AMG乗りの皆さん。。。
最近ブレーキの話題が多いので(笑)
ちょっとブレーキについて掘り下げてみました(^^ゞ
普段は高速道路をかっ飛ばしていますよね?
どんな車にも負けないような気がしてませんか?
まあ高速道路では負けなしかも知れませんが(汗)
数回乗ってしまえばほとんどの方が気軽にかっ飛ばせるようになるベンツですが、それもこれも直進安定性を最重視して作られた足回りと、電子制御のお陰でもあります。
サーキットを走るようになり色々なことが分かってきました。
サーキットでは優秀な電子制御のお陰でコースアウトはするものの、まずスピンはしません。
スピンさせる方が難しいでしょう。
しかしタイムを削るようなレベルになってくると、電子制御は邪魔者でしかありません。
スピンしない代わりに、各コーナーの立ち上がりでエンジンストールしてしまいタイムアップなどまず望めません。
そこでESPを切って走ることになるわけですが、ベンツの場合OFFにしたところで電子制御がほとんど切れません。
多分ブレーキに関してはほぼ切れてない印象です。
そこで今回のお題ですが、ベンツのブレーキは電子制御されてますがリアに至っては100%電子制御されています。
どういうことかと言いますと、アクセルをベタ踏みでフル加速をしてる時でも車両状況に応じてECUが勝手にバンバンブレーキかけています。
安定性と引き換えに過激に走れば走るほどリアブレーキに掛かる負担はどんどん増えていきます!!
この状況でサーキットを走るなんて車をぶっ壊しに行くようなもんですね(>_<)
俺の車のリアブレーキの状態で言うと

こんなクラックが入ったり。。。

耐熱塗料もめくれ上がって、触ると90%位は剥離を起こしています。
こんな結果からもリアのブレーキはあり得ないくらいの高温になってることが分かります。

まあサーキットを走ればフロントのこんな奇麗なアルマイトも。。。

数か月で見事にほぼ下地のアルミ色になってしまいますが、リアのような重大なダメージにはなったことがありません。
よくリアに全体的にまとまった制動力が得られるからと、ビックローターを薦められて組むと思いますが、
大口径になる分効きが良い=発熱量も上がる
ですからベンツに限っていえばリアにビックローターなんか組んだ車でサーキット走行したらリアブレーキはすぐにぶっ壊れると思います。
まあモノブロックキャリパーとか耐久性に優れた物であればいいかもしれませんが、電子制御が切れない限りお金をドブに捨てるような感じですね。
どうしても走りたいのならシャシダイモードにしてしまえば電子制御はすべて切れますから、走るならシャシダイモードしかありませんが-_-b もれなくABSも切れてしまいますが。。。
ストリートでも過激に走れば同じことが言えますから、もしリアにビックローター付けるのであれば消耗品と考えて割り切るか又はカスタムと考えて割り切るかということになりそうです。
純正よりは効くのは間違いないですが、リアブレーキに掛かる負担は相当なものになるでしょう(汗)
サーキットに行くと絶対お目にかかる車達はどうでしょう?
まずポルシェ!
GT系はほとんどブレーキ制御なしです。
フェラーリ430!
レースモードでほとんど解除されると思われます。
M5
Mモードでかなり深いところまできれるようです。
サーキットでよくお目にかかる車たちは、イン巻などよくスピンしてる光景を目にしますが(特に92M3は良くスピンしてる)、裏を返せば電子制御が切れている証拠にもなりますね。
ストリートでは勝てる車達もサーキットでは全く歯が立たないとかサーキットでベンツを見たことないとかサーキットではベンツはスゲー遅いとか、すべてはこんな理由からきてるのだと思います。
元々サーキットや過激な峠など走ることを想定して作られている車じゃないんでしょうがないのかもしれませんが、もう少し遊び心も欲しかったな~(T_T)
今の63BSなんかは、サーキットPVなんかも積極的に宣伝してますから結構なところまで電子制御切ることが出来て楽しい車だろうなと期待しています(*^^)v
あ~眠たい(+_+)
Posted at 2012/10/07 00:21:05 |
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