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原 宗一郎のブログ一覧

2025年11月17日 イイね!

三保の松原・久能山東照宮と日本平・中田島砂丘:2025年秋 GR86飛騨高山・甲信・東海クルマ旅(7日目)

GR86で大阪→滋賀→岐阜→長野→山梨→静岡→愛知→三重を走る旅。

7日目の走行ルートです。



静岡県富士市~湖西市までの走行距離は 174 kmでした。

この日の私の歩数は21,670歩でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

7日目:11月17日(月)

朝、富士市の宿で5時に起き、翌日訪問予定の「三菱オートギャラリー」のネット予約をしました。

大浴場で朝風呂の後、7時に朝食。



宿はJR富士駅のすぐ南側にあり、目の前を行き交う列車を眺めつついただきました。

8時前に出発し、高速道路並みのスピードで流れる国道1号線を西へ。

「三保の松原」に到着です。



歩いて松林を抜けると富士山がくっきりと見えました。



波打ち際からの景色です。



すばらしい(*^-^*)

すぐに移動して9時半、「久能山(くのうざん)東照宮」の参道脇のお土産屋さんにGR86をとめました。



ここから1,159段の石段を登っていきます。

立派な鳥居の向こうの山の中腹に石段が見えて、その高さにちょっと気持ちが萎えます。



石段はこんな感じで延々と続きます。



途中の「一ノ門」で海を見ながら一休み。



久能山東照宮の前まで来ましたが、汗だくになってしまい先にロープウェイで「日本平」に上がることにしました。



山の上はきっと涼しいと思います。

ロープウェイで山頂まで約5分。



山頂に駐車場があるのを知りませんでした( ̄▽ ̄)



日本平は、国の名勝地に指定された標高307メートルの丘陵地です。

「日本平夢テラス」です。



3階の展望フロアから見えた富士山。



東の河口湖から見た富士山は山頂付近がすっきりして上品な雰囲気でしたが、西の日本平から見るとごつごつした荒々しい感じです。



眺める方角で印象が異なるのが面白いです。

2階のカフェでは富士山を眺めながらお茶できます。



ロープウェイで久能山東照宮に戻ってきました。

ここは徳川家康公を神様として祀る東照宮の発祥の神社です。

1616年に亡くなった家康は、遺言により直ちに久能山に運ばれたそうです。

「楼門」です。



楼門の先に「唐門」がありますが通り抜けはできず、右へ。



竹で作られた徳川家の家紋「三つ葉葵(あおい)」が飾られていました。



「拝殿」です。



めちゃくちゃ豪華な造りです。

拝殿の「逆さ葵」の説明がありました。



上の写真の赤色の丸の中の葵の御紋が逆さになっているのは、建物が未完成であることを表し、さらなる発展への願いが込められているそうです(諸説あり)。

「本殿」はちょっと落ち着いた色合い。



本殿を上から見たところ。



「拝殿」と「本殿」、その間をつなぐ「石の間」の3棟を含む「御社殿」が国宝に指定されています。

本殿の更に奥に家康が眠る「神廟(しんびょう)」があります。



家康の霊廟として最初に造られた久能山東照宮は豪華で見応えのある場所でした。

1,159段の石段を下りたところに腰かけていた、私よりちょっと年配の女性に「こんにちは」と挨拶され、「上り、やっぱりしんどいですね」と答えると「きっといいことありますよ」とのこと。

なんとなく、いい気分になりました。

11時に出発し、20分ほどで「駿府城(すんぷじょう)公園」に到着。



とても広い公園内を歩きます。



風が非常に強かったです。

月曜日なので「紅葉山庭園」はお休み。



「東御門」です。



東御門からお堀の外に出てみました。



城門と城壁がめっちゃカッコイイです。

そして後ろの近代的なビルとのちぐはぐした感じが面白い。

「巽櫓(たつみやぐら)」です。



東御門(1996年復元)、巽櫓(1989年復元)は共に資料館ですが、この日はお休みでした(T_T)

