• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

やずースポールのブログ一覧

2025年03月25日 イイね!

トレッドウェア別サマータイヤ一覧。夏タイヤは耐久性で選ぶかグリップを取るか?

トレッドウェア別サマータイヤ一覧。夏タイヤは耐久性で選ぶかグリップを取るか?
タイヤ選びは車好きにとってうれしい悩みのひとつ。グリップ、耐久性、乗り心地のベストバランスを求めてあーでもないこーでもないと考えるのが楽しい。

春を前に夏タイヤに交換する整備手帳が増えてきたので、トレッドウェア(耐摩耗性)別に一覧を作ってみた。560から80まで91種。

トレッドウェア560〜420/高耐久タイプ
●トレッドウェア400〜320/耐久タイプ
●トレッドウェア300/スタンダード
●トレッドウェア280〜220/ハイスタンダード
●トレッドウェア200/ハイグリップ
●トレッドウェア120〜80/ハイグリップ

※トレッドウェアはタイヤ側面に刻印してある耐摩耗性能【TREADWEAR】のこと。数値が高ければ高いほど減りにくく、逆に低ければ減りやすいがハイグリップと言われている。アメリカで販売されるタイヤにはすべてこの評価が付いている。【TRACTION】ウェットグリップ、【TEMPERATURE】耐熱性と合わせてUTQGと呼ばれる。


トレッドウェア560〜420/高耐久タイプ
かなり長持ち。
alt

ハイグリップの対極にある長寿命グループ。駆動輪で3万km、ローテーション含めて5万km以上走ることを想定して作られた長持ちタイプ。

トレッド面のゴムを硬くして耐久性を持たせる一方、溝を多くしたり構造をやわらかくすることでウェットグリップや乗り心地とのバランスを取っている。

年間20,000kmくらい走るユーザーでなければ溝がなくなるより早くゴムがひび割れて交換することになる。

2025年ミシュランがトレッドウェア420の新製品プライマシー5を投入。コンチネンタルエココンタクト6にぶつけてきた。460のダンロップDZ102は海外製だが価格が安く手に入れやすい。


●トレッドウェア400〜320/耐久タイプ
やや長持ち。

alt

alt

ジワジワと製品数が増え、新たなスタンダードとなりつつあるのがこのクラス。グリップよりライフや燃費を重視した性格付けがなされている。

「普通に走る分には何ら問題ない」というレビューが多いのが特徴で、適度な乗り心地、耐久性、低燃費性を持つこのクラスのタイヤを言い表している。格安タイヤは走り方により数値ほど長持ちしないことがある。

トレッドウェア340のミシュランパイロットスポーツ5、320のニットーNT555G2やクムホエクスタPS71などが人気。


●トレッドウェア300/スタンダード
持ちとグリップのバランス点。
alt

alt

一般ドライバーに走る楽しみを与えてくれるのが300のタイヤ。サーキットは無理でも峠ならそこそこ走れてライフも長い。ドライブ中ちょっといい道に入った時、高速ワインディングを楽しみたい時に期待に応えてくれる。

グリップを活かしたメリハリのある走りができる反面、製品によっては乗り心地に固さを感じることもある。

ヨコハマアドバンフレバV701、ハンコックベンタスS1evo3は、みんカラユーザーにかなり選ばれている。グリップ力はミシュランのPS4sがひとクラス上かと。


●トレッドウェア280〜220/ハイスタンダード
グリップ高め。

alt

alt

サーキット用に近いグリップ力をそなえていて、公道に限って言えば最強といえる玄人好みのジャンル。パッと見は普通のタイヤで溝もちゃんと刻まれている。(写真のシバタイヤR23を除く)

300ps(225kW)以上のハイパワー車、大径ブレーキ搭載車の足元にピッタリ。耐久レース、連続周回、高速をよく使う、時々サーキットに行くといった用途にも向いている。

