
こんにちは!
前のブログでミンともさんから頂いたコメントで
マグロ型?ってのの解説を少しつぶやいてみます。
だいたい私が勝手に定義、命名してるだけなので
かぁ~るく読み流してください(*^-^)
先ずマグロですが
普通の魚はエラをパカパカして水を取り込み、呼吸してます
マグロのエラは固定で、泳いで口から水を取り込む方式です
高速で泳ぐために、より抵抗の少ない形状でエラが固定式になっています
その他に背びれが格納式になったり
体の後ろ側に、ボルテックスジェネレーター状のヒレで整流したり
と、高速で泳ぐために進化しています。
その代償として泳ぎ続けて水を取り込まないと、死んでしまいます。
そしてNSRです、NSRに限らずTZR、RGガンマ系などの2ストエンジンのレーサーレプリカはみな同じです
先ず2ストの潤滑方式です
2サイクルエンジンの潤滑は、混合気にオイルを混ぜてクランク、シリンダーピストンを潤滑しています
なので、スロットルを開けている分には、ピストン速度に見合った混合気+オイル量が供給され潤滑に問題なしですが、
下り坂などでスロットルを閉じるとピストンスピードに見合った混合気+オイルが供給されずに、最悪ピストンが焼き付きます。
市販車ノーマル分離給油方式で街中走ってる分には気にする必要ありませんが、混合仕様にしてサーキットを走行する場合は気を付ける必要があります。
次に、2ストの出力特性です
1回転の内に、吸気、圧縮、燃焼(爆発)、排気(掃気)の工程を行わないといけないので、
設定がシビアで、またパワーバンドの範囲が狭くなります、
その代わりにピークパワーは4ストに比べて爆発回数が多いので高くなります。
低回転が原チャリみたいで、ある回転数から突然リッターバイクみたいな加速をするのが特性です
つまり、パーシャルスロットルで走るのが難しいのです、
私も改めて思い浮かべてみると、基本アクセルオンかオフ(加速状態or減速状態)で走っています。
これは自力で改善できますが、最後にもう一つ
ラジエターに冷却ファンが付いていないので、アイドリング状態でほっておくと
オーバーヒートしてしまいます。
マグロと同じくエンジンが掛かっている限り、走らなければ死んでしまいます
アクセルを開けて早く走らなければ、死んでしまう事があります
四輪でもフォーミュラカーなどは同じマグロ型だと思っています
あと、戦闘機なんかもそうじゃないかな..........これは止まっていても死にはしないでしょうが。
共通してるのは速さを追求して進化した、それ以外は犠牲にしたっての
マグロ型はカッコいいんです
Posted at 2018/08/15 09:51:16 | |
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