ノロケンのブログ一覧

『欲しいんだよなぁ、ハチロク・・・』


ここ数年、ハチロクを見かける度に同じ言葉をぶつぶつと呟いてきた。





１９９３年・・・
当時１９歳だった僕は、友人から１８万円でハチロクを譲り受け、深夜の峠やミニサーキットに通っては我武者羅になって走っていました。

【アクセルで曲がり、ステアリングで進む】というクルマを自分で操る感覚・・・
思い通りに走らせることの難しさや喜びを、僕はこのハチロクから教えてもらったのです。



タイヤのガタが気になれば、真冬の深夜であってもハチロクをジャッキアップ。
キンキンに冷えたモリブデングリスを掌に取り出し、ハブベアリングに擦りこむ作業を始めれば、手際の悪さから作業が終わる頃には空が明るくなっていたことも・・・

今ではとても考えられないけれど、当時は無我夢中だったのです。



サーキットでの速さだけを求めるならば、より速い車は沢山あるだろうし、それこそスーパーセヴンは楽して好タイムが出てしまう。

けれど・・・再びあの夢中になれた原点に触れてみたくなったのです。








共に青春を駆け抜けた（つもりの）ハチロクとの別れから１４年・・・










・・・今度は確信犯！








≪一言≫



『これで最後だから・・・』



あと何回通用するかな・・・照

・・・懐古主義？　＾＾；