2007年10月04日
冷や汗って、これも立派な汗のうち?
でも暑い日の滝のように出る汗とは違う?一緒?
日も落ちて、暗くなった空。
車一台分の道幅の登り道、車で入り込んだ道はUターンできず。
しかたなく後退開始。
おまけに緩く左にカーブ。
ああ、後ろが暗くて視界不良!とボヤキながら後退。
ミラー確認しながら、うっすらと見える車体を左カーブさせる。
ピピーンピピーンピピーン…後退。
これは見えん、草の蔽い繁っていることよ。
右ミラー確認すると、右リアが草むらに潜った。
ハンドルの切りが甘かったか。
サイドを引く。
ドアを開けて降りて確認。
ん?
ギョェ━━━(゚Д゚;)━━━ッ !!!!!
右後輪が脱輪しかけてるッ!!!!
だった!右側はガード無しの登り道だった。
後1センチも後退できそうにない。
その時、すごく風が涼しく感じられた。
これは体にうっすらと冷や汗が噴き出たに違いない。
周りの状況を確認。
ここで脱輪させると、かなりヤバイ。
そう直感が語る。
こんなときに限って普段は回ってこない背の高い車に乗っている。
重量の点が高い位置にある背の高い車。
困った。
万が一脱輪したとして、右後輪が落ちるで留まればいいが反動で車体が転がるとシャレにならない。
1メートルほど下に落ちるからだ。
それは本当に笑えない状況になる。
まずは冷静さを保つことを心がけた。
月明かりがどれくらいあるというのだ。
車内から見た、ミラー越しの外は想像以上に見えない。
十分に止まってはいるが、念のためにもう1ピッチだけサイドを引いた。
カチッ。
別段、坂道発進に問題はないが、今日に限っては状況が実に問題がある。
準備運動として、半クラの位置を明確に足に記憶させる。
よし、ココロの準備はできた。
こういうときこそ叫ぼう。
『覚悟はいいか?覚悟はできているッ!!』
アクセルを吹かす右足。
そして左足に神経の大半を集中させる。
軽く動こうとする車体が前方に沈む。
いまだ。
左手がサイドを下ろす。
キュキュ。
一瞬タイヤが鳴き車は前方へ移動。
どうにか脱輪は免れた。
久しぶりに怖かったっす【><。】
そして、久しぶりに変な汗が出た。
Posted at 2007/10/05 23:30:37 | |
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