えらく久しぶりの更新です。
自分で読み返してみると、このブログ、何か新しいものを買ったときくらいにしか
更新していませんが、・・・その更新です。
GSX-S1000Fを半ば衝動買いした後、新しいバイクとはこんなにも軽いものかと感動しながら、
順調に走行距離を伸ばしました。
16年5月には1万キロを突破。
7月に11111㎞走行したあたりで、
タイヤの限界が近づき
交換実行(えらく安く売っていたクオリファイヤーⅡにですが。)。
当初からの目的ツーリングはもちろん、時々通勤や仕事での移動にも用い、
ついには鈴鹿サーキット走行までこなしました。
このバイク、なんといっても乗りやすく、楽ちん。
長距離をぶっ飛ばしても全然疲れませんし、何も気を遣わなくても乗れてしまうので、
日常遣い用のバイクとしては、最高でした。
一方、サーキットに出せば、私のようなスポーツライディングができていない下手くそでも、
それなりに速い。
音もすばらしく、ブレンボ、レンサルなど装備面からも満足度は高めでした。
悪いところと言えば、真正面からの見た目くらいでしょうか?
何度見てもうーむ。
真正面じゃなければ、どこから見てもカッコいいと思っているのですが。
特に真横からは、前は筋肉隆々な感じで、後ろにかけてシュッとしている。
あれはあれでいいバイクだなぁと、もう手元にはない今でも思っています。
最後まで1回も転けませんでしたし、小さな事故も皆無でした。
生じたトラブルや不都合といえば、下記の3つくらいでした。
1 キーシリンダー死亡
私のGSX-S1000F史上、最大のトラブル。
16年4月、旅先での朝、突然キーシリンダーが回らなくなり、
エンジンをかけられなくなりました。
宿の人がKURE556を貸してくれるなどしました(本当はダメですよね。)が、
全く改善せず、やむなくロードサービスを呼び、150㎞ほども離れた販売店まで、
3時間以上かけてドナドナと相成りました。
おかけで、同行した人たちからは「ポンコツ乗り」の称号をいただくことになりました、、、
販売店によると、原因は、キーシリンダーに入り込んだ砂利とのことでした。
前日に雨の中を走りましたので、すり鉢状になっているキーシリンダーへ、
ゴミが雨水とともに流れ込んだのでしょう。
なおその後、念のためクレーム処理を適用してもらい、
キーシリンダーごと取り替えてもらいました。販売店には感謝です。
2 ミラーがプランプランになる
ねじの止め方が甘いのか、変な癖がついてしまったのか、もともと振動に弱いのか、
峠道などを走っていると、ミラーが根元から緩んでしまい、プランプランになってしまうことが
度々発生しました。
↑ミラー、プランプランになるの図
外れ落ちたりはしないのですが、ワインディングを調子よく飛ばしているときに、突然ミラーがプランプランになるというのは、精神的には良くありませんでした。
3 FIエラーの表示
冬のある日、いつものようにイグニッションをオンにすると、FIエラーの表示が。
エンジンはかかり、しばらくしてイグニッションをオンにし直すとエラー表示は消えるのですが、
2、3回出たので、販売店に相談。
販売店によると、エンジン始動準備のために動き出す何か(それも説明してくれましたけど
忘れてしまいました。)が、寒さで動きが悪くなり、それがエラー検知されるとのことでした。
問題はあまりないとのことで、そのまま様子を見ることになりました(その後はあまり
この症状がでることはありませんでした。)が、なんだかなぁという感じでした。
なお、もしこの症状がアグスタの方で出ても、可愛いもんだくらいにしか思わなかった
可能性がありますね。
日本製バイクを見る目が、厳し過ぎるかもしれません。
総じて、やはり良いバイクでした。
発売された2015年度、2016年度の2年で、3000台近くが売れたとのことであり、
世の中的にも評価されているとのことですね。
ただ、数が出回り、同じバイクを見かけることも多くなってきたことが、私にとっては、
所有感を減じさせる要因になったことは否めません。
Posted at 2017/05/30 18:09:26 | |
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