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原 宗一郎のブログ一覧

2025年05月16日 イイね!

坂本龍馬記念館・四国八十八箇所第三十一番札所 竹林寺・祖谷のかずら橋:2025年春 GR86淡路・四国クルマ旅(4日目)

GR86で大阪から明石海峡大橋経由で四国へ渡り、徳島県→高知県→香川県を回って瀬戸大橋から戻って来る旅。

4日目の走行ルートです。



高知市~徳島県みよし町までの走行距離は 146 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

4日目:5月16日(金)

午前5時、高知市内の宿で起きてこの日の走行ルートを決め、楽天トラベルで徳島県みよし町の宿を予約しました。

6時半に大浴場にて朝風呂ですがこの時間帯は露天風呂には入れず、残念。

7時半、朝食です。



トレーの中の食器の配置とおさまり具合は完璧ですが、ご飯のよそい方が…。

8時半に出発し、まずは「桂浜公園」を目指します。

公園駐車場はガラガラでした。



誰もが知る「坂本龍馬像」です。



3年前(2022年)の3月に来た時にはなかった、龍馬像のすぐ横の展望台に上ってみました。



高さは龍馬像とほぼ同じです。

顔の表情や袴の下に履いたブーツまで、間近でじっくり見ることができます。



「お金いるなら上らなくていい」と言っている観光客の声が聞こえてきましたが、展望台料金200円の価値は十分にあると思います。

「桂浜」はとても綺麗な砂浜です。



ついつい海に近づきたくなりますが、「危険なので波打ち際に近づかないように」と繰り返しアナウンスされていました。

桂浜から坂道を登って「高知灯台」へ。



1883年(明治16年)、高知県で最初に設置・点灯された灯台だそうです。

残念ながら中に入ることはできません。

「高知県立 坂本龍馬記念館」です。



前回来た時はちょっと駆け足の見学になってしまったので、今回はじっくり見ようと思って再訪しました。

常設展では、龍馬が書いたたくさんの手紙を中心に生涯の活動を紹介する資料が展示されています。



この時の企画展は「幕末維新期の写真展」で、高杉晋作・福沢諭吉など、当時活躍したたくさんの人々の写真を見ることができ、面白かったです。

この記念館には、先ほどのとはちょっと雰囲気の違う龍馬像がありました。



広い屋上に出てみました。



西に続く海岸線と広い海が見え、とても良い眺めです。



記念館の中を1時間半かけてゆっくり見学ができ、充実した時間でした。

駐車場に戻る途中で嫁さんと娘へ、そして翌日訪問予定の母が入居しているケアハウスの職員さんへのお土産を購入。

11時過ぎに出発し30分程で「四国八十八箇所第三十一番札所 竹林寺」に到着です。

「仁王門」の古びた感じがとてもいいです。



門自体は明治時代の再建ですが、その中の仁王像は1686年造顕だそうです。

門をくぐると、境内はとても静かで新緑と石畳がめちゃくちゃいい雰囲気でした。



石畳の途中にあった「日吉神社」の「親子狛犬(こまいぬ)」です。



親子の狛犬は初めて見ましたが、なんだか微笑ましいものです。

突き当りの階段を上って左手にある「太子堂」。



真言宗の宗祖、弘法大使・空海をお祀りしているお堂です。

その向かいに大きくて立派な「本堂(文殊堂)」があります。



太子堂とともに1644年建立で、こちらは国の重要文化財です。

お線香をあげて、家族の健康と旅の安全を願いました。



竹林寺には立派な五重塔があります。



元々は三重塔があったらしいのですが、1980年に五重塔として再建されたものです。

帰り道、釣り鐘があったので突いてみることにしました。



真剣に突いたのでいい音がしましたが、後で調べてみると参拝を終えてから突く鐘は「戻り鐘」と呼ばれて、良くないそうです。

まだまだ勉強不足です。

正午過ぎに出発し、「潮江天満宮」へ向かう途中に見つけた「丸源ラーメン」でお昼ご飯としました。

「醤油とんこつ 白」です。



以前食べた記憶の味より醤油味が強かったですが、おいしかったです。

ラーメンを食べながら先の行程を確認していて、これから高知市の中心部に行くとその先が時間的に厳しくなると思い、ここから折り返して「祖谷(いや)のかずら橋」に向かうことにしました。

