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へぼ兄さんのブログ一覧

2012年04月21日 イイね!

いきなりですが…レストアVol.3総括

3月中旬から気ぜわしい日々が続いたので、ブログもUPする余裕がありませんでした。
無理してエントリーしたジムカ開幕戦も行けなかったし…。


まだ何かと忙しい状態なんですが、熊本号の補修も3月末には一段落したので画像メインでUPしときます。
時間的余裕ができたら、整備手帳にUPする予定です。



前回鉄板を切り取った部分の補修には↓のGM-8300をメインに使いました。
これまで使ってきたGM-5520では車体をひっくり返して塗らないと垂れてしまうし、ハチサンのほうが厚塗りに向いているようです。




で、使ったケブラーは3種類です。粗目のはハチサンとのコンポジット用です。
鉄筋コンクリートの鉄筋みたいなものですね。
細目のは補修個所の表面整形用で粗目より少し厚手です。
もう1つは後で説明します。




ケブラーを埋めながらハチサンを塗って穴を埋めます。
各部分3プライにしてみました。
塗り終わったら簡易整形用にビニール袋で押さえ、加熱して硬化を待ちます。










ハチサンが硬化したら一旦表面を荒らし、またハチサンを薄く塗って表面を整形します。
今度は硬化する前にGM-6800でケブラーを表面に2 プライしました。





リアメンバー取付部は強度UPしたいので1ミリ厚のケブラーテープを追加しました。
そして翌日まで硬化するのを待ちます。







完全に硬化したら足まわりを取り付けて完了です。
早期にサビを見つけやすいように、補修部分はあえてプラサフ仕上げにしときました。










もうこのあたりで勘弁してほしいのですが、リアまわりが残っています。
右側テールランプの裏側が腐っていてサビ穴が開いていました。
ここやバンパーのブラケット穴から車内にかなり浸水していたようです。
ライセンスランプのステーもサビだらけだし…。




今までやってきた工法を駆使して補修していきます。
シール材にはシーカフレックスの221を使いました。















最後にタイヤハウス内の跳ね石が当たる箇所ににノックスドールのオートプラストーンを塗りました。







これでレストアVol.3も終了です。本当に疲れました…。



完了してから1か月ほど経ちますが、ハードな走行をしても補修部分に不具合はみられません。
浸水も完全にとまっていますよ!!


今回の補修はサビの原因になる溶接を一切使わず、DIYで可能なエポキシによるFRP工法を試してみました。
まったく初めてのことなので強度的に不安があったのですが、エポキシ樹脂の計量を正確にしてきちんと硬化させれば問題ないことがわかりました。

あとは経年による耐久性のチェックですけど、結構いけそうな気がしますネ~。
Posted at 2012/04/21 02:32:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | VIVIO | クルマ
2012年03月10日 イイね!

続・レストアVol.3

さて、今度はトレーリングアームの取付部です。

右側はかなり腐っているんでブラケットの取付ボルトが外せるか心配でしたが、思ったより腐食範囲が狭くてすんなり外せました。


ここの腐り方が一番ひどいようです。
芯材の腐食もかなり進行していました。




外板を切開して瘤サビを落とした状態です。


本来肉厚がある筈のブラケットが一部ペラペラになっていて、ドライバーでサビを取っているとプスプス貫通して穴が開きました。
こんな状態でもスポットのあたりはシッカリしていたのが救いです。




続いて左側です。


こちらはそれほどでもないように見えますが、手始めに外板の膨らんでいる箇所を切ってみるとサビがゴッソリ堆積していました。
仕方ないのでこっちも切開です。




切開中の画像です。


外板は紙程度の厚さになっていてペンチでぺラッとめくれるほど薄くなっていました。
こっちもかなり重症です。
側面部分もかなり腐食していますが燃料ホースが邪魔になって一部しか切開できませんでした。
ここはタンクを降ろしてやらないとダメですね~。
残念ですが、ここは次の機会に回します。




↑のアップです。


外板の下には焦げ茶色のサビの層があって、ドライバーで突っつくとパラパラ落ちます。
その次は赤茶色の層です。これはドライバーをハンマーで叩かないと取りにくいです。
ここが最も水が溜まりやすい構造になっているんじゃないでしょうか?
常に腐食が進行しているような状態でした。




結果的に↓のように切りました。


切ってない外板をハンマーで叩いたり裏側にドライバーを突っ込んだりしてサビを掻き出すと、また結構な量が落ちてきました。

それから切った箇所やフレーム内部をエアブローしましたが、サビが舞い散って凄い状況になりましたよ。

そして最後にサビの所にレノバコンクをタップリ塗って本日は終了…。
どのくらい切ってない所に浸透してくれるかな~。




今回取ったサビや鉄板の量です。


フロントの時より多くなりました。
こっちもほとんど土に還っている状態でしたね~。
エアブローした時に気付きましたが、このアーム取付部分付近は鉄板の合わせ目が多くて隙間も沢山あります。
ここは治具穴だけでなく、こういった箇所から水が入ってきているみたいですよ。



さあ、次回から補修開始です。
溶接なしでどこまで強度が出せるかなぁ~。
Posted at 2012/03/11 00:27:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | VIVIO | クルマ
2012年03月04日 イイね!

