お別れして来ました

３月ダイヤ改正で姿を消す事になりました１００系新幹線のお別れ乗車の為、昨日仕事終わってから徳山まで行って来ました。ダイヤ改正後にお別れ運転が有りますが、混雑するでしょうしチケットも取れる自信がありません（汗）
０系、１００系、３００系の時代、私が一番乗り心地が良いと感じていたのが１００系でした。なのであの当時、新幹線に乗る時は時刻表を見て「グランドひかり」と書かれた列車を選んで乗っていましたので１００系に対して特別な想いがありました・・・。

まずは小倉18:22発さくら574号で徳山へ。小倉駅の乗車位置案内に「さくら（６両編成）」とありましたので、８００系の山陽直通は想定しているようです。しかし改正ダイヤでも８００系の乗り入れは残念ながら行われません。
小倉を出ると徳山までノンストップなので、わずか２８分で到着します！！
そして徳山19:27発こだま827号が１００系で運転です。

この短い時間で去り行く１００系と最新鋭のN７００系に乗車した感想はと言うと、両車ともに乗り心地の良い車両でした。大きな違いはN７００系は加速・減速が滑らかなのに対して１００系は特に減速の時に変速ショック（？）が大きいなと思いました。（運転士さんの腕前の違い？）
ただし、トンネル走行時は１００系の方が圧倒的に静かです。これも軽量ボディの宿命なのか、圧倒的な速度差の為かは判りません。（現在さくらは最高285Km/h、１００系は最高220Km/hです）
両車に乗って一番驚いたのが、高速で走るN７００系よりも体感速度は１００系の方が速いです。N７００系は実際の速度より随分ゆっくりに感じました。

こだま827号、車内は予想に反して非常に寂しいものでした。（お客さん少ないです）
１両あたり数人ほどしか乗っていません。車内に入ると３００系より姿を消したワイド窓がお出迎え。いきなり通過列車に抜かれ、発車。家に車を置いてバスで通勤したので、徳山駅で買った缶ビールを開け、贅沢なワイド窓の車窓を楽しんでいると、秘めていた特別な想いが込み上げ、思わず涙ぐんでしまいました。お客さん少なくて良かった（＾＾；）
座席は元グランドひかり編成のグリーン車用シートなので、ゆったりふかふか♪あの当時、お金持ちの人はこのシートで2階のでっかい窓で流れ行く景色を見ていたんだな～と思いました。
そして新山口駅に到着、ここでまた通過列車待ちで10分停車です。なんと２本の列車に抜かれました。ダイヤの精密さにびっくりです！
次の厚狭駅では直ぐ発車、新下関駅でまたも通過列車に抜かれました。そして新下関駅では、岡山行きの１００系と一緒になりました。こちらも自由席はガラガラ、指定席だけ恐らくツアー客でしょう。ほぼ満席でした。小倉駅に到着し、ここで８分停車という事で、また後から来た列車が先に行くんでしょうね。小倉駅では１００系と同じ日に去り行く３００系との競演が一瞬だけありました。
発車まで見送ると帰りの電車に間に合わなくなるので諦めてここでお別れです。

１００系が運用から外れても私の心の中では走り続けます！！
長文、失礼しました。