フラッグシップモデルという点ではトレッドウェア240のブリヂストンポテンザS007A、コンチネンタルスポーツコンタクト7、ヨコハマアドバンスポーツV107。売れ筋はR23 280595EVOポテンザRE004


●トレッドウェア200/ハイグリップ
ハイグリップ系代表。
alt


alt

トレッドウェア200はサーキットの常用域、走り屋の憧れカテゴリー。名前を聞くだけでワクワクする。公道では使いきれないほどのグリップがあり、サーキットでタイムアタックに使われることが多い。寿命は当然短い。

ユーザーのグリップ評価が縦、横、斜めの3つに分かれるところが面白い。溝が少なく浅いので水たまりには弱いが、ゴム部分のウェットグリップはかなり高い。熱が入りやすいタイプと、しっかり温めないとグリップを発揮しないタイプに分かれる。

各社力を入れているのでどの製品も人気があり、アジアンでさえ価格は高め。ADVAN A052は最小14インチでも22,000円から。みんカラパーツレビュー数は71RS、ZIII、R23、CR-Sが多い。

トレッドウェア200はある種のブランドとなっているので、格安系で次々と新製品が出てくるが、既存品を超える名作はまだ見当たらない。


●トレッドウェア120〜80/ハイグリップ
速攻で減る。グリップは高い。

alt

セミスリック的なハイグリップカテゴリー。見た目のインパクトもすごい。

摩耗スピードは早いがその分グリップするかというと一概にはいえない。レビューにはトレッドウェア200のタイヤに劣るとか、高性能なだけに車種を選ぶといった記載がある。ここまでハイグリップだとタイヤに合わせて車側をセッティングしないと真の性能が発揮できないのかもしれない。

ピレリPZero CorsaはBMW M2のオプション「Mレーストラックパッケージ」に装備されているらしい。


まとめ
トレッドウェアは規格の性質上同じ数値でも耐久性が同じとは限らない点がちょっとややこしいが、大まかなグループに分けてみると世界観がそろっているように感じた。
トレッドウェア560〜420/高耐久タイプ
長距離安全運転のパートナー
●トレッドウェア400〜320/耐久タイプ
エコ&コンフォート
●トレッドウェア300/スタンダード
走りのツボを押さえた万能型
●トレッドウェア280〜220/ハイスタンダード
ストリートの覇者
●トレッドウェア200/ハイグリップ
コンマ1秒請負人
●トレッドウェア120〜80/ハイグリップ
サーキット専用接着剤


Posted at 2025/03/25 19:07:17 | コメント(0) | ドライビングテクニック | クルマ
2025年03月18日 イイね!

【公式最速記録】三河湾スカイライン5分2秒7。ヘイキコバライネン選手が全日本ラリーでマーク

【公式最速記録】三河湾スカイライン5分2秒7。ヘイキコバライネン選手が全日本ラリーでマーク
走り屋の聖地三河湾スカイライン(湾スカ・ミカスカ)を通行止めにして行われた全日本ラリー選手権ラリー三河湾で、Rally Team AICELLOのコバライネン/北川組が5分2秒7の最速タイムを記録した。

alt

●ドライバー/ヘイキ・コバライネン
●コドライバー/北川 紗衣
●マシン/トヨタGRヤリスRally2
●タイム/5分2秒7
●平均時速/119.9km/h(1キロ30.0秒)

●ステージ/SS6 三河湾スカイライン
●距離/10.08km
●計測日/2025年3月2日日曜

車載動画

なかなかの下り坂。走行後
「最後らへんの中速コーナー慎重すぎたかも。
でも大丈夫。タイヤもいい感じだし。
1走目のタイム覚えてる?」みたいな会話が。
新井敏弘選手のWRXも映ってます。

