GR86の旅、4月19日(金)(3日目)の走行ルートです。
名古屋市から刈谷市までの走行距離は 60 kmでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前7時半、名古屋市内の宿の朝食です。
ザ・和食です。ご飯とお味噌汁をおかわりしました。
8時半ちょっと前に出発して10分程で「熱田神宮」に到着。
駐車場にとめたGR86のすぐ横に「ポルシェ タイカン」。
実車、初めて見ました。
フロント周りが現行スープラに似てるって以前話題になってましたが、なるほど…、です。
朝のすずしい空気の中、参拝です。
本宮で家族の健康と旅の安全をお願いしました。
境内をのんびり歩いてGR86に戻り、「トヨタ産業技術記念館」へ。
トヨタグループのルーツであり、1911年創設の旧豊田紡織本社工場の跡地に建っています。
9時半到着です。
チケットを買ってエントランスロビーへ。
まずは「繊維機械館」を見学です。
豊田佐吉が発明した自動織機や原料である綿花から糸を紡ぐ大がかりな装置など、ものすごい数の機械が並んでいます。
実際に機械を動かして解説をしてくれるところが何カ所もあり、大変わかりやすくて興味深いです
筒状の布を自動で織る「環状織機」はその仕組みが本当によく考えられていて、100年以上前のものとは思えません。
見入ってしまいました。
次は「自動車館」です。
自動車事業を始めた頃の工場とその中でのボディーの試作の様子が再現されています。
丸みを帯びたボディーパーツは手作業で打ち出していたようです。
更に館内を進んで行くと、沢山の車が展示された広いスペースがあります。
昔のトヨタ車のカタログ。
最新の燃料電池自動車ミライの実物大模型。
懐かしい車がたくさん展示されていました。
トヨタ2000GT(1967年~)、カローラスプリンター(1968年~)、初代セリカ(1970年~)、レクサスLFA(2010年~)です。
この中でトヨタ2000GTが一番古いとは、ある意味驚きです。
記念館のかたに聞いたところ、すべて実際に使われていた車体で今も走れる状態に整備されているとのことです。
その先には部品製造設備やボディーの組み立てロボットなどが展示してあり、こちらも面白かったです。
2時間半の滞在でしたが、もっと時間をかければ更に楽しめると思いました。
正午に出発して、長久手(ながくて)市の「トヨタ博物館」を目指します。
途中、スガキヤラーメンでお昼ご飯にしました。
名古屋発祥の有名なラーメンです。
肉入ラーメン大盛り。久しぶりに食べましたが、安定のおいしさでした。
午後1時半すぎにトヨタ博物館に到着です。
先程のトヨタ産業技術記念館の自動車館はトヨタの車づくりの歴史がテーマで、こちらのトヨタ博物館は世界のクルマ文化と歴史がテーマです。
「クルマ館」の1階でチケットを買って、最も古い自動車が展示されている2階へ。
しばらく見学していると「ガイドツアーを行いますのでご希望の方は参加ください」とのアナウンスがあり、集合場所のある1階へ。
私を含めて参加者は6名、トヨタ初の生産型乗用車「トヨダ AA型乗用車」からスタートです。
100年以上前の車から現代のものまで、時代や国によるデザインや車体の大きさの違いなどを説明していただき、車の進化の様子が分かってとても面白かったです。
約1時間のツアーは、丁寧に説明してくれたお姉さんへの感謝の拍手で終了しました。
再び一人で好きな車を見て回ります。
AE86です。
AE86というと何となくボディーは白のイメージですが、赤もかっこいいです。
ここにもLFAがありました。
この博物館はトヨタ以外のメーカーの車もたくさん展示しています。
スバル360(1958年~)、コスモスポーツ(1967年~)、初代フェアレディZ(1969年~)、NSX(1990年~)です。
すばらしい(^-^)
最後は古いアメ車です。
こんな大きな車が走り回るのですから、アメリカはでかい国だと言うのが分かります。
これは隣の「文化館」のトイレ。
壁には車のパーツが飾られていて、こだわりを感じます。
出口近くにあった左ハンドル・オープンカーの86です。
コンセプトカーで、市販はされてないようです。
やっぱりノーマルの方がカッコイイかな…。
トヨタ博物館も、あっという間の本当に楽しい2時間半でした。
午後4時過ぎに出発して宿に向かいますが、途中、日進(にっしん)市の「岩崎城跡」に寄ります。
築城年代ははっきりしませんが、織田信長の父・信秀により築城されたとのことです。
関ヶ原の戦いの後、廃城になったようで、現在の天守は1987年の再建です。
こじんまりしていますが、なかなかカッコイイです。
内部は誰でも自由に入ることができます。
刈谷(かりや)市の「ホテル東洋イン刈谷」に着いたのは午後5時。
チェックインの際、私が間違って翌日の予約を入れていたことが判明しましたが、幸い空き部屋があり予定通り泊まることができました。
フロントのかたの丁寧な対応に感謝です。
すぐにお風呂へ。

(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)
博物館をはしごして沢山歩いて疲れたので、ゆっくりとお湯に浸かりました。
宿から徒歩5分のスーパーで買ってきた夕食。
テレビでローカルなニュース番組を見ながらいただきました。
ローカル局の番組を見るのは旅の楽しみの一つです。
沢山のクルマを見られて充実した一日でした。
原 宗一郎
ブログ一覧 |
ひとり旅 | 旅行/地域
Posted at
2024/05/28 14:24:33