山の中を北へ向かう国道32号線は、適度な登りのコーナーが続くめちゃめちゃ楽しい道でした。また走りたいです(^_-)-☆

国道32号線から県道45号線に移って午後2時半、かずら橋夢舞台駐車場に到着です。



駐車場からかずら橋へは、お土産屋さんが入った大きな施設を抜けていきます。



歩くこと5分ほどで、かずら橋が見えてきました。



長さ45m、幅2m、水面上14mとのこと。

木々の緑とかずら橋のコントラストがとても綺麗でした。

橋を渡るのは有料です。



大勢の観光客がかずらをしっかり掴んで足元を見ながら一歩一歩進んでいました。



実際に歩いて見るとこんな感じで、水面からかなり高いことが分かります。



ただ、しっかりと作られた橋で足元の隙間も思ったほど大きくはなく、怖くはありません。

私は岡山県出身で、物心ついた頃から“祖谷のかずら橋”をテーマにした味噌のTVコマーシャルを何度も見てこの橋が強く脳裏に残っており、いつかこの橋を渡りたいと思っていました。
調べてみると「魚井の御前みそ」のCMでした。今回ここに来てとてもすっきりした気持ちになりました。

上流側の景色です。



橋を渡り終わって、たもと付近から。



かずらだけでちょっと頼りなさげに見えますが、ちゃんと頑丈なワイヤーが入っているそうです。

祖谷川に下りてみました。



巨大な岩がごろごろしているのを見ると、水量が増すととんでもない濁流になるんだろうなと想像できます。

駐車場の精算機は、GR86の運転席からでは手が届きません。



最近主流のミニバンやSUVにちょうどいい高さにしているのだと思いますが、勘弁してって感じです。

一度車外に出て、清算しました( ̄▽ ̄)

国道32号線に戻って北へ向かい、「大歩危(おおぼけ)峡」へ移動。



駐車場のすぐ下が観光遊覧船の船着き場でした。



私は乗りませんでしたが…。



吉野川の水は濃いエメラルドグリーンで透明度が高く、とてもきれいです。



両岸の結晶片岩が水蝕されてできた溪谷は、なかなか見応えのある絶景でした。

続いて「小歩危(こぼけ)峡」も、と思っていましたが駐車場を見つけられず残念ながらパスです。

午後4時半、この日の宿の近くにスーパーを見つけました。



なぜか屋台もあってにぎやかです。

吉野川SA近くの宿の部屋はこんな感じで、ベッドが広いです。



夕食はスーパー「フレンズ」で買ったお惣菜。



この3日間コンビニ飯だったので、手作り感がうれしかったです(^^)

原 宗一郎
Posted at 2025/06/13 16:00:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2025年05月15日 イイね!

室戸岬・モネの庭 マルモッタン・四国自動車博物館:2025年春 GR86淡路・四国クルマ旅(3日目)

GR86で大阪から明石海峡大橋経由で四国へ渡り、徳島県→高知県→香川県を回って瀬戸大橋から戻って来る旅。

3日目の走行ルートです。



徳島県美波町~高知市までの走行距離は 196 kmでした。

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3日目:5月15日(木)

徳島県美波町の宿で午前5時に起きてこの日走るルートを決めてから、6時半に大浴場へ。

遠くまで太平洋を見渡せる露天風呂は朝も爽快でした。

7時半、食堂の手前にある「猫用ラウンジ」です。



宿泊客は、このラウンジの中で猫じゃらしなどを使って自由に保護猫たちと戯れることができます(^^)