公園内に戻って、こちらは「坤(ひつじさる)櫓」(2014年復元)です。



資料館ではないですが、1階部分が一般公開されています(この日はお休み)。

公園内に「駿府城跡天守台発掘調査現場 見学ゾーン」があります。

実際に天守台を掘り出して調査している現場を見学できます。



時代によって異なっていた天守台の場所などが分かり、興味深く見て回りました。



今回は庭園と資料館を見られなかったので、いつか出直そうと思います。

12時半に出発し、掛川市内でみつけた「ラーメンショップ」でお昼ご飯。



いわゆる「ラーショ」はYouTubeなどで見て気になっていましたが、私の住む関西エリアではほとんど見かけないお店です。

「ラーメン並」を注文。



初めてでしたが、見た目よりあっさりしていて何度も食べたくなる味です。

「高天神(たかてんじん)城跡」には午後2時到着でした。

高天神城は、標高約130mの鶴翁山(かくおうざん)に築かれた山城で、もともと天守はありません。



戦国時代末期に武田信玄・勝頼と徳川家康が激しく奪い合った城として有名です。

ここに「玉石積み」の石垣があると思って来たのですが、どうやら私の勘違いで、玉石積みで有名なのは高天神城を攻略するために築かれた「横須賀城」だったようです。

それでも、長い坂と階段の先にあった「高天神社」にそれらしき石垣がありました。



本殿の土台の石垣です。



いつの時代のものかわかりませんが、丸い石が規則正しく積まれています。

期待したものと違ってちょっと残念でしたが、気を取り直して国道1号線を更に西へ。



午後3時半に「中田島砂丘」に到着です。



不勉強で、静岡県に砂丘があることを知りませんでした。

東西約4km、南北約0.6kmの立派な砂丘です



細かい砂に足を取られて歩きにくかったです。

がんばって坂を上っていくと、その先に広がる砂丘と太平洋が見えます。



海から吹き付ける風によって砂の表面にきれいな「風紋」ができていました。



ただ、強い風で飛んでくる細かい砂は、ちょっとカメラが心配になるレベルです。

波打ち際まで行ってみました。



夕日と空に広がる薄い雲が本当に綺麗でした。



GR86に戻って運転用の靴に履き替えたとき、靴下の中まで細かい砂が入り込んでいました。

再び国道1号線に乗り、湖西市内の宿には午後5時過ぎに到着。



お風呂は人工ラジウム温泉で、ちょっと熱めの良い湯加減でした。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

ファミマで買った夕食です。



お昼ご飯が遅めだったので軽くしておきました。

めちゃくちゃ良く歩いた一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2025/12/20 13:46:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2025年11月16日 イイね!

ペリーロード・弓ヶ浜・石廊崎の灯台と神社:2025年秋 GR86飛騨高山・甲信・東海クルマ旅(6日目)

GR86で大阪→滋賀→岐阜→長野→山梨→静岡→愛知→三重を走る旅。

6日目の走行ルートです。



静岡県伊東市~富士市までの走行距離は 202 kmでした。

この日の私の歩数は12,601歩でした。

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6日目:11月16日(日)

伊東市の宿で朝6時半に起きて部屋のシャワー。

朝食はシンプルでした。



驚いたことに感染対策のため各部屋での食事です。今は、インフルエンザなのかな?

