのリニア(Maglev)は10cm浮きます。(上海リニアは常電導磁石で1cm)
線路の床面には磁石はありません。(側壁浮上方式)
ここで若干のレクチャーがあって、いよいよ搭乗口へ。
金属探知器とか搭乗券とか搭乗口とか第何便とかいちいち飛行機ちっくです。
【待合ロビー(違 】
【さぁいよいよ】
【ボーディングブリッジ】
【座席】
【車内】
さて出発ですが、もう一度モニターの図を見ながらお話ししましょう。
実験センターから乗車しますが実験センターは42kmちょっとある実験線の28km地点くらいにあります。
発車するとまずは東京方面(←←←)に進んで35kmくらいの地点まで行きます。
ゆっくりと、というわけではなく、この距離でも285km/hを出します。
JRのリニア(Maglev)は「電磁誘導方式の誘導反発方式」というものらしくて、なにやら難しくてよくわかりませんが速度が上がらないと浮上しません。なので低速走行用にゴムタイヤの車輪が付いています。このタイヤも550km/h走行時から接地しても耐えられる優れものだとか。
150〜160km/hくらいで浮上、140kmくらいに速度が落ちると車輪走行に切り替わるようです。車輪走行時のゴロゴロという音がフッと消えるので浮上走行に切り替わったのが体感できますが、いちいちアナウンスが入るので気がつかなくても教えてもらえます(笑
だんだん速度が落ちてタイヤが接地して停車したと思ったらそこで向きを変えて大阪方面の0km地点を目指してスタート(→→→)。
座席を回転させるわけではないので、後ろ向きに進んでいますが、ここで500km/hを出します。
500km/hで走行していてもおっかないと思うようなことは全くなく、車内で歩き回っていても全く問題ないレベルですが、そこは実験線の体験乗車、500km/hのモニタ表示と一緒に写真を撮ろうと立ち上がった人が「座ってください」と注意を受けていました。
大阪方面の終点に着くと、今度は前向きに東京方面の42km地点を目指してGO!(←←←)
車内のディスプレイ表示では502km/hを記録しました。
【本日最高速】
終点まで行くと実験センターに戻ります(→→→)。
ここでも320km/h。新幹線はこのくらいのスピードなんですよ、ということでしょうか。
ただ比べようとしてもトンネルの中なので速度感が全くわかりません(笑
行ったり来たりして乗車時間は30分くらい。
あっという間に終わってしまいました。
浮上走行というのでさぞ静かなのだろうと思いきや、揺れますし騒音もうるさいし耳ツンもあります。試験車なのでそのあたりは営業時までに改善されるのでしょう。けれども現在のところは新幹線のほうが揺れがなくて静かに思えます(速度域が全く違いますが)。
思わぬ形でリニアの試乗が叶いました。
『面倒なこと「その2」(=社内試験)』が控えていましたが、そんなことよりもずっと有意義な経験になったと思います (^_^;)
帰りの電車まで時間に余裕がありましたので、山梨県立リニア見学センターの「どきどきリニア館」のほうも見学してきました。
【どきどきリニア館】
これまでのリニア試験車の模型も並んでいて、左上の写真のML100の頃は鉄道100年のイベントがあって私は5歳でした。(100周年で「ML100」なんですね)
それから幾星霜、技術は進展し実現はもうすぐです。
超電導を使った強力な磁力で10cm浮上させる。地震が多い日本ならではの気配りとそれに対応する技術。それを鉄道としてここまでまとめ上げて来た技術はもう実用段階ですごいです。
世界に誇れる日本の技術。
日本人に生まれた幸せ(^o^)
Posted at 2016/11/12 21:41:57 | |
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