朝食です。



ここでも大海原をみながら…。



宿のすぐ下に広がる砂浜は「大浜海岸」です。



砂浜に下りていく道を見つけられず写真だけとりましたが、海が綺麗に澄んでいるのがよく分かります。

宿に戻ると猫たちのお出迎え。



ほっこりします。

天気は晴れ、気温22℃、午前8時半出発です。

国道55号線はスムーズでGR86を走らせるのが楽しいです。



1時間ほど走って、海沿いにある「道の駅 宍喰(ししくい)温泉」で休憩。



建物の中に立派なジオラマがありますが、あいにく列車は動いていませんでした。



国道55号線の横断歩道を渡って、砂浜に下りてみます。



とても広い砂浜で、海からの風が気持ち良かったです。

引き続き海を左手に見ながら南へ下って行きます。



国道55号線から県道202号線に移って内陸へ入り、「室戸スカイライン」(県道203号線)へ。

室戸スカイラインは適度なコーナーが連続するとても楽しい山道で「室戸スカイライン展望台」到着は10時半でした。

ガラガラの駐車場から階段を上って、展望台から南西の方角を見たところです。



山の上なのになぜかとても蒸し暑かったですが、遠くまで見渡せて良い景色でした。

室戸スカイラインをそのまま南向きに下って「室戸岬」へ。

国道55号線の横にあった無料駐車場にGR86をとめました。



ここは3年前(2022年)の3月、86(ZN6)で来たものの豪雨のために車外に出ることもできず、窓の隙間から写真だけ撮った駐車場です。

今回は岬周辺を散策できます。

ごつごつとした黒い岩の「灌頂(かんじょう)ヶ浜」は荒々しい雰囲気です。



手前の黒い岩に乗ったたくさんの白い石は観光客が置いていったものだと思います。

黒い砂利を踏んで進んで行くと波打ち際に出ました。



これまでいろいろな岬を訪れましたがだいたい上から見下ろすことが多かったので、波打ち際でみる風景は新鮮です。

案内板に「タービダイト」とあったので行ってみると、縦に並んだ珍しい地層でした。



初めて聞く言葉ですが、地震などで砂や泥が海水と混ざった流れが発生し、その土砂が海底に堆積したものだそうです。

水平に積み重なったものがだんだん傾いてこのようになったとのことで、とても興味深いです。

岬の北側の山の中腹に展望台らしきものがあるので行ってみます。

幕末に坂本龍馬とともに活躍した土佐藩士「中岡慎太郎像」です。



この像の裏に展望台に上る道があります。

展望台からの景色。



海面から近いですが、このアングルもいいなと思いました。

室戸岬、3年前は土砂降りでしたが今回はゆっくり見ることができて良かったです。

11時半に出発し、30分ちょっと走って「北川村『モネの庭』マルモッタン」に到着。

ここの庭園は、フランスの画家クロード・モネが愛したフランス・ジヴェルニーの庭をモデルに創られています。



チケットを買って園内に入ると水の流れる音が聞こえてきます。



音は、涼しげな滝からでした。

さらに先に進むとたくさんの植物に囲まれた池があります。



思わず「おぉっ」と声が出る素晴らしい景色でした。

緑のアーチとベンチも風景に溶け込んでいます。



澄んだ池の中にはたくさんのメダカが泳いでいました。



まるでモネの「睡蓮」のようです。



薄暗い小川が何となくヨーロッパの田舎っぽい。



日陰はとても涼しくて快適です。

所々にモネの作品が展示してあり、目の前のリアルな風景と見比べるのも楽しかったです。



順路を進んで行くと「ボルディゲラの庭」があります。



先程までとはまったく違う雰囲気です。

そこにあるカフェもおしゃれでした。



山道を登った先にあった「風の丘」から見えた太平洋。



汗だくになって登ってきましたが、ここは来なくてもよかったかな( ̄▽ ̄)

モネの庭は、景色も全体の雰囲気もとても良いところでした。

午後1時に出発し、安芸市内で見つけた台湾料理屋さんでお昼ご飯。



「油淋鶏(ユーリンチー)定食」です。

メニューの写真がとても美味しそうで頼んでみたところ、サクサクの鶏に甘酸っぱいタレがメッチャ美味でした。

「四国自動車博物館」到着は午後3時ちょっと前でした。



1960年代~80年代の希少性の高い欧州車を中心に展示されており、楽しみにしていました。

実際に展示室に入ってみると、ぎっしりと並べられた名車で圧巻の光景です。



入口近くには「デロリアン DMC-12」(1981年)。



クルマ好きじゃなくても知ってますね。

「フェラーリ 308 GTS」(1977年)。



そして「246 GT」(1968年)です。



子供の頃のスーパーカーブームを思い出します。

「コブラ 427SC」(1965年)。



アメ車は雰囲気が違ってめっちゃカッコイイです。

「ランボルギーニ カウンタック LP400」(1974年)。



全高1,070mmですが、車体形状のせいかもっと低く見えます。

「ロータス ヨーロッパ」(1966年)です。



「サーキットの狼」、大好きで読んでました。

「ホンダ S500」(1963年)