8時に出発し、左手に太平洋を見ながら国道135号線を南へ。



1時間ほど走ったところで景色のよさそうな駐車スペースがあったので休憩です。



広々とした空と海の眺めが素晴らしい。

トイレから駐車場に戻ると私のGR86のフロントタイヤをガン見している若いお兄ちゃんがいました。



この写真はブログ用ではなく、「尾ヶ崎ウィング」の場所記録のために位置情報の残るスマホで撮ったものですが、たまたまそのお兄ちゃんが映り込んでました。

近づいて「赤いブレーキキャリパー、いい感じでしょ」と声をかけると「カッコイイッスねー」と笑顔が返ってきました。

実はこれはノーマルのキャリパーにポン付けできるキャリパーカバーだと説明すると、そういうものを知らなったようで大変驚いていました。

連れの女の子2人と計3人でドライブ中のようで、しばらく86の話をして「安全運転で!」と別れました。

下田市の「ペリーロード」到着は9時半でした。

”ペリー”とは、1853年に黒船で日本にやってきたあの有名なペリー提督です。

翌年の日米和親条約締結後、ペリーはここ下田に滞在し、条約の運用詳細を定める「下田追加条約」の交渉の場である「了仙寺」まで何度も行き来した道がペリーロードです。



石畳のペリーロードを歩いてみました。



小さな川沿いに古い建物が並んでいます。

白黒の特徴的な壁の建物がありました。



「なまこ壁」と呼ばれる、土壁などの壁塗りの様式の一つだそうです。

石造りの建物には「伊豆石」と呼ばれる伊豆半島産の石材が使われています。



レトロな、とてもいい雰囲気です。

なまこ壁のカラオケボックス。



おしゃれです。

海に出たところに「ペリー艦隊来航記念碑」があります。



見たことのあるお顔です。



ペリーロードを戻って、「MoBS黒船ミュージアム」を覗いてみました。



ロビーでは大きな顔のペリー提督が出迎えてくれます。



チケット購入時に「まずは黒船シアターで動画をご覧ください」とのこと。


(画像は施設の公式Websiteよりお借りしました)

