
本日はshoさんに頂いたカートのエンジンのチェック(使えるのか否か見極める)です。

夜(夜中?)に頂いたので暗がりで判りませんでしたが、こうして明るい状態で再確認すると、その真新しさにちょっとビックリ・・・・・。「KT100SDとレーシングカート一式を買った時にオマケで付いてきた物」ということで頂きましたが、本当に貰っちゃっていいのかな、とこの時点では・・・・・。
そもそもこのエンジンって何?
暗がりで見たときには頭(ヘッド)が丸っこかったのでKT100Jあたりかな?と思ってたんですが・・・・・

↑KT100J。全然違いますね・・・・・。YAMAHA製でさえありません。PRDというエンジンらしい。メーカー名不明。PRDというメーカー名でエンジン名もPRD?
早速チェック開始。
エキマニも付けてくれたのでそこから開始。

ジョイント部が太い。中間パイプと同じ太さ。KTだと中間パイプの内側にはまる太さ。結果的に↓の様に中間パイプ無しでマフラー(チャンバー?)が組める。

でもこのまま使うのはなんか怖いので中間パイプ自作しよう・・・・・。
キャブレター側。

KTのガスケットをあてた時点でサイズの違い明確。この辺も工作が必要だなぁ・・・・・。
中身チェック。

ヘッドボルト四本外しただけでヘッドは取れる。そのままシリンダーブロックも抜ける。KTはヘッドボルト六本、さらにシリンダーブロックボルト四本、計十本抜かないとシリンダーブロックまで抜けない。整備効率はPRDいいですね。

ヘッド、シリンダー、腰下(クランク)、各部異常なし。というか、新品時からほとんど使われた形跡無し。半日~一日使ったか否かくらい?
シリンダー。

見た目では判らないが、指で触ると判る。PRDの方がKTより1mm程細い。
同じ100ccだとしたらPRDの方がストロークが長い事になる。実際、PRDの方がKTより項圧縮でパワーも上らしい。

スプロケも12丁が付いている。KT100SだとAPGで11丁なので、KTよりトルクがあるのだろう。(APGよりもっと高速なサーキットを走ったときの物かもしれないが・・・・・。)

↑キャブ側。それほど違いは無い感じ?

↑エキマニ側。もう別物。

KTのシリンダーブロックにPRDのエキマニを・・・・・ねじ幅がやはり違うので合わない。その逆の組み合わせもしかり。そもそもねじ幅が合ったとしても排気が漏れる、エキマニの角がヘッドに当たって組めないなど問題外。
最後にエンジンマウント。

まぁここまでくれば予想は付いていましたけどね・・・・・穴の位置が合わない。
たまたま鉄くず置き場に放置してあったエンジンマウントの存在を思い出す!!
そもそもこのエンジンマウント穴が無い!!。いったい何にどうやって使うのか不明で廃棄しようとしたものだがここへ来て出番到来!!

↑早速穴あけ加工して装着。なんとかなった・・・・・このエンジンマウントってこうやって加工するためのものだったのか?!
以上で本日の作業は終了。
ここからは後日談であるが、PRDは125ccのAVANTIに移行が終わっており製造していない。パーツの供給も無い。メンテや修理にパーツが必要になったらヤフオク等で中古パーツを探すことになるがPRD100は玉数が少ない(皆無に等しい)ので入手困難(不能)。KT(YAMAHA系統)からのパーツ流用はスプロケくらいしか出来ない・・・・・。

↑PRDにKTの11丁、合います。スプロケだけは流用可能。共通規格部品?
パワーはKT100系統より若干?上らしいが、エンジンスタートがムズイ(まぁセルスターター全盛期に出てきたエンジンですからねぇ)。レースのカテゴリーが無い。KT100RやKT100Jもレースのカテゴリーないですね。一番古いKT100Sはいまだにメインで走ってますが・・・・・。などなどの理由から敬遠された、希少ではあるが、価値は薄いエンジンみたい。
中古エンジン流通市場でも↓みたいな取り扱われ模様。

一山いくら?的な(笑)。
まぁ、使えたらラッキー、使えてもメンテしないで使い続ける(パーツが入手できないのでメンテしようが無い。真っ先に交換が必要になるであろうピストンリングが特殊な形状してるし・・・・・)、不具合出始めたらポイ・・・・・するのがいいのかな。でも程度は上述の様に上玉なので案外ノーメンテで結構持つかも。シャシーの方が先に御陀仏しそう(笑)。
ということで、ただで頂けた理由がなんとなくこんなところだったのではないのかと思った次第。「ただより高いものは無い」の格言通りにならないように適当なところで手を引こう。
一応?(運用実験編?に)続く?。
Posted at 2017/08/27 17:15:43 | |
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