alt
コース図 左から右へ走行(西から東へ)。今回初めてスカイラインだけを使ったコースが設定された。

alt
勾配図 全体に下り気味だが途中のアップダウンも激しい

F1、SUPER GT、全日本ラリー、WRCと渡り歩いているコバライネン選手。昨年のラリージャパン大クラッシュから立ち直る中での全体ベストタイム。

大会は惜しくも2位だったが、元F1ドライバーが我々下品な上級ドライバー(笑)の聖地で最速を刻んでくれるなんて名誉なこと。

道路損壊など劣化が心配な三河湾スカイラインですが、これをきっかけに賑わって、いい道になってくれるといいですね。

●各クラスのレコード
JN-1
マシン:GRヤリス Rally2
コバライネン/北川 紗衣 5分2秒7
Rally Team AICELLO

JN-2
マシン:GRヤリス
山田 啓介/藤井 俊樹 5分26秒8
FIT-EASY Racing

JN-2(MCC)
マシン:GRヤリス
大竹 直生/橋本 美咲 5分29秒7
TOYOTA GAZOO RACING-WRJ

JN-3
マシン:GR86
山本 悠太/立久井 和子 5分36秒4
K-one Racing Team
地元岡崎から参戦中の山本選手の車載

JN-4
マシン:スイフトスポーツ
藤原 友貴/宮本 大輝 5分41秒7
ロッソレーシング

JN-5
マシン:ヤリス
中溝 悠太/佐々木 裕一 5分52秒1
ZEUS AUTOMOTIVE CLUB SPORT

JN-X
マシン:RAV4
天野 智之/井上 裕紀子 5分49秒0
豊田自動織機RacingTeam

6月にはあの碓氷峠で全日本ラリー「モントレー」が行われます!
Posted at 2025/03/18 21:36:40 | コメント(0) | ラリー | クルマ
2025年03月05日 イイね!

トラブルがなければ誰が速かったのか?ラリー三河湾の「快走順位」出してみた

トラブルがなければ誰が速かったのか?ラリー三河湾の「快走順位」出してみた

全日本ラリー初戦「ラリー三河湾」の正式結果から、普通に走れたステージだけ抽出して「快走順位」を作成。純粋なレースペースのようなものを出して今後を占ってみた。


alt

●取り除いたもの
・ペナルティやタイム加算があった順位
・56位以下の成績(選手権対象が55台のため)
・KIZUNAステージの全順位(非舗装路のため)
・残ったものから最低順位一つ

◎JN-1
alt
正式順位では勝田範彦選手が優勝。ヤリスRally2の1・2・3でコバライネン選手、奴田原選手らの安定感は光るものがあった。

しかしアンラッキーを取り除いた快走順位でみると、新井大輝選手1.2位、コバライネン選手1.7位と高く、勝田、奴田原、鎌田選手は3位台となっている(赤い小文字)。

鎌田選手の活躍でファビアR5の速さがまだ通用することがわかったのは見る側として楽しい。今後、福永選手によってかき回されることになるとさらに面白くなってきそう。

新井敏弘選手のSUBARUは善戦しているものの昨年と同じようなリザルトとなっている。11年落ちのファビアR5が頑張っているのだから、もう少しやりようがあるような気もするが、現JP4レギュレーションでは厳しいんでしょうね。

◎JN-2
alt
JN-2では昨年モリゾウチャレンジカップでチャンピオンとなった山田啓介/藤井俊樹組が初戦を獲った。レースペースで見ても山田選手が1位だが、4位内藤選手までがすごく接戦となっていて、オンライン観戦していて楽しかった。

JN2初参戦の貝原選手と内藤選手はリタイヤしたものの速さはあるようで期待が持てる。三枝選手はGRヤリスを準備中らしいことを実況で言っていたので、JN-2もヤリス一色になるのか。

スポーツオートマヤリスで参戦の大倉選手、昨年ところどころ速さを見せた塙選手も早く上がってきて欲しい。

◎JN-2 モリゾウチャレンジカップ
alt
MCCでは大竹選手の優勝は順当として、稲葉摩人選手が大躍進した。快走順位でも2位に入り、レースペースは高いと言えそう。