黒船来航の背景や了仙寺での下田追加条約の交渉の様子、下田の庶民の人々とアメリカ人との交流など、幅広い情報がわかりやすく解説されています。

20分程の動画ですが、とても面白く、あっという間に見終わりました。

ロビー以外は撮影禁止だったので写真はありませんが、二階にはペリーの肖像画や当時の地図・海図などが展示され、興味深く見て回りました。

ミュージアムのすぐ近くに了仙寺の本堂があります。



江戸時代の日米交渉の場であったお寺と思うと感慨深いものがありました。



いつも通り家族の健康と旅の安全を祈願。

ベリーロードは、レトロな建物と幕末の空気に触れられる、期待以上に楽しい場所でした。

国道136号線を20分ほど走って「弓ヶ浜」には11時に到着。



名前の通り、弓状に湾曲した約1.2 kmの白い砂浜です。

海の青緑色がとてもきれいです。



数人のサーファーが波を楽しんでいました。

波打ち際から沖合にかけて変化する海面の色も面白いです。



遠くに、海に入って遊んでいる若者3人を見つけました。



ここに来る途中、尾ヶ崎ウィングで会った3人でした。若いっていいなと思いました。

海沿いの県道を走って伊豆半島最南端の岬「石廊崎(いろうざき)」へ向かいます。

11時半に「石廊崎オーシャンパーク」に到着です。



案内図によると岬の突端はすぐそこのようです。



建物の中には売店があり、食事もできます。



お昼ご飯の「アジフライ定食」。



レモンを絞って、タルタルソースととんかつソースで、それぞれ1枚ずついただきました。

揚げたてフワフワで今年食べたアジフライの中で一番美味しかったです。

お腹もいっぱいになって「石廊埼灯台」へ。



1871年(明治4年)に設置点灯された、こじんまりしたかわいい灯台です。



灯台から東の風景。



沖合を眺めていて、灯台のある島に気づきました。



自分で調べてもわからず、Geminiにだいたいの場所の情報と写真から「神子元島(みこもとじま)」と教えてもらいました。

AIのおかげで調べものも楽になりました。

灯台から更に進むと、海に突き出た巨大な岩場があります。



岩場に向かう途中にある「石室(いろう)神社」にお詣りです。



岩場から後ろを振り返ると石室神社の全体が見えました。



岩のくぼみに建てられていて、上からの岩に屋根が飲み込まれそうです。

岩場の突端にある小さな祠(ほこら)は「熊野神社」です。



縁結びのパワースポットで人気だそうです。

ただ水平線だけの太平洋です。



あいにく「伊豆七島」は見えませんでしたが、広々としたいい眺めでした。

景色・灯台・神社、石廊崎は見どころの多い岬でした。

石廊崎から伊豆半島の西海岸にある松崎町までは約1時間の道のりでしたが、国道136号線は適度なコーナーが延々と続き、GR86で走るのがめっちゃ楽しかったです。

午後1時半すぎに松崎町に到着。

大きな観光案内図のあった駐車場には大宮ナンバーの86がとまってました。



案内図をもとに周辺をGR86でうろうろして「なまこ壁通り」を探したのですが結局見つからず、またこの駐車場に戻り歩いて散策することに。

10分ほど歩き回って見つけた、なまこ壁通りの立派な建物です。





説明書きがありました。



この白黒のパターン自体は子供のころから見慣れたものですが、“なまこ壁”という呼び方は知りませんでした。

勉強になりました(^.^)

松崎町を午後2時に出発、海岸線近くを北へ走る国道136号線は相変わらず楽しい道でした。

どんどん北上して三島市内で国道1号線に乗り換えて西へ。



富士市内の宿到着はすっかり暗くなった午後6時でした。



大浴場のお湯はお肌つるつるの天然温泉で、湯加減も完璧でした。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

夕食です。



昨日に続いて大好きな静岡麦酒が飲めて幸せでした。さすが静岡県(*^^)v

「3日後の11月19日に家に帰ります」と嫁さんにLINEして9時頃に就寝。

原 宗一郎
Posted at 2025/12/17 17:53:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2025年11月15日 イイね!

河口湖パノラマロープウェイ・富士山いろいろ・白糸の滝:2025年秋 GR86飛騨高山・甲信・東海クルマ旅(5日目)

GR86で大阪→滋賀→岐阜→長野→山梨→静岡→愛知→三重を走る旅。

5日目の走行ルートです。



山梨県甲府市~静岡県伊東市までの走行距離は 211 kmでした。

この日の私の歩数は13,683歩でした。

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5日目:11月15日(土)