この車がホンダ初の普通乗用車だと知らず、驚きです。

最後は「トヨタ 2000GT」(1965年)。



紅白揃っておめでたい感じですが、赤い2000GTの実車は初めて見ました。

たくさんのオートバイの旧車もじっくり見て回りました。



四国自動車博物館はとても楽しいところで、今回来ることができて本当に良かったです。

高知市内の宿到着は午後4時半でした。



大きな温泉施設に宿泊用の客室が併設されているところです。

靴は「86番」に。



客室は広くて立派でした。



お風呂は露天風呂も含めてたくさんの種類があり、湯加減も絶妙でゆっくり入浴を楽しむことができました。


(画像は楽天トラベルのWebsiteよりお借りしました)

宿の近くにスーパーはなく、やっと見つけたファミマで買ってきた夕食を食べて午後8時前に寝てしまいました。

たくさんの名車を見られて充実した一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2025/06/06 10:00:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2025年05月14日 イイね!

大鳴門橋・四国八十八箇所第一番札所 霊山寺・お松大権現:2025年春 GR86淡路・四国クルマ旅(2日目)

GR86で大阪から明石海峡大橋経由で四国へ渡り、徳島県→高知県→香川県を回って瀬戸大橋から戻って来る旅。

2日目の走行ルートです。



兵庫県淡路市~徳島県美波町までの走行距離は 157 kmでした。

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2日目:5月14日(水)

午前5時起床。

この日の宿は淡路島の東の海に面した高台にあるので日の出を見ようと思って外に出てみました。

あいにくの曇り空でしたが、南東に広がる海と淡路島の山々の連なりがとても綺麗です。



6時前に大浴場に行ったときに再チャレンジし、朝陽を見ることができました。



7時朝食。



どの料理もご飯もとてもおいしく、特にお味噌汁の中の玉ねぎが甘くて絶品でした。

さすが淡路島の特産品です。

8時半に宿を出て、できるだけ一般道を走ってから「大鳴門橋」へ。

大鳴門橋を渡って、「鳴門公園」の駐車場到着は午前10時。



駐車場から歩いてトンネルを抜けて、つい先ほど渡って来た大鳴門橋を見に行きます。



「千畳敷展望台」からは、本当に間近に橋を見ることができます。



1985年開通で、私が初めてこの橋を渡ったのは確かその3年後だと思います。

学部もバラバラの大学の男友達計7人、レンタカー2台で四国一周した楽しい思い出です。

千畳敷展望台のすぐ横の「鳴門山展望台」に上ってみます。



結構きつい勾配で汗だくになりましたが、眺めは最高でした。



駐車場に戻る途中に高速道路の上の歩道橋から見た風景です。



明石海峡大橋の大きさだと無理ですが、大鳴門橋はすっきり写真に納まってくれました。

続いて鳴門市内の「妙見山(みょうけんさん)公園」へ移動。

桜の名所らしいのですが、GW明けの平日とあってか駐車場はガラガラです。



駐車場から歩いて3分のところに立派なお城があります。



近くにあった掲示板によると「トリーデなると」というお城のような形の建物で、開館は土日と災害時、内部は多目的ホールと災害用備蓄室、展望台ということでした。

桜の名所ということでお城の形の防災関連施設を作ったのだろうか?