昨年のようなビギナーっぽさがなく、初日から堂々2位争いを繰り広げたのには驚いた。ペナルティを食らうこともあったが精力的に走り、SS11豊川宮地山ではクラストップでフィニッシュしている。去年と比べて何が変わったのかぜひ知りたいところ。

トップ3からやや離されてはいるが最上佳樹/小藤 桂一組もMCC2年目の利を活かして表彰台に食い込んでほしい。

◎JN-3
alt
なかなかのシーソーゲームだったJN3クラス。最後は長﨑選手が力尽きて山本選手が優勝したが、山本選手も体調のせいか王者の走りというわけではなかった。

快走順位でいうと長﨑選手より山口選手の方が高い。これまでトップを追いきれない印象があったが、次戦以降トップ争いに絡める可能性を示した。

山口選手と上原選手が西浦でほぼ同時にトラブルに遭い、加納選手もコースアウトするなど荒れていたこともあって次戦唐津でも嵐の予感。

※快走順位外:内田 園美/石垣 晴恵選手 トヨタ86 正式57位

◎JN-4
alt
実質スイフトスポーツクラスとなっているJN-4では高橋悟志/箕作裕子組の独走を予想していたが、藤原友貴/宮本大輝組という新星が現れ、接戦が繰り広げられた。

レースペースは20.0対21.9とわずかに低いだけ。高橋選手ももちろん速く、最後はそのプレッシャーに藤原選手が耐えきれずミスを犯した印象。

◎JN-5
alt
開催前の河本選手独走の読みは外れ、小川選手が優勝した。そしてJN5にも伏兵が現れた。快走順位1位を獲得した中溝悠太/佐々木裕一組である。

途中のSS10までは30秒差でトップを走っていたが、SS11でコースアウト。狭く曲がりくねった宮路山林道の犠牲になってしまった。2日目にヴィッツで謎の速さを見せた佐藤選手と共に次戦に期待したい。

◎JN-X
alt
RAV4を投入した天野智之/井上裕紀子組が順調に優勝。直線がかなり速いらしいが重さも2トン越え。SUVでラリーする時代がやってくるのか?

ライバルの清水和夫選手は少しずつ遅い感じで惜しかった。

alt
KIZUNAステージを走るカストロールカラーのファビアR5。ラグーナに設営されたKIZUNAステージの砂煙に観客は大喜びだったらしいが、選手からは「コースが見えない」と不評でミスコースも多発。来年に向けて課題が残った。

alt

新しくなったライブタイミング(ライブ速報)がすごく良かった。まだリアルタイムじゃないけど、ゴール後ちょっとしてタイムが出るので便利になった。どなたのおかげかわからないけど(rallystream?JGR?JAF?)オンライン観戦者には大変ありがたいです。

次戦唐津は4月12日〜13日!



Posted at 2025/03/05 02:11:29 | コメント(0) | ラリー | クルマ

プロフィール

「霧と雨と石灰に泣いた久万高原ラリー http://cvw.jp/b/2229197/48708333/
何シテル?   10/13 02:19
やずーです! V36スカイライン買って初めてクルマって面白いと思いました。今はルーテシア4RSで林道をグルグル徘徊中! F1、WRC、全日本ラリー追っかけ
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/3 >>

      1
234 5678
9101112131415
1617 1819202122
2324 2526272829
3031     

リンク・クリップ

エクストリーム コンタクト フォース 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/24 08:20:44
タイヤって凄いですね 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/02 23:18:30
キー照明キット 取り付け 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/23 10:45:03

愛車一覧

ルノー ルーテシア ルノー・スポール ルノー ルーテシア ルノー・スポール
ルーテシア4RS。マイチェン後のシャシーカップ、ジョンシリウスメタリック。2017年式5 ...
ルノー ルーテシア ルノー・スポール ルノー ルーテシア ルノー・スポール
ルーテシアRS4(RM)のシャシーカップ、2014年登録2年落ち3,000km走の前期型 ...
日産 スカイライン 日産 スカイライン
250GT タイプV。GTRと分離され、V6エンジンになって2代目のスカイライン。 走 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation