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京都の桜もボチボチ散り始めてきたので…

今回は京都東山の蹴上から滋賀県大津の琵琶湖まで琵琶湖疏水を逆行して桜巡りハイキングをしてきました。


今日はクルマを使わず電車移動です。
地下鉄東山駅から疏水を目指します。


岡崎の動物園近くで日の出を迎えます。


蹴上のインクラインまでやってきました。
早朝ですが散歩や写真目当ての方がチラホラいらっしゃいます。
この辺りの桜はそろそろ見納めですね。


インクライン上部の第三トンネル西口です。
ここで琵琶湖疏水の水は発電・浄水他に分けられていきます。


先程のトンネルの東口にやってきました。
ここから山科地区はほぼ疏水に沿ってハイキング道が整備されています。


何の変哲もないコンクリ橋ですが、日本初の鉄筋コンクリート橋だそうです。


第二トンネル西口の坑門、立派なデザインです。


トボトボ歩いていると疏水に船がやってきました。
最近は観光船が運行されていてこれに乗ればトンネル内部も見学できます。
但し人気があり、お値段が高いのでなかなか乗れません…


しばらく進むと菜の花と桜がきれいなところにやってきました。


地元の方々が菜の花を栽培されているそうです。


東に進むとまだ見ごたえのある桜が残っています。


第一トンネル東口付近までやってきました。
この辺りは県境が複雑で既に滋賀県に入っています。


疏水第一トンネルと分かれた後は一般道を歩きます。
国道161号バイパス下をくぐり小関越えを目指します。


山道を歩いていると不思議な建造物が現れます。
第一トンネルの第一竪坑です。
明治18年に始まった疏水工事ですが、第一トンネルは当時日本一の長さとなる2436ｍであったため東西の入口とは別にこの上からも掘り進んだそうです。
こんな構造物大好物です笑


小関越えを越えて三井寺付近の第一トンネル東口までやってきました。
満開の桜が風に舞い散っています。


見事な桜吹雪です。


朝6時に京都東山を出発し昼前の11時に琵琶湖湖畔に無事到着しました。
こうやって実際に歩いてみると改めて疏水のありがたさと工事の壮大さをおじさん実感させられました。