気を取り直して、すぐ横にあった「妙見神社」にお詣り。



家族の健康と旅の安全をお祈りし、顔を上げてその立派な屋根に気づきました。

何と言う造りなのか分かりませんが、屋根の中央にお城の破風のような盛り上がりがありとても豪華です。

11時半に出発し、30分ほどで「四国八十八箇所第一番札所 霊山(りょうぜん)寺」に到着。

歴史を感じる大きな「仁王門」です。



ここ霊山寺は約1,300年前に開かれたお寺だそうです。

境内の色鮮やかな鯉が泳ぐ「放生池」とその向こうに「本堂」があります。



左には「多宝塔」が見えます。



本堂に入ってみます。



祀られているのは釈迦如来だそうです。



ここでも家族の健康と交通安全を祈願。

左右にはたくさんの吊灯篭が吊るされ、独特の雰囲気をつくっていました。



上を見上げると迫力のある龍の天井画があります。



霊山寺は見どころの多い、とても立派な第一番札所でした。

次に向かうのは徳島市内の「眉山ロープウェイ」です。

移動中にお昼ご飯をと思っていましたが、お店を見つけられずロープウェイ乗り場近くのラーメン屋「麵屋 やま樹」さんへ。



「濃厚豚骨醤油ラーメン」を注文。



文字通り濃厚なスープに豚バラ肉と硬めの麺が絡んでとてもおいしかったです
(^o^)

眉山ロープウェイ乗り場が入っている「阿波おどり会館」。



1階でチケットを買って5階の待合室へ。



私のほかにお客さんは1人。

話しかけてみると、米国シカゴから来た同年代の白人のおじさんで、2人でロープウェイに乗ることになりました。



最初はちょっと警戒している感じでしたが、すぐに予想外の勢いでしゃべり始めました。

静岡県に住む米国人の友達と数日過ごした後1人で四国に入り、高松市→松山市→徳島市と旅をしているそうで、恐らく何日か英語で話す機会が少なくてストレスが溜まっていたのだと思います。

ロープウェイを降りて、お互いの旅の幸運を願って握手をして別れました。

山頂は広々としています。



展望台からは、吉野川と徳島市の市街地がよく見渡せました。



山頂の「剣山神社」にもお詣り。



徳島市は会社員時代に出張で来ていましたが、眉山には登ったことがなかったので今回はとてもいい機会でした。

次に向かったのは阿南市の「お松大権現(だいごんげん)」で、到着は午後3時半ちょっと前。

高さ2mの巨大招き猫がお出迎えです。



手水鉢(ちょうずばち)の猫のかわいい笑顔が「猫の恩返し」に出てくるキャラクター “ナトル”にそっくりで思わず笑ってしまいました。



拝殿です。



拝殿の中にもたくさんの招き猫が並んでいます。



お松大権現は勝負の神様・入試の神様・猫神さんとして有名で、日本三大怪猫伝の一つだそうです。

かわいい猫だけではなく、ちょっと見た目の怖い猫もいます。



ネコの大仏。



木々の生い茂った涼しい境内を歩くのは気持ち良かったです。

数えきれないほどの招き猫なのですが、なぜか心落ち着くところです。



お松大権現は、猫と招き猫好きの人にはたまらないところでした。

午後3時半過ぎに出発、山の中を南へ下る県道28号線はかなり細い道で大変でしたが、その後の国道55号線は楽しい山道です。

更に進んで、GR86のナビに無料の自動車専用道路に乗せられ、一般道を走るためにすぐに降りたのですがこれが失敗でした。

海沿いの山の中を走る県道25号線は車一台がやっと通れるほどの道幅です。



約7kmの間に対向車は軽トラ2台で、いずれもたまたまちょっとだけ道幅の広いところでラッキーでした。

二度と走りたくない道です(-_-メ)

美波町の海に突き出した崖の上に建つ宿に着いたのは午後5時でした。



フロントに猫が…。



この宿では保護猫がたくさん飼われていて、そこらじゅうを猫が走り回っています。

お松大権現の招き猫の後は、元気な保護猫たちでした(^o^)。

なぜか妙に細長い部屋。



窓の外には太平洋が広がっています。



転落防止のためか窓は開きませんでしたが、下を覗くと岩にくだける白い大きな波が見えました。

猫が走り回る廊下を通って、天然温泉の大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

露天風呂は、眺めもお湯加減も最高でした。

こういうのが本当の露天だなと思います。

宿の人に聞いたファミマで買ってきた夕食です。



まだ旅行2日目なのに、久しぶりの長時間運転で疲れていたのか午後8時には寝落ちしてしまっていました。

原 宗一郎
Posted at 2025/06/01 09:46:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2025年05月13日 イイね!

