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愛媛県久万高原町で2022年4月30日土曜〜5月1日日曜の2日間に渡って全日本ラリー選手権が行われます。

 

久万高原は結構標高があって冬場は凍結のため通行禁止になるようなロケーション。春先に行ってみましたが、北斜面に入った途端カチカチに凍ってて諦めました。

●美川リバース（初日4/30土曜　SS1、3、5）

全長約7kmのミドルコース。前回は勝田範彦選手が2回、福永修選手が1回1位をとっています。

●柳井川（初日4/30土曜　SS2、4、6）

全長約14kmと美川リバースの倍の距離。ここでどれだけタイムを稼げるかが初日のポイントになりそうです。前回は3回とも福永選手が1位を獲得。軽い車が有利？

●美川（二日目5/1日曜　SS7、8）

 全長何と23.28km！初日の美川リバースと柳井川をつないで逆走するパターンです。前回一番早かった勝田選手でも18分34秒かかっています。

●前回2021年の順位

左端の最終順位と比べて5位以上落としたSSに青色をつけてみました。上位は比較的安定していますが、中段以下になるとばらつきが出ています。しかもSS1〜6が遅い選手と7〜8が遅い選手がはっきり分かれているようにも見えます。2日目が雨だったことも大きく影響したでしょう。

今年も同じコースで、しかも天候もドライ＆ウェットで去年とすごく似ている状況で開催。このデータがどんな風に変わるのか楽しみです。

現在ランキング首位はシュコダファビアでJN-1に参戦する元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手。

オンライン観戦はRally Streamが便利です

関連情報URL : https://www.rallystream.net/jrc/2022/rd3/

ラリー2日目の順位変動、SS順位、タイム差をまとめました。

上位6人は安定して速さを発揮しています。そこが勝負の分かれ目だった気がします。すごく高いレベル、限界ギリギリのとこの安定感ですが。

新井選手がSS7.8のBIZAN REVERSEにタイヤが合わなかったと言ってましたが、同じアドバンを履く奴田原選手も7、8で順位を落としています。きっとタイヤの相性一つで順位が変わるほど選手もマシンもギリギリだったんだと思います。

今回意外だったのが勝田選手の3位。コバライネン選手はマシンが別格なので対抗馬に勝田ジュニアか新井ジュニアをシュコダで当てるのはどうでしょう？？

混戦が予想された12位〜16位の86BRZの戦いでは山田選手がクラス初優勝！この5台は最後まで僅差でしたが竹内選手が3つジャンプアップしてクラス2位を獲ったのも他の選手に比べ速さが安定していた結果のように見えます。

安定していると言っても実際に現地で見る走りと音は別次元です。特にJN1.2.3クラスの立ち上がりは圧巻！動画では絶対伝わらない迫力があるので、来年がまた楽しみです！

関連情報URL : https://www.rallystream.net/jrc/2022/rd2/

1位から20位に入った選手の各スペシャルステージの順位をまとめました。

4つのステージの順位変化を見ると、安定感のある選手、尻上がりの選手、SS1と3のSANPOUを得意としている（セッティングを合わせている）選手、ムラっ気のある選手など今日1日の走りが見えてきます。

タイム差を見ると明日の戦いは独走＋ABC3つのグループでの順位争いが面白くなりそうです。中でも12位〜16位の5台、10秒以内でひしめき合っている86BRZの戦い（JN3）が見ものです。

シュコダファビアで走る福永選手の名がないのが残念（マシントラブルでリタイア）ですが明日も走るそうなのでステージベスト期待してます。

明日は現地観戦！

関連情報URL : http://ww21.tiki.ne.jp/~gravel-msc/sokuho/SS4a.htm