6月9日から7月3日の間、昨年GR86に乗り始めた時から計画していた北海道の旅に出ました。
京都府舞鶴市から新日本海フェリーで小樽市へ渡り、北海道を時計回りに一周する予定です。
いつものように旅の記録を残そうと思います。
旅行初日と2日目の走行ルートです。
大阪の自宅から舞鶴港までは116 km、小樽港から札幌市内の次男のアパートまでは33 kmでした。
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〖初日:6月9日(金)〗
フェリーの舞鶴港出港時刻は午後11時50分ですが、暗い道を走るのが嫌なので、大阪の自宅をかなり早めの午後5時半に出発。
北海道でもし宿がとれないときは車中泊をしようと思い、マットや寝袋なども積み込んだのでトランクは隙間なく、いい感じに埋まりました。
国道9号線を北上し、舞鶴市を目指します。
午後7時半頃、きれいな夕焼けが見えました。
8時過ぎに京都府綾部市の「ひと粒」さんで夕食としました。
天ぷらうどんです。
沢山の揚げたての天ぷらがとてもおいしかったです。ぜいたくなうどんですね。
フェリーの出港時刻までずいぶん時間があるので、食事をしながら舞鶴市内の日帰り温泉を探して、舞鶴港のちょっと手前にある「たかお温泉 光の湯」に寄っていくことにします。
今はいつでもどこでもスマホ一つで何でも調べられて本当に便利ですね。
綾部市から北へ向かう府道474号線と国道27号線は暗い山道が続くのですが、ここで初めてGR86の「ハイビームアシスト」を使いました。
GR86に乗り始めて1年ちょっとたちますが、私は「ハイビームアシスト」という機能があることを知りませんでした。
当たり前ですが、対向車が来ると勝手にロービームに切り替わります。精度もレスポンスもなかなか優秀です。
「光の湯」には午後9時到着。
靴は「86番」の下駄箱へ。
ちょっとぬるめのお湯でしたが、約1時間ゆっくりと温泉を楽しみました。
舞鶴港に向かう途中のセブンイレブンでビールと翌日のフェリー内の食料を購入。
10時半、「新日本海フェリー舞鶴フェリーターミナル」に到着。
以前は車検証を持って行ってターミナルビル内の受付で乗船手続きししていましたが、今は予約時に発行される「e乗船券」をプリントアウトしていけば現地での手続きは不要です。
低床車の列に並んで、スマホでYouTubeを見て時間を潰しながら乗船を待ちます。
11時10分、乗船完了です。
6月のフェリーの料金は、GR86で片道39,500です。
船室は「ツーリストA」を選択。
部屋に入ると、左右に二段ベッドが並んでいます。
運転者の「ツーリストA」の料金はGR86の運賃に含まれています。
ベッドはこんな感じです。
私のベッドは下段ですが、上段の入り口は反対側なのでそれほど他の人に気を遣わなくていいです。
ビールを飲みながら持ってきた文庫本「哀愁の町に霧が降るのだ(上)」(椎名誠 著)を読んでいるうちにいつのまにか眠りについていました。
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〖2日目:6月10日(土)〗
6時半起床、7時すぎから船内を散策です。
ツーリストAの船室がある4階のロビーです。
この船は「はまなす」という名前らしいです。
結構スピードが出る船のため風が強く、航行中は両舷のデッキには出られません。
5階の船尾にあるオープンデッキには自由に出ることができます。
一直線のきれいな水平線が見えました。
風が気持ち良かったです。
同じく5階の船首に近い「フォワードサロン」へも行ってみます。
こちらもずっと見ていられる風景です。
6階にはシアタールームがあって、午後に2回映画が上映され自由に見ることができます。
乗船前に買っておいたビーフメンチカツバーガーで朝食にしようと思い、船の人に電子レンジはどこにあるか尋ねたところ、この船にはないとのこと。
フェリーの中で電子レンジを使った記憶があるのですが、新日本海フェリーではなかったようです。
これまでいろいろなフェリーに乗っているので記憶がごっちゃになっています。
給湯室でドリップコーヒーを作ります。
自分のベッドに戻って朝食です。
バーガーは冷たかったですが、食べ応えがあって満足です。
11時半に大浴場へ行き、熱めのお湯につかりながら窓から群青色の広い海を見ました。
風呂上がりのビールです。
最高においしいです。
そして昼食。
お弁当は乗船前にセブンイレブンで買ったもの、みそ汁は家から持ってきたフリーズドライです。
最近のフリーズドライのみそ汁はレベル高いです。
その後はだいたい以下のようなことの繰り返しで小樽港着まで過ごしました。
・寝る
・アマプラでダウンロードしてきた「進撃の巨人」を見る
・オープンデッキで海を眺める
・スマホゲームをする
・椎名誠の本を読む(この文庫本は1992年に買ったもので、久しぶりの読み直しです)
午後5時すぎにお腹が空いて、持ってきたカップヌードルを食べました。
こういうところで食べるといつもにも増してうまいです。
午後6時半頃、「本船の右舷に神威(かむい)岬がご覧いただけます」という船内アナウンスがあり、オープンデッキへ行ってみることに。
ちょっと遠かったですが、はっきりと見えます。
神威岬は今回の旅で行く予定にしている所で、海からも見られてよかったです。
フェリーは定刻より少し早く、8時半頃小樽港に着岸しました。
小樽港からは国道5号線で一気に札幌市まで、走りなれていない夜の道で少々ビビりながらの運転でした。
1時間ほどで次男のアパートに到着です。
近くのファミリーマートでビールと軽いつまみ類を買って、久しぶりに二人きりでお酒を飲みながらいろいろな話をすることができました。
とても楽しい、北海道初日の夜でした。
楽しみにしていたGR86との北海道旅行が始まりました(^^)/
原 宗一郎