神戸メリケンパーク・淡路島のあわじ花さじき:2025年春 GR86淡路・四国クルマ旅(初日)

5月13日(火)~18日(日)の6日間、GR86で旅をしました。

大阪府の自宅から明石海峡大橋経由で四国へ渡り、徳島県→高知県→香川県を回って瀬戸大橋から戻って来るルートです。

いつものように旅の記録を残そうと思います。

初日の走行ルートです。



大阪の自宅から兵庫県淡路市までの走行距離は 162 kmでした。

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初日:5月13日(火)

淡路島の宿を予約し、出発準備です。

山道走行時にトランク内で荷物が動かないように、カラのスーツケースなども使って隙間なく積み込みました。



GR86のドライブインフォメーションをリセット。



今回の旅は1週間くらいの予定。

ただ、2カ月ほど前から腰痛がありSeriaとオートバックスで大小2つの腰痛対策クッションを買い、嫁さんには「もし腰痛がひどくなったら2~3日で帰って来るかも…」と話しておりました。

天気は晴れ、気温20℃、出発です。

最初の目的地である神戸市へは阪神高速道路を使います。



普段、高速道路はほとんど使いませんが、ちょっとした緊張感と一般道にはないスピード感を味わえる阪神高速環状線を走るのは好きです。

阪神高速3号神戸線の「生田川(いくたがわ)IC」で下りて、「メリケンパーク」到着は11時半過ぎでした。



超有名な赤い「神戸ポートタワー」と記念撮影です。

「神戸海洋博物館」と「カワサキワールド」が入っている建物です。



昔からメリケンパークの写真で見慣れた、この白いスペースフレームの大屋根が神戸海洋博物館のものだと、今日初めて知りました( ̄▽ ̄)

エントランスはちょっと歴史を感じます。



館内に入ってすぐのところに大きな「サンタマリア号」があります。



1492年、コロンブスが大西洋横断航海に使った船の1/20スケールの復元で、とてもカッコイイです。

その他にも帆船やクルーズ船など、たくさんの船の模型が展示されていました。



船の展示の先の「カワサキワールド」へ。



ここは神戸発祥の川崎重工グループの企業ミュージアムで、とても楽しみにしていました。

年表やたくさんの写真・模型などで120年以上の歴史とそれぞれの時代の先端技術を紹介しています。



100年以上前から日本の軍艦を作っていたんですね。



1941年の真珠湾攻撃に参加した航空母艦「瑞鶴(ずいかく)」です。



私達が知っている空母と違って、歴史を感じさせる船体です。

旧陸軍の戦闘機「飛燕(ひえん)」です。



1年前に岐阜県の各務原(かかみがはら)航空宇宙博物館で実機を見て感動したことを思い出しました。

更に進んで行くとたくさんのオートバイが展示されています。



カワサキと言えばライムグリーンのバイクという印象です。

レーサーマシンや市販車を丁寧に見て回ります。

その中にめちゃめちゃ懐かしい一台を見つけました。



1985年発売の「GPZ400R」です。

私がオートバイに乗り始めたころにデビューしたモデルで、フルカウルのまとまったスタイルが印象的でした。

やはりオートバイを見るのは楽しいです。

カワサキワールドの一番奥まったところにフライトシミュレーターがあったのでやってみました。



神戸空港を飛び立ってメリケンパーク上空を飛んで戻って来るルートです。



ちゃんと4点式のシートベルトをして10分間の比較的長いフライトを楽しみました。

昨年から旅先でこのようなシミュレーターで遊ぶ機会が何度かあって、ちょっとうまくなっているような気がします。

カワサキワールドはとても楽しいところでした。

少しメリケンパーク内を散策です。





海も空も広々として、適度な風もあってとても気持ち良かったです。

12時半に出発して「神戸淡路鳴門自動車道」の「垂水(たるみ)IC」へ。

この片側3車線の広いトンネルは、いつも自分の車速が分からなくなります。



トンネルを抜けて「明石海峡大橋」を渡れば、淡路島です。



「淡路IC」で下りて、「道の駅 あわじ」へ向かいます。

たまたま橋の真下の日陰の駐車スペースが空いていてラッキーでした。



時刻は午後1時半、とりあえずお昼ご飯です。



一番人気の「海鮮生しらす丼」です。



想像していたより小ぶりの丼がちょっと残念でしたが、お刺身も、久しぶりに食べた生しらすも新鮮でとてもおいしかったです。

広場から見えた明石海峡大橋。



何度見ても、本当にデカい(^◇^)