甲府市の宿で6時に大浴場へ。

大浴場は男女入れ替え制のため、昨夜の五右衛門風呂に入れずちょっと残念でした。

7時、朝食です。



鮭と明太子でおいしいご飯(米)がどんどん進み、おかわりしました。

8時ちょっと前に出発し、ちょうど1時間で「河口湖」に到着。

運よく湖畔の無料駐車場にとめることができました。



こうやって見るとGR86ってちいさくてかわいいです。

「河口湖 富士山パノラマロープウェイ」は駐車場から歩いてすぐです。



チケット購入。



観光客の列に並んでいる間、すぐ前にいた若いフランス人カップルと少し話しました。

日本には10日間滞在予定で、東京観光して河口湖に来たそうで東京の高層ビル群を実際に見てとても驚いたとのことでした。日本旅行を楽しんでいるようでした。

20分待ってゴンドラに乗り込みます。



ゴンドラが上がるにつれて視界はどんどん開け、河口湖の青い湖面がよく見えました。



展望台の様子です。



ここから見る富士山は絵画のようでした。



本当に綺麗です。

薄く雲がかかっているものの、富士山の裾野がめちゃくちゃ大きいことがわかります。



山頂付近の写真や映像を見ることが多いので、裾野の大きさは私にとって新たな発見でした。

下りのロープウェイから降りて、湖畔を少し歩いてみます。





空を映す水面の濃い青が素晴らしかったです。

駐車場の近くの紅葉が日の光に照らされてすごいことに。



「山梨県立富士山世界遺産センター」へは10分ほどで到着。



施設は北館と南館からなり、まずは北館へ。

ロビーでは団体の外国人観光客が富士山に関する映像を見ていました。



すぐ横の展示室には富士山の歴史や自然を紹介する大きなパネルがあります。



続いて南館の2階へ。

「冨嶽三六〇(ふがくさんろくまる)」です。

およそ標高1500m以上を360度・全方位から見られるオブジェで、直径約15m、高さ約3mだそうです。



時間とともにどんどん色が変化して面白かったです。

1階の床面に大きな地図があり、富士山そのものに加えて周囲の神社や湖など、世界遺産富士山の25の構成資産の位置関係がわかります。



10時半過ぎに出発し、河口湖から西に続く湖沿いに走りました。

左手に「西湖(さいこ)」を見ながら。



西湖から見えた富士山です。



西湖から更に西に進む道路は「青木ヶ原樹海」の中を走っているようです。



ここは「精進(しょうじ)湖」。



最後は「本栖(もとす)湖」です。



富士山は反対側です。

ここまで走ってきて河口湖から離れれば離れるだけ、観光客の姿が少なくなることに気づきました。

本栖湖を出発して国道139号線を南に走っている途中で見た富士山です。



国道沿いの小さな駐車スペースで撮りました。

綺麗な富士山が見えるとどうしても写真撮りたくなります。

12時半、「白糸の滝」に到着。



駐車場から歩いて滝へ向かいます。



お腹も空いていて途中にあったお店でお昼ご飯。

「富士宮焼きそば みそおでんセット」を注文。



初めて食べましたが、しっかりした麺で噛み応えがあり、具がごろごろ入った焼きそばで美味しかったです。

イワシのだし粉をかけると違った風味を楽しめます。

甘めの味噌だれおでんもグッドでした。

のんびり歩いて滝を見に行きます。



紅葉と滝のいい風景です。

視界一杯に滝が広がり、これほど幅広く水が流れる滝は他にないのではと思います。



「白糸の滝」という名の滝は全国各地にあるそうですが、ここが一番有名なのも頷けます。

1時半に出発し、次の目的地「箱根関所」をめざします。

箱根関所に近づくと国道1号線はすごいスピードで流れ、なかなかスリリングな運転でした。

ところが、箱根関所まで500 mくらいのところで渋滞に巻き込まれまったく進まない状況に…。

大変残念ですが、諦めて静岡県伊東市の宿へ。

そこからの流れはスムーズで、途中「道の駅 伊東マリンタウン」で休憩がてら家へのお土産に茶そばとせんべいを購入。



めちゃくちゃ大きな道の駅で、多くのお客さんでにぎわっていました。

宿には午後6時に到着。



夕食です。



地元の伊東港に上がった新鮮な魚のお刺身と静岡麦酒が大変おいしかったです。

午後9時半就寝。

原 宗一郎
Posted at 2025/12/14 11:24:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2025年11月14日 イイね!

国立天文台 野辺山宇宙電波観測所・金櫻神社・甲斐善光寺:2025年秋 GR86飛騨高山・甲信・東海クルマ旅(4日目)

GR86で大阪→滋賀→岐阜→長野→山梨→静岡→愛知→三重を走る旅。

4日目の走行ルートです。



長野県諏訪市~山梨県甲府市までの走行距離は 151 kmでした。

この日の私の歩数は15,480歩でした。

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4日目:11月14日(金)

