〖7日目:6月15日(木)〗
この日の走行ルートです。
稚内市から士別市までの走行距離は302 kmでした。
今回の旅で初めての一日300km越えです。良く走りました。
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午前5時起床、6時すぎにお風呂へ。
民宿で朝風呂に入れるのは珍しいと思います。さすが“温泉民宿”です。
朝ごはんのおにぎりは北海道の食材を使ったものにしてみました。
おいしかったです。
8時ちょっと前に出発し、ノシャップ岬を通り越して「JR稚内駅」へ向かいます。
20分ほどで到着しました。
「JR稚内駅」は国内最北端の鉄道駅とのことで、ちょっと寄ってみました。
写真の黄色い線路が「日本最北端の線路」です。
本物の線路ではなくモニュメントです。
国道238号線を東に進み、「宗谷岬」には午前9時ちょっと前に到着です。
平日の朝だからか、駐車場はまだ空いていました。
「日本最北端の地の碑」です。
この三角形の碑を見ると宗谷岬に来たという気持ちになりますね。
駐車場から国道を渡って坂道を登っていくと「宗谷岬公園」があります。
その公園からの風景です。
遠くまで海が広がっていい眺めでした。
「旧海軍望楼」です。
ロシアのバルチック艦隊の動きを監視するために1902年(明治35年)に建設されたものだそうです。
このような実際に使われていた建物は歴史を感じさせてくれるので好きです。
公園にはいろいろなモニュメントがありました。
駐車場に戻ると大阪ナンバーの大きなオートバイに乗っている方がいたので話しかけてみました。
私より少し年配と思われる男性で、私と同じように一人で道内を旅しているとのことでした。いろいろ話してみるとその方の住んでいる市が私の市の隣と言うことがわかりました。
世間は狭いです。
9時半に出発し、国道238号線を南に少し走ったところでとてもいい景色が見えて思わず写真を撮りました。
海の写真を撮りたいと思い、午前10時に「道の駅 さるふつ公園」に寄ります。
道の駅の海側あった「いさりの碑」です。
なんかカッコイイです。
そこからとても綺麗な青い空と海が見えました。
寄り道してよかったです。
天気も良く、すいている国道をどんどん走って「クッチャロ湖」には午前11時前に到着です。
キャンプ場のすぐ横の駐車場で、もちろん車中泊もOKなのでキャンピングカーが多くとまっていました。
湖が広々としていて気持ちいいです。
近くにあった案内図です。
クッチャロ湖がこんな複雑な形だとは知りませんでした( ̄▽ ̄)
少し風があって湖面に波が立っていました。
大きな波に見えますが、水面ぎりぎりでカメラを持って撮ったもので実際の波の高さは数センチです。
出発前にキャンプ場の炊事場で雑巾を水に濡らしてGR86のフロントガラスにこびりついたたくさんの虫をきれいに掃除しました。
周辺のキャンパーの人たちが自然の中でゆる~くされているので、こちらも心に余裕が生まれて要らない写真を撮ったり車の掃除ができたりします。
さらに南下を続け、ちょうど正午に「道の駅 マリーンアイランド岡島」で昼食としました。
道の駅の建物が船の形をしているのがおもしろいです。
「塩野菜ラーメンを」注文。
私にはちょっと塩味がきつかったですが、野菜たっぷりのおいしいラーメンでした。
食後の運動のために歩いて海岸まで下りてみました。
目の前の透き通った水面と沖合の海面の色が全く違うのがおもしろいです。
午後1時前に出発し、興部(おこっぺ)町で国道238号線から239号線に乗り換えて内陸へ。
久しぶりの山道でGR86を走らせるのが楽しいです。
名寄(なよろ)市を抜けて、この日の宿がある士別(しべつ)市に入ったのは午後4時前でした。
まだ時間があるので「士別市博物館」へ。
士別市の開拓の歴史や産業など、いろいろな資料を見ながらその解説を読んでいくのはおもしろかったです。
大正時代の「馬車鉄道」です。
後の客車に乗り込むことができます。
昔の農機具です。
使い方が写真などで説明されて、分かりやすかったです。
博物館の隣にある「士別市立公会堂展示館」です。
もともとは1915年(大正4年)に建てられた西洋建築で、現在の建物は1989年に復元されたものだそうです。
全体の雰囲気や色使いがとても斬新です。
午後5時、宿に到着。
ここはホテルに地元の人が入りに来る温泉施設が併設されているようなところです。
今日泊まるのは「カプセルルーム」です。
もともとは宴会場のような広い部屋にカプセルルームのユニットを置きました、という雰囲気でした。
「テレビもあるし、まあいいか」という感じです。
普通のホテルのようにツインやシングルの客室もあるのですが、私が予約できたのはこれでした。
できればオホーツク海側の紋別(もんべつ)市あたりに泊まりたいと思って宿を探したのですが予算内ではまったく空きがなく、士別市でやっと見つけました。
行き当たりばったりの旅だとこういうこともあります。
気を取り直して温泉へ。
大浴場です。

(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)
肌がつるつるになる私好みの熱めのお湯で、とてもいい温泉でした(^^)/
近所のスーパーで買ってきた夕食です。
お昼のラーメンがちょっと多かったので、夕食は軽めにしました。
海岸線の道と山の中の道をたくさん走ることができて幸せな一日でした。
原 宗一郎
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Posted at
2023/07/14 17:03:15