【笹谷峠】 国道286号線(笹谷街道)(1/3)
投稿日 : 2011年07月19日
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国道286号線は山形市と仙台市を結ぶ一般国道で、奥羽山脈越えの古くからの峠である笹谷峠を越えるルートになります。
今日では奥羽山脈を笹谷トンネルで貫く山形自動車道が並走し、トンネルを挟む1区間(関沢IC~笹谷IC)のみは割安料金(200円)で利用できるため、わざわざ峠を越える車は非常に稀なようです。
今回は山形側からアプローチしてみました。
山形市内から延びる綺麗な片側2車線道路を直進すると山形蔵王IC、その手前で右折すると笹谷越えのスタートです♪
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山形自動車道の高架を眺めつつ、
しばらくは緩やかな上り坂をのんびりとドライブ♪
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少しでも高速代を浮かせたい皆様が
笹谷トンネル手前の関沢ICまで
下道で行かれるので交通量は多めw
関沢ICまでは登坂車線もある立派な国道です
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関沢ICに到着
入るときは宮城方向にしか行けない、出るときは宮城方向からしか出れない、ハーフインターチェンジ
山形道を走ってると、結構このICから乗ってくるんですよねー
で、肝心の笹谷越えは、直進・・・
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④の写真で道が狭くなっているところに立て看板
もちろん冬期は閉鎖
んで、この看板の地図に偽りあり >_<
この地図で観ると宮城県側のほうがハードそうですが、
実際は山形側のほうが数倍ハード(笑
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初っ端のヘアピンからこんな感じ(汗
シャコタンでインを攻めると確実に逝っちゃいます^^
2010年、夏の深夜、ここまでに数多くある警告看板を見落とし(!?)、9tもあるトラックが果敢に突入し、見事に立ち往生w
脱出にクレーン出動する騒ぎで半日以上通行止めになったとのこと(爆
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笹谷越えの道の歴史は古く、鍋越峠(R347、尾花沢~大崎)と並び平安時代にはすでに存在していたようです。とはいえ、現在の国道やひと時代前の道と一致しているケースはほとんどなく、古代の道は素人には手が負えません^^;
ただ、この山形側の区間は古来よりほぼ同じエリアを道が通っていたとのことで、古代の道のなごりが伺えます。
写真左手に山道の出口がありますが、これらの道は、馬車が通れるようにと明治期以降に作られたつづら折りの道路を串刺すように伸びており、今では登山者が使っているようです。
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ひたすらつづら折りの難所が続きます・・・
途中、クマに怯えながら車を降りて撮影しつつ、のんびりと進んで行きましたが、結局峠に至るまで1台も私を追い越した車がないほど交通量は少なめでした。
高速の乗れないからでしょうか、果敢に山越えする原付2台、トレーニングしてるような感じのチャリ数台、すれ違ったのもこんな感じでした(笑
(次ページに続きます)
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