諏訪市の宿で6時に大浴場へ。

湯船に入れないくらい熱い源泉のお湯を、大量の水で埋めて気持ち良く入りました。

7時、朝食です。



卵かけご飯が非常においしかったです。

8時に出発し国道20号線を南へ、富士見町で県道に乗り換えて山梨県に入り、東へ。

「八ヶ岳高原大橋」です。



紅葉がすばらしくキレイでした。

再度長野県に入って、「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」到着は10時でした。

天文台の入り口が分らず探していると、たくさん並んだ小さなアンテナの前に白のGR86をとめて写真を撮っている方がいたので教えてもらいました。

ついでに自分のGR86の写真を撮りました。



国立天文台の入り口です。



なんか無人駅みたいでちょっと寂しい…。

見学コースの案内があるのでそれに沿って勝手に見て回るシステムです。



場内はこんな感じ。



「ミリ波干渉計」です。



複数のアンテナを組み合わせて巨大な電波望遠鏡として機能するそうです。

LINEで家族に写真を送って野辺山の天文台にいることを伝えたところ、大学時代に天文部だった長男からではなく、予想に反して娘から「うおおお、今年のコナンの映画の舞台やで」と反応がありました。



こういう風景に心惹かれるのはなぜだろう(*^-^*)



みん友さんのブログでこの天文台を知り、実際に自分の目で見たいと思ってやって来ました。みん友さんに感謝です。

電波で太陽を撮像する装置「太陽へリオグラフ」です。



直径80cmのアンテナが並んでいます。



ずっと見ていられます。

ミリ波干渉計の後ろに回ってきました。



このアングルから見るのも楽しいです。



シンプルな構造と無骨な感じがとてもいいです。

「45m電波望遠鏡」です。



上の写真に書いた黄色い四角が、望遠鏡のすぐ近くで大人3人が横にならんだサイズです。

真下から。



大きすぎて収まりませんでした。

「自然科学研究機構 野辺山展示室」に入ってみます。



たくさんの見学者が電波望遠鏡関連の紹介ビデオを真剣に見ていました。



野辺山宇宙電波観測所は、期待以上の非日常観・SF観を感じられる場所でした(^O^)