真下から見上げるとこんな感じです。



次に向かったのは、「ニジゲンノモリ」です。

ウチは年に1度、家族で香川県に住む私の母に会いに行くので、ここで遊べそうか下見に寄りました。

駐車場近くにあった「ジンオウガ」はなかなかの迫力です。



全長10mだそうで、近くでよく見るとバルーンでした。

敷地内を進んで行くとめちゃめちゃ大きな「ゴジラ」が口を開けています。



一番のねらい目である「ゴジラ迎撃作戦」です。

ジップラインで口の中に突入するようで、面白そうではありますが20代の子供たちが来たいと言うかどうかは「?」ですね。

3時に出発し30分程走って「兵庫県立公園 あわじ花さじき」に到着。

この建物の先がお花畑です。



一面のポピーの花が文句なくすばらしい😃



遠くに明石海峡大橋も見えていい景色です。



展望台からは淡路島と大阪湾が見渡せます。



さわやかな風もあり、期待して以上に解放感いっぱいでした。

午後4時前に出発し、淡路島の山道や海沿いの道を走りたくてわざと遠回りしてこの日の宿へ向かいます。

島の西側を南に下る県道31号線は信号も少なく、快適でした。



が、淡路市の宿がナビに出て来ず、何度か迷って電話で道を確認しながら18時過ぎの到着となりました。

別荘地にある立派なリゾートホテルのような造りで、部屋も広くてきれいです。



とりあえず大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

大浴場は割とこじんまりしていましたが、久しぶりに足を延ばしてゆっくりお湯に浸かることができました。

宿を探している途中にローソンで買った夕食です。



長時間の運転のあとのビールが最高においしかったです。

楽しみにしていたGR86での旅が始まりました。

原 宗一郎
Posted at 2025/05/28 20:28:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年10月12日 イイね!

名古屋市の徳川園と徳川美術館・16日間の旅のまとめデータ:2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅

GR86旅16日目の走行ルートです。



愛知県豊田市~大阪府の自宅までの走行距離は 207 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

16日目(最終日):10月12日(土曜日)

豊田市の宿で午前5時半起床、大阪府の自宅まで帰るルートを考えます。

ルートも決まり、6時半に大浴場、7時半に朝ごはんです。



卵かけご飯は元気が出ます。

天気は晴れ、気温21℃、8時半の出発です。

9時半過ぎに名古屋市内の「徳川園」に到着し、園の地下駐車場にGR86をとめました。



徳川園は、尾張藩主の隠居所として1695年に造営された大曽根御屋敷跡を起源とする日本庭園です。

約7,000坪の広さだそうです。



大きな池「龍泉湖」があり、その周囲を一周できます。

立派な鯉がたくさん泳いでいました。



水面に映る空の色がとても綺麗です。



池の向こうにはビルが立ち並んでいて、都会の中にあるのが分かります。

15分程散策を楽しみ、林の中を抜けて「徳川美術館」へ。



午前10時の開館時間前に長蛇の列ができていました。



江戸時代の大名家・尾張徳川家の重宝、いわゆる「大名道具」を収蔵しています。

入口近くに展示されていた「黒塗紺糸威具足(くろぬりこんいとおどしぐそく)」です。



1864年の第1次長州征討で尾張徳川家14代慶勝が着用したもので、近くでみると立派ですごく綺麗です。

名古屋城二の丸御殿にあった茶室の一部の復元です。



こちらは二の丸御殿の能舞台。



そして二の丸御殿の広間。



豪華な装飾がとても精巧に復元されていて、実物大なので迫力があります。

順路を進んで行くと、少し雰囲気の違う展示室があります。



天井の雰囲気が素晴らしいです。

展示品の「合貝(あわせがい)」です。



江戸時代のものですが、鮮やかな金色と細かい描写の絵がとてもいいです。

この順路の先には「源氏物語」をテーマとした史料が多く展示されていました。

「初音蒔絵帯箱(はつねまきえおびばこ)」は1639年の作成で、源氏物語の中の和歌を全体の意匠としているそうです。



もともとすごく歴史的価値があるんでしょうが、国宝と聞くとすごさがアップします(^◇^)

