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イイね!
2014年08月16日

ボディ補強について考える

スイフトスポーツ(zc32s)は非常によくできた車だと思います。


・コンパクトカーとは思えないボディ剛性。

・スムーズに曲がる純正の脚。

・5ドアゆえの利便性の高さ。


どれをとっても高次元で完成されています。



しかし、あくまで「コンパクトカー」としてはです。

本当にスポーツ走行を行う際にはボディ補強が必須だと考えます。



以前スズキワークス久留米さん(以下SWKに略)を訪れてボディ補強の相談をしたところ

「フロントのサブフレーム以外は必要がない」

との回答を受けました。

その場では31と32の違いを説明されたこともあり納得したのですが、家へ帰ってよく考えてみると少しおかしい。



なぜなら「車のボディいうのは新車の状態から少しずつねじれていくため」です。

簡潔に言うならば、サブフレームの強化だけでそのねじれが解消できるはずはない。

あくまで予測ですが、SWKさんは新車の状態をベースにしてお話をされたのではないかと考えます。



当然ですがハッチバックの車はドアやトランクといった開口部の周りの剛性が低くなります。

スイフトで指摘されるリアのドアの狭さも剛性を低くしないためにそうなっているのです。

欧州のモデルが3ドアなのに対して日本仕様は5ドア

当然剛性は落ちます。



さて、フロア下の剛性が31より上がっているとはいっても開口部周辺部の剛性が低いことには間違いありません。

フロア下に何をしたって後部座席のドアがなくなるわけがないんですよ。



では何をすればよいのか?

1、後ろのドアを溶接する。
  :あまりに単純明快な方法です。
   しかし、実用的ではありません。

2、補強パーツを取り付ける。
  :タイトルの通りこれが正しいでしょう。
   降りる際には取り外せばいいわけですから。


しかし、何を取り付ければよいのか個人的に有効なものを考えていこうと思います。

1、ロールケージ
  :車を箱ごと補強することができるロールケージ。
   剛性アップもさることながら、乗員保護も期待できるので気持ちのリミッターを外せます。
   さらにロールケージ取り付け部を溶接することで剛性は絶対的にあがります。

2、各種補強パーツ(タワーバー、ピラーバーなど)
  :効果はあると思います。
   安価で自分が補強したいポイントにピンポイントで付けられるのがメリット。
   さらっとみせるアクセサリー要素もあります。
   しかし、よく考えないと補強部以外に負担のしわ寄せがくることになります。

3、フロア下補強
  :「なんだ結局フロア下かよ」と思われるかもしれませんので補足説明を。
   →車はコーナリング中ロールをします。
    ロールをするときに一番変位が大きい部分がフロア下なります。

4、スポット溶接
  :スポット溶接の箇所を増やすことで、鉄板同士の張り付きを高め、剛性を上げることができます。
   メリットは底しれません。ロールバーより効果はあります。
   しかし、すべて外さなければならないのであまりにも面倒。
   そして、火を入れることにより錆が発生し、車の寿命は一気に縮んでしまいます。

5、ウレタン補強
  :フレームの中にウレタンを流し込む硬化させることで剛性を上げるという考え。
   効果はロールバーに近いそうですが、水が入ったりすると中から錆がでて経年劣化で逆効果に。
   当然取り外すことはできません。

私はロールケージとフロア下補強を中心に行いたいと思います。

理由としてはまず大きな補強をして、不満点を小さな補強パーツで解消していくことができると考えるためです。

さらに、冬には車高調を導入しますが、

剛性を上げたボディに車高調を入れることと、車高調を入れた後に剛性を上げることは全く別ものだからです。

「これはいい」と思ったダンパーでも、ボディが吸収していた力を補強によって流してやると

全く別のフィーリングになるそうです。(場合によっては底付きすることも

セッティングもし直さなければなりません。



私はめんどくさがりなので、先に剛性を上げることで後のリセッティングする手間をなくし、かつ安全性も確保していこうと思います。

基本的にポンづけパーツで性能は大きくあがりません。

たとえあがったとしてもその分の負担はどこかへいきます。

私はボディの負担をサスペンションに流したいです。

そして路面の凹凸とボディの負担を吸収できるそんな足回りにできれば

スイフトスポーツを真のスポーツカーの領域まで押し上げることができるのではないでしょうか。



以上長くなりましたが、私の車いじりの考えでした。

8月:LSD(CUSCO 1.5way)、フライホイール(TODA)、クラッチ(EXEDY)

9月:シート、ハンドル、フロア下補強(SWKサブフレーム)

10月+11月:ロールケージ装着(CUSCO)

ボーナス:車高調(検討中)

1月:タイヤホイール

2月:追加メーター、

3月:排気系(エキマニ)+吸気系(ビッグスロットル)

でいこうかな。
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Posted at 2014/08/16 19:00:12

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この記事へのコメント

2014年8月18日 22:34
はじめまして!
基本的な補強の導入に関する考えはその通りだと思います。
まずは補強からなんですよねぇ。
ちなみにリアの開口部ですが、一番の理由は欧州の保険対策です(開発の人から直接聞きました。)
また、スポット溶接ですが、前車の31でやってましたが、その後の塗装など処理をきちんとやってますので、7年くらい経っても全然問題ないですよ。
開口部全部は私はいずれやりたいメニューです。
長々とどうもでした~
コメントへの返答
2014年8月18日 23:26
>デブ猫さん

はじめまして(実は32友の会の掲示板でお会いしたことがありますが)

開発の人からお話をきけるなんてうらやましいです。

やろうと思えば工場借りてスポット溶接もDIYでやれます。
ただ溶接個所を増やせばいいというわけではないのが難しいところです。
信頼できるところ預けるのが一番なんですが。

とても参考になるコメントありがとうございました。
今後も色々と教えてください!!
2014年8月19日 10:44
初コメです。
興味深い内容ですねえ。

リアの補強等は考えてたりしますか?

自分もロールバー入れるか悩んでます。。。
コメントへの返答
2014年8月19日 16:26
>ヴォイドラルさん
コメントありがとうございます。

リアの補強は今のところどっちとも言えません。
というのもZC31SからZC32Sになった際にリアの剛性が跳ね上がっているんですね。

とは言っても開口部の剛性が落ちることに違いはないので、ピラーバーかリアフレームエンドバー、またはカチカチ君あたりを試そうと思ってます。

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