11時過ぎに出発、国道141号線を甲府市方面へ南下。

12時半に「武田神社」に到着し、昼食代わりに昨夜食べずに寝てしまった赤飯のおにぎりをGR86車内でいただきました。



控えめの塩味でもち米の甘さが引き立ってめっちゃおいしかったです。

武田信玄公をお祀りしている武田神社は、1919年(大正8年)に創建された比較的新しい神社です。



11月のこの日は天気もよくて七五三の参拝客が多く、境内は可愛らしい着物姿の子供たちで賑やかです。



本堂で家族の健康と旅の安全を祈願。



境内をぶらぶら歩くと、いろいろなところにきれいな紅葉がありました。



この時点で午後1時半と早い時間だったので、予定していなかったのですが「昇仙峡グリーンライン」を走って「金櫻(かなざくら)神社」に行ってみることにしました。

昇仙峡グリーンラインは5年前(2020年)の秋、86(ZN6)で一度北から南へ走っており楽しい道だったと記憶しています。

今回は南から北へ走ります。

山の中の道はこんな感じ。



有名な観光地なのでちょっと車多めでしたが、とても楽しく走ることができました。

午後2時過ぎ、「金櫻神社」に到着です。



めちゃめちゃ立派で豪華な「拝殿」。



家族の健康と旅の安全をお祈り。

拝殿の奥に「本殿」があります。



上の写真中央の細い柱に、頭を上にして巻き付いているのが「昇龍」、右側の柱が「降龍」でこちらは頭が下です。

「御神木 金櫻」です。



季節柄、葉っぱも落ちて少し寂しいですが、「金(かね)の成る木」として金運アップの有名なパワースポットだそうです。

来た道をそのまま進んで山道を一周するように走って甲府市街地に戻り、「甲斐善光寺」には午後3時に到着。



立派で迫力のある「山門」。



少し古びた感じの朱色がとてもいいです。

甲斐善光寺の創建は、1558年武田信玄公が川中島の戦火から信濃善光寺を守るため、本尊や寺宝を甲府へ移したのが始まりらしいです。

「金堂」(本堂)は、1796年の再建です。



正面から見たこのどっしりとした特徴的な形は信州善光寺、そしてこの旅の2日目に訪れた岐阜善光寺と共通しています。



ここでも家族の健康と旅の安全を祈願。

金堂の裏にも回ってみましたが、他の善光寺と同様にとても奥行きが深い建物でした。

3時半に出発し、20分ほど走って「舞鶴城公園」に到着です。



16世紀末に豊臣秀吉の命令で築城された甲府城跡の一部が公園になっています。

甲府城天守のあった天守台へ向かいます。



途中、「鉄門(くろがねもん)」を抜けていきます。



2013年に復元されたもので、まだ新しく見えます。

天守台です。



ほぼ築城当時のままで、野面積みの荒々しい石垣が戦国時代を感じさせてくれます。

天守台からは甲府市内がよく見渡せます。



遠くに少しだけ富士山も見えました。



ラッキーでした。

甲府市内の宿には午後5時過ぎの到着でした。

すぐに大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

私好みの弱アルカリ性の天然温泉で、お湯熱めの五右衛門風呂も最高でした。

夕食です。



お昼ご飯が赤飯おにぎり1個だったので、かつ丼にしました。

旅も4日目でちょっと疲れてきているのか、8時前に寝てしまいました(^.^)

原 宗一郎
Posted at 2025/12/11 16:35:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2025年11月13日 イイね!

光ミュージアム・SUWAガラスの里・立石公園の諏訪湖眺望:2025年秋 GR86飛騨高山・甲信・東海クルマ旅(3日目)

GR86で大阪→滋賀→岐阜→長野→山梨→静岡→愛知→三重を走る旅。

3日目の走行ルートです。



岐阜県高山市~長野県諏訪市までの走行距離は 165kmでした。

この日の私の歩数は15,688歩でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

3日目:11月13日(木)

高山市の宿の大浴場で6時半に朝風呂の後、この先3日間の走行ルートを考えて14日・15日の宿を予約しました。

8時半、朝食。



この時間だと朝食会場はガラガラで、落ち着いてゆっくり食べられます。

気温は10℃、天気は曇り、高山市内の「光ミュージアム」の開館時間に合わせて9時半出発。

早く着いて駐車場で紅葉をバックにGR86の写真を。



10時入館です。



地下3階のロビーに降りたところ。



彫刻の展示よりもバックの鮮やかな青色に目が行ってしまいます。

チケットを購入。



エスカレーターで地下2階上に上がると、ちょっと驚くくらいの大きな空間「ピラミッドホール」が広がっています。



大きな石の球体が下からの水の力でぐるぐる回っていました。



面白いです。

ホールの天井も独特なデザインです。



なぜか能舞台があります。



単純に立派で美しい。

このフロアにはモネ、ルノワールなど有名な西洋画家たちの作品の展示室もありますが、すべて撮影禁止でした。

企画展示の「葛飾北斎 富嶽三十六景展」が開催中でした。



展示の様子です。



「神奈川沖浪裏」です。



「赤富士」と並んで世界的にも最も有名な作品です。

こちらは「深川万年橋下」。



現在の隅田川に注ぐ小名木川に掛けられた橋の下、遠くに富士山が見えています。

当時の江戸の人たちもきっと富士山が好きだったのでしょう。

富嶽三十六景がそれぞれどの地点から描写されたのかを示した地図がありました。



当時は移動も大変だったはずですが、非常に広い範囲から観察していたのは驚きです。

地上1階の中庭にはピラミッドがあります。



紀元前に作られたメキシコのピラミッド「エル・タヒン」を模しているそうです。



地下のピラミッドホールの上部がこれですが、めちゃくちゃデカくて迫力満点です。



この他にも、マヤ・インカ文明などの世界の遺跡、日本の縄文時代の出土品など幅広いテーマの展示があり見どころの多いミュージアムでした。

11時過ぎに出発し、国道361号線(美女街道)で東へ。



国道361号線はGR86で走るのがめちゃくちゃ楽しい道でした。

岐阜県側、長野県との県境までは割と緩やかなコーナーが多い上り、長野県に入ると下り道になり、しばらくはタイトなコーナーが連続するので注意が必要ですが、その後は楽しい山道となります。

