正解だったマフラーのアーシンング
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
オカルトだ、何だと、評価が分かれるマフラーのアース処理ですが、四の五の言わずに、まずはやってみました。
最初は予備実験
マフラー、消音器の出口側に、ステンレスバンドで、10mm幅程度の編祖線を巻き付け、車内のバッテリーアース近傍に、接続した。
2
まずは実験として、仮組なので、バンパーの外から、バッテリーアースポイントの近くへ、仮配線。
黒いのは保護用のビニルチューブ。
試乗結果。
これだけでも、改善が体感出来た。外して見ると、すぐ分かる。これは戻したくない。
更に、もっとやってみようと思うレベルの改善効果があった。。
3
仮組状態での結果が良かったので、消音器の手前側にも編祖線を巻いて固定。
後ろ側と直列に接続。
試乗結果
もう、歴然とした効果に変わった!!
これはイイ。
低速域でのトルクが分厚くなった。
しかも、抑圧感、フケの重苦しさ感も無い。
右側だけでこの効果なら、
左側もやったら凄いことになるんじゃないかと、
大きな期待が出てきた。
4
今度は「本組み」なので、
バンパーのアンダーカバーを外して、
中を通して隠す。
ボディシャーシにゴム栓で塞がれた穴が開いていたので、ゴム栓を取って、編祖線を内部に引き込んだ。
上の写真は右側だけど、左側も同様の処理をした。
さて、
左右両側のマフラーに、アース処理をした結果は?
素晴らしい!
歴然とした出足の力強さ。
出足、アクセルの踏み込み量に比例して速度が付いてくる。
だから踏み込みすぎない。
一時スロットルコントローラを買おうかと思ったけど、もう不要だ。
しかし、ここで一つだけ問題が発生。
オーディオの音が、少し改悪された。
オーディオの音、特に高音がキツくなってしまった。低音も締まり過ぎ。
そこで音の変化をよく聞き分けながら原因を考えた。
この音は、少し引きつり気味だから、アースボルトにネオジマグネットを噛ましたい音だなあ・・・。
いや、
それならボルトを非磁性体にすれば良いじゃ無いか!
5
アースポイントに使ったネジは、
元々は鉄製のボルトだった。(写真左側)
そこで、非磁性体である真鍮ボルトを同じ長さに切って、使った。(写真右側)
これは無メッキのもの。
多くの市販品は、防錆目的でニッケルメッキされている。
しかしニッケルは強磁性体で、
音質を改善する目的には使えない。
(鉄よりはイイですよ。)
なお、真鍮は強度が鉄より小さいから、大きな荷重がかかるところに使ってはダメ。
僕は圧着端子の固定目的だけに使用。
さて、結果。
まずエンジンフィール。
さっきより柔らかい、しなやか、楽にフケる。
S-TYPEの特徴、魅力である、
軽やかでしなやかなハンドル操作感。
あの感じにそっくるなエンジンフィールになった。
問題だった音質だが。
高音がとても甘くて魅惑的になった。
さらに、リバーブがとても良く聞こえるようになり、
伸びやかさも出てきて、
鉄製ボルトに比べ、圧倒的に良くなった。
今現在、過去最高の状態となった。
アース、コンデンサ、エアインテークフィルタ、等々、小さな改良を重ねてきて、遂にここまで来たぞ、というレベルになった。
当初はガタガタで酷いモノだったATのシフトショックだが、
今回遂に姿を消した。
オカルトではありません。
明白な結果が出ています。
ただ、静電気が原因がどうかは分かりません。
マフラーの奥は、ずっと先でエンジンに繋がります。
つまり、今回のマフラーアースは、
バッテリーアースとエンジンをマフラを通じて直結された効果も、かなり大きく出たように思います。
オーディオの音質にも影響があった事は、
クルマボディに流れる電流に変化が出た事を示しています。
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