きみどレンジャーのブログ一覧

いえいえ、最初に言っておくと結婚とかでは無くて（笑）
5年前に愛犬が亡くなってからは散歩と言うものも無くなるわけですが、年齢的に運動不足と言うのは命取りになりかねない。
そんなわけでウォーキングと言う名称に変えて距離も犬の散歩が30分だったところを1時間、約６ｋｍほどに変更。
すると今まで気づかなかったことが見えてきた。野良猫が案外多いのである。
犬を連れている時点で寄ってこないというより姿を消しているんですが犬が居ない、人間一人になると猫によっては懐いてじゃれてきたりします。

別に餌付けをしているわけでもないが、毎回同じルートを歩いていると
「よう来たな」とばかりに駆け寄ってきて一定時間はジャレついて放してくれなかったりします。
あまりに懐くので連れ帰って家猫にしようと思ったこともありますが、猫の飼育経験がないのとやはりいきなり成猫を家に入れるのは色々問題もありそう、そもそも抱っこして連れ帰りを試みると「私はそんな安くないのよ」と言わんばかりに噛みついてきたことがあります(^^;)

7月2日の夜もいつものように散歩に出るといつもの茶トラが待っているのが見えました。正確には待っているというパターンは珍しく、普段は隠れてていきなり横から出てくるんですが・・・

近づくと茶トラだけでなくもう一匹小さいのが見えます。


いつものように茶トラが擦り寄ってきますが、同じように小さい方も擦り寄ってきます。
ネコには詳しくないけどこの子が生後間もないであろうことと、あまり元気がないこと、そしておそらくこのまま放置すると明日以降後悔するであろうことが推測できます。
子猫は私の足につかまりよじ登ってくるのでそのまま抱き上げて茶トラに
「この子を連れて行くよ」と言うと「うん、任せた」と言わんばかりにスッと居なくなりました。普段ならすぐには放してくれない茶トラだし親猫なら子猫に触るだけでも警戒しそうなものなのでそう見えたのでしょう？
とても軽い子猫を抱きかかえてきた道を自宅まで戻ること5分ほどで自宅到着。
ドアを開けてお袋に事の顛末を話し、とりあえず今すぐできることを考える。
ちなみにたまたまであるが翌日月曜日を有給にしているのもすんなり連れ帰った理由の一つである。
犬が使っていたケージが倉庫に残っていたので引っ張り出して着てリビングで組み立てる。アマゾンの段ボールに古タオルを敷いたものを中に入れて更に牛乳を水で薄めたものを入れて準備。
その間はリビングで放してたんですが・・・

すっかりお袋に懐いていてなんなら膝の上で寝ているｗｗ


与えた水は少し飲んだものの牛乳はほぼ飲まず、トイレもすることなくその晩はケージに入れたまま就寝。
翌日もリビングで放してみたが明らかに元気がないのはお腹が減っているのも原因だろう。
犬がお世話になってた獣医さんは8時40分から受付なのでそれに合わせて車で連れて行く。
私「昨夜子猫を保護したんですが・・・」
受付嬢「その子を今後飼われるつもりはありますか？」
私「はいそのつもりです」
受付嬢「では診察券を作りますね。猫ちゃんのお名前は決まってますか？」
私「かのん・・でお願いします」
5年前に亡くなった犬の名前だがその前の買っていた犬も同じ名前である。これでで正式にうちの子が決定となったわけだ。
診察室に入り、ドクターに以前犬でお世話になってたことを伝えると覚えててくれた様子。ざっと診察してもらったところ野良猫特有の皮膚炎などは見られるが特に病気もなさそう。と言うのもサンプルなのか、食事を用意してもらえたんだがその準備中からとびかかろうとする勢いで食べるとめっちゃ元気にｗｗ
獣医さんの帰りに猫砂とかトイレになるトレイとか餌とかホームセンターや100均で調達してから帰宅。

安心したのか、沢山食べて沢山出して（笑）すっかり元気になり今では我が家の中心に居ます（笑）