長野県木曽町から「御嶽山(おんたけさん)」がとてもきれいに見えました。



目の前は、紅葉に囲まれた小さな集落ののどかな風景です。



午後1時半、「道の駅 木曽ならかわ」で昼食です。



「ざるそば」と迷って、温かい「なめこそば」を注文。



味は悪くないのですが、つゆが絶望的にぬるくて残念な一杯でした。

道の駅の中にある「木曽くらしの工芸館」は木曽漆器のギャラリーです。



箪笥から小さなお皿まで色とりどりの漆器が並んでいました。



駐車場に戻る途中、目の前のJR中央西線を結構なスピードで貨物列車が通り過ぎていきます。



鮮やかな青の牽引機関車、「ブルーサンダー」がカッコよかったです。

「諏訪湖」の湖畔にある「SUWAガラスの里」到着は午後3時半でした。



1階のショップには、アクセサリー、雑貨、食器などの多数のガラス製品が並んでいて見るだけでも楽しいです。



大学生の娘に何かアクセサリーをと思っていろいろ見たのですが、結局決め切らずにパス。

残念でした。

2階の美術館には世界各国の著名なガラス作家の作品が展示されています。



「クレオズドリーム」という作品。



不思議な光り方するなぁと思ったら、研磨した平らなガラスを積み木のように重ねて貼り合わせているそうで、接着面を究極の滑らかさ仕上げる技術が必要とのこと。

ステンドグラスを使ったランプも色とりどりできれいでした。



次に向かったのは諏訪湖の東側にある「立石公園」です。

公園から見える諏訪湖の景色が、映画「君の名は」に出てくる糸守湖のシーンと似ていることから多くのファンが訪れる「聖地」だそうです。

到着は午後4時半でしたが、平日にもかかわらず駐車場はいっぱいでちょっと待ってGR86をとめました。



公園には日が暮れるのを待つたくさんの人がいます。

家族連れも多かったです。

30分ほどたってかなり暗くなってきました。



更に10分ほどして、夜景となりました。



刻々と変化するとてもいい景色です。

後で映画の糸守湖のシーンと見比べてみたところ、太陽の沈む場所は別として地形としては確かによく似ていました。

立石公園を出て、途中にあったスーパーで買い物をして湖畔の宿に着いたのは午後6時過ぎでした。



部屋に入ってすぐにフロントから電話があり「お車のライトがついたままのようです」とのこと。

駐車場に行ってみるとGR86のポジションランプがつきっぱなしでした。

駐車する際にヘッドライトを手動で消した記憶があるのですが、その時に何か誤操作があったようです。

フロントの方に丁寧にお礼を行って、大浴場へ。


(画像は宿の楽天トラベルのWebsiteよりお借りしました)

この宿の天然温泉は源泉がかなり熱く、水で自分好みに調整しながら気持ちよくお湯につかりました。

夕食です。



赤飯のおにぎりは食べずじまいでした。

午後9時就寝。

GR86で楽しい山道をたくさん走って充実した一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2025/12/08 17:14:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@Coo@さん プレリュード、ついに出ましたね(^^)/ 私の初めての車は兄からもらった2代目プレリュードのMT車でした。 いわゆる重ステで慣れるまで車庫入れには苦労しました。当時バイク乗りだった私に四輪の楽しさを教えてくれた車です。今回の復活は素直にうれしいです(*^^)v」
何シテル?   09/09 05:52
原 宗一郎です。運転して楽しいクルマ大好きです。 プレリュード → スカイラインR32 → スカイラインR34 → RX-8 → オデッセイ(ムムッ?)→ 8...

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