駐車時における消費電流（暗電流）の測定

バッテリー上がりを起こしてから気になっていた「暗電流（駐車時の消費電流）」の測定をやってみることにしました。

使用したものは、デジタルマルチメーターCD771（10A測定レンジ）、ワニ口付きケーブル（テスター接続のため）、自作12V発生器（離線時の保護用）です。

とりあえず、セキュリティを解除して、そ～っとボンネット開けて配線して測定した値が50mA前後。
これがセキュリティ切った状態での駐車状態における消費電流となります。
車本来の暗電流に近い値だと思います。消費しているのはECUと振動感知機能のあるドラレコND-DVR1の待機状態のみです。（ND-DVR1は待機時1mA公称）

その次に、そのままの状態からセキュリティをONにしてすぐの状態です。
200mAほど消費しています。

ですが、この状態で3分ほどしたら次の状態に落ち着きました・・・なんでしょう、セキュリティの初期消費なのか、はたまたセキュリティONのときウインカーランプも点滅させるのでECUが一時的に消費しているのか、そこは謎です＾＾；

謎の3分が経った後での電流値です。
60mA程度の電流に収まりました。
ということで、セキュリティ自体は10mA程度しか動作中（監視中）でも消費していないことになるのがわかりました。
（当然、セキュリティON・OFF時などのチャープ音鳴らすときは結構な電流が流れます。）

そしてセキュリティを解除してしばらく待ったのち、ドアを少し強く閉めて、ドラレコND-DVR1の駐車監視モードを動作させたときの電流値がこちら。
暗電流値を考えると320mA程度消費していることがわかりました。

もう一つのドラレコGDR E560の駐車監視機能も試してみたかったのですが、一旦イグニッションONにしないといけなかったのでやめました。（テスター外したりとか面倒で＾＾；）

今回の測定で、当方の車はセキュリティ作動中の「通常の駐車状態」でも60mAしか電流が流れていないことがわかりました。

バッテリーの「カオスN-60B19L」の5時間率が36Ahということから、単純計算すると600時間、25日でカラっぽになるということに。

まぁ最低2週間に1回は乗ってあげないと機嫌を損ねるってことですね～注意注意＾＾