11月5日と6日の走行ルートです。
2日間の走行距離は432kmでした。
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【 11月5日(土) 】(19日目)
福岡県宮若市の宿の朝ごはんです。
午前8時ちょっと前に出発。
県道9号線・87号線・55号線から国道3号線を経由して関門トンネルへ。
山口県に入り、国道2号線・491号線→県道33号線→国道316号線→県道31号線で秋吉台を目指します。
途中、立ち寄ったのは「別府弁天池」。
午前11時半に到着。
土曜日と言うことで何かのイベントをやっているらしく、駐車場横の広場にたくさんの人が集まっていました。
「別府弁天池」です。
青く透き通った水と水面にうつる紅葉がとても綺麗でした。
県道31号線から「秋吉台カルストロード」(県道242号線)へ。
広々としたカルスト台地の中を楽しく走りました。
「長者ヶ森駐車場」です。
秋吉台カルストロードは2021年4月に86で走っていますが、その時はあいにくの雨でした。
今回はお日様の下、本当に気持ち良く走ることができました。
国道490号線で南へ下り、国道435号線・262号線でさらに南東方向へ進んで「防府(ほうふ)天満宮」に着いたのは午後3時ちょっと前でした。
参道を登ってくと立派な楼門があります。
振り返ると登ってきた参道がきれいに見えました。
社殿です。
いつも通り、交通安全と家族の健康をお祈り。
この時期はいろいろな神社やお寺で七五三詣の家族連れを多く見ました。我が家の七五三をなつかしく思い出しました。
「鯛おみくじ」というおもしろいおみくじがありました。
樽に入った鯛の形のおみくじを竿で釣り上げるようです。
楼門の西門を抜けると「春風楼(しゅんぷうろう)」という不思議な建物がありました。
案内板によると、1822年に五重の塔を作り始めたものの諸事情で建設中止となり、五重の塔の一層部分の軒下の組物をそのまま床下に組み入れて楼閣にしたらしいです。
確かにいかにも五重の塔の一部らしい組物がありました。
何事も諦めないことが大事だと学びました。
午後3時半に出発して山口市内の宿に向かいます。
防府天満宮に来た道を引き返すのが最短ルートですが、それでは面白くないので別ルートにしようと思い、国道2号線で西へ向かって大回りして宿へ。
到着は午後5時でした。
すぐに大浴場へ行きました。
明るいうちにお風呂に入れるのは幸せです。
旅ならではのぜいたくな時間だといつも思います。
地元のスーパーで買った夜ご飯をいただきました。
久しぶりに食べたお刺身が異常においしく感じられました。
得した気分です(^^♪
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【 11月6日(日) 】(17日目)
山口市の宿の大浴場で朝風呂に入って部屋でおにぎりとお味噌汁の朝ごはんをいただきました。
午前9時に出発し、前日秋吉台から山口市へ走った道を逆に北上していきます。
最初の目的地は山口県長門市の「元乃隅(もとのすみ)神社」です。
山口県の絶景スポットとして有名ですね。
県道28号線→国道191号線を経由して、到着は午前11時。
駐車場から歩いて行くと赤い鳥居が海に向かって並ぶ景色がありました。
鳥居は123基あるそうです。
この神社は「日本一入れにくい賽銭箱」も有名です。
高さ6メートルの大鳥居に取り付けられた賽銭箱の位置は5メートルだそうです。
ハートが付いた箱が賽銭箱です。
一生懸命硬貨を投げている若い人がいましたが、入れるのは難しそうでした。
この大鳥居をくぐって少し行ったところにある展望所のようなところから見えた日本海です。
ずっと見ていられます。
100m続く鳥居の中を通って海岸に下りて行きます。
あざやかな赤色がきれいです。
下から見上げたところ。
海岸から見る水平線もきれいでした。
ここからすぐ近くにある「千畳敷」へ向かいます。
標高333mの高台に草原が広がっています。
元乃隅神社からとは違った日本海が見えました。
草原の緑、海と空の青、雲の白のコントラストと広々とした解放感がすばらしい(^_-)-☆
正午に出発し、次の目的地は「萩城城下町」です。
国道191号線に戻って東へ進んでいると「長崎ちゃんめん」のお店があったので昼食としました。
食べたのは店名と同じ「長崎ちゃんめん」です。
とてもおいしかったですが、なんで「長崎ちゃんぽん」じゃないのだろうか?
午後1時半に「萩城跡」の近くの「指月(しづき)第一駐車場」(無料)にGR86をとめて歩いて周辺を散策することにしました。
「萩城跡」は86の旅で5年前に来ているので今回はパスです。
駐車場から東へ進み橋を渡って「萩城城下町」の方に歩いて行くと、立派な門がありました。
「旧毛利家別邸表門」です。歴史を感じます。
さらに歩いて行くと、きれいな白壁の通りがありました。
絵画のような風景でした。
「高杉晋作誕生地」。
建物内部には入れず、庭から内部を見るだけでしたが雰囲気は味わえます。
ものすごく豪華な門構えの家があり、入ってみました。
蘭学医である青木周弼という人のお宅だったそうです。
城下町の中をぐるぐると歩き回るのは、非日常を感じられてとても楽しかったです。来て正解でした。
駐車場に戻ってみると、私のGR86の隣に山口ナンバーのBRZがとまっていたので記念撮影。
こういう偶然はなかなかないので、ちょっと嬉しかったりします。
午後3時に出発し、日本海を左に見ながら国道191号線を北東に進みます。
午後5時頃、トイレ休憩で立ち寄った「道の駅 ゆうひパーク浜田」から見えた夕陽です。
さらに走っていると今度は東の空にきれいなお月様が見えました。
島根県江津市(ごうつし)の宿には午後6時の到着でした。
今日も宿の天然温泉に浸かってから夕飯です。
島根県まで戻ってきて、旅ももうすぐ終わりかと思うと少し寂しい気持ちでした。
原 宗一郎