レストアVol.3始動!!

いや~ここまで腐っていると脳裏に「廃車」の文字がチラつきますよ。ホント…

まあいろいろ試したいことがあるので続行します。



リアメンバーを外して状態のチェックからですが、ボルトが1本折れてしまいました。
ドリルでボルトの肉厚を薄くしてから叩けば取れますけど、手持ちに合うヤツがあるかな~。


まずエグイ状態の左側です。
 

外板はペラペラになっていて触るとパラパラ落ちますが、スポット部分は固いままで芯材は割としっかりしているようです。
この程度なら何とかなりそう…。




続いて右側です。


内側でサビが膨張しているからか、外板が盛り上がって裂けています。
やっぱり切開手術は必要ですな~。




左側の外板を切って赤サビを落とした状態です。
こんな状態でもスポットはしっかり付いていました。


内側のブラケットはしっかりしていました。ヤレヤレ…。
ここが腐る原因はボルト穴の間にある治具用穴のようです。
ボルトを締めつけると、外板がたわんでブラケットの間に隙間ができて水が入るみたいですよ。
リアパンパを外して後側からフレーム内を確認してみましたがサビはなかったです。



右側も結局ここまで切りました。


左側と同じくらい腐ってますね~。
外板が破裂してない分サビの量はこちらのほうが多かったです。
ブラケットの肉厚もこちらのほうが薄くなっていました。
あと数年放置していたらアングル材を溶接するしか手がなかったと思います。




↓は今回取ったサビと腐食した鉄板です。


フロントのタイヤハウス程の面積はないので今回は少なめ(?)ですけど、やっぱり結構腐っていますよ。



それにしても、なかなか作業がはかどりません。
きょうの作業はこれでおしまい…。
仰向きに寝転がって鉄板を切るのは結構キツイです。
次回はトレーリングアームの付け根をやります。
Posted at 2012/03/10 00:06:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | VIVIO | クルマ
2012年03月03日 イイね!

レストアVol.3…やるしかないなぁ~

しばらくはやりたくなかったのですが…

まあ、リア側の状態を見てください。

まずリアメンバー右側取付部分です。


見た目はそれほどでもないですが、矢印の所にクラックが入っていますね~。
どうも内側から腐ってきてサビが増殖しているようです。





続いて左側…


ウぉぉ~、かなりきてますぜ!! これはマズイかも…





おつぎは左側トレーリングアーム取付部分。


ここも矢印の部分が内側から腐っているようです。





そして右側…


アリャ~これはスゴイ……
ボルトを緩めれるか心配です。ヘタすりゃボディがモゲてしまうかも!?
この状態で車検を取れたのが不思議ですよ。指摘もなかったし…。





左側リアフェンダー内の後端部です。


スポットを打ってある部分のコ―キングが剥がれて見た目は悪いですが、腐食の程度はそれほどでもないようです。





右側はかなりきていますね~。


こちら側はパネル交換や板金をやった形跡があって状態はかなり悪そうです。
コ―キングの質も悪く、ほとんど剥がれて鉄板が露出しています。
もう少し丁寧に修理しといてよ~!!





リアスタビの右側取付部付近も矢印部分のコ―キングが割れています。


ここも内部がかなり腐っているのかなぁ~。





さらに右側はフェンダー内側前半部のラバーコートに亀裂が入っています。


たぶんパネル間の隙間が大きくて割れたんでしょうね~。
スポット点数を多めにしてたら問題なかったと思いますが…。





亀裂の入った部分のラバーコートを剥がしてみました。


パネルの合わせ目が腐っていて穴が数ヵ所開きましたよ。
室内側も腐っているのは確実ですな…。





もう時間がないので赤サビを落としレノバを塗った後、テープで目張りして応急処置をしておきました。
 




あぁ~これからの作業もかなり大変になりそうです。
この時期はなにかと忙しいのに…。
とりあえずは足まわりからですね~。
Posted at 2012/03/06 21:59:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | VIVIO | クルマ
2012年02月19日 イイね!

続々々・レストアVol.2

あぁ、やっと最終段階になりました。


一晩放置してビニール袋を剥がしてみると…


シワがいっぱい入ってました…。
今回は薄いビニール袋を使いましたが、厚手のほうが細かいシワが出なくていいですよ。



このままで終わろうかと思いましたが、跳ね石が当たる箇所なんで↓を塗ることにしました。


コレ、匂いがキツイですね~。マスクなしでやる気はしませんよ。



百均の木製バターナイフとシャモジを駆使して左右の補修個所に塗布しました。


かなり薄く塗りましたが塗ってないよりはマシでしょう。



↓は助手席側にあったサビです。


切り取った鉄板の裏側も結構サビが進行していますね~。
袋状になっている箇所の腐食は、今回やったように切り取って補修するしか方法が思いつきませんよ…。



これでレストアVol.2は完了です。
さあ、お次はリアまわりですが、暫くはやる気が起きません…。
Posted at 2012/02/21 19:58:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | VIVIO | クルマ

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ヘタクソですが、たまにジムカーナやってます。 なかなか練習する機会がないので、いつまでたってもヘボのままですけど…。
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