源氏物語をアレンジしてつくられた物語「偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」です。



とても色鮮やかで目を引きます。娯楽の少なかった江戸時代にベストセラーになったというのも分かります。

たくさんの史料やその解説を見ていて、私も源氏物語を読んでみたくなりました。

徳川園は庭園も美術館もすばらしく、見どころ満載でした。

11時に出発して名古屋市内を南下、国道23号線を西へ進みますが、弥富市内が大渋滞でした。

三重県四日市市で国道25号線に乗り換えて、午後1時半に「道の駅 いが」でお昼ご飯です。



味は問題ない醤油ラーメンですが、スープがぬるくて大変残念でした。

道の駅から20分程走って「伊賀上野城」近くの駐車場に到着です。



この日はたまたま「芭蕉祭」というお祭りが開催されていました。



木陰のすずしい空気の中、のんびり歩いて天守へ。



天守のすぐ横の広場はお祭りにきた人たちでにぎわっています。

伊賀上野城は1585年築城ですが、現在の天守は1935年(昭和10年)に木造で再建されたものです。



手前が小天守、奥が大天守で、立派でかっこいいです。

中に入ると、3階建ての1階部分は天井が高く広々としています。



ただ、先日訪れた「掛川城」と違って内部は本来の城の構造にはなっていません。

2階にはいろいろな展示品があります。



徳川家康によってこの地の領主となった藤堂高虎が使った食器です。



最上階の3階からお祭りの様子と遠くの山々が綺麗に見えます。



とてもいい景色でした。

午後3時ちょっと前に出発し帰路に着きました。

途中、ナビを無視して前を走るロードスターについて行ってるうちに道に迷ったりしながら午後5時の帰宅となりました。


********************************

今回の旅のデータをまとめました。

日程:2024年9月27日(金)~10月12日(土)
日数:16日間
総走行距離:2,890 km

GR86のドライブインフォメーションです。



総運転時間は83時間、実際に運転したのは15日間なので平均5.5時間/日です。秀逸なGR86のシートのおかげで腰痛などはありませんでした(^-^)

旅の全走行ルートです



GR86はどこを走っても楽しいのですが、新潟県から福島県への国道290号線・252号線で山の中を走るのが特に楽しかったです。

過去の86(ZN6)の旅と今回までのGR86(ZN8)の旅を合わせて沖縄県以外の46都道府県訪問をコンプリートです(^_-)-☆

平均燃費:12.7 km/L
普段使いで8~11 km/Lなので、まあまあです。

使ったお金: 約230,000円
内訳の概算: 宿泊 91,000円
       ガソリン 41,000 円
       観光 40,000円
       食費 35,000円
       お土産 20,000円
       有料道路 3,000円

合計23万円は予想していたより高額でした。
以前は、「旅のトータル金額=1万円+α/日×日数」という感覚だったのですが、今回は約23万円=約1.4万円/日×16日となりました。
息子たちのところで計3泊させてもらっているので、それがなければ合計が25万円くらいになっていたと思います。

観光やお土産の内容など違うので単純ではないですが、いろんなものの価格が上がっているのを実感する旅でした(>_<)

お土産です。



嫁さんと娘の一推しは、道の駅 潮見坂で買った「安倍川餅」でした。あまり期待せずに食べたらしいですが、メッチャ美味しかったそうです。

日本酒は福島県メインで、スーパーで買いました。本場のお酒なのでどれもおいしいです。



今回の旅は16日間と日数的には比較的長いですが、実感としてはあっという間でした。

長距離を走ってたくさんの名所旧跡を回り、これまでの86旅と同様に本当に楽しいクルマ旅となりました。

また行きたいです。

ブログを読んでいただきありがとうございました(^^)/

原 宗一郎
Posted at 2024/11/24 15:17:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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