原　宗一郎のブログ一覧

８６との旅。7日目です。

今日はいよいよ北海道上陸です。青函フェリーで青森から函館に渡ります。私の８６にとっては初めてのフェリーです。

今回乗船する船は『はやぶさ』。青森港出航は11時35分、函館港到着は3時25分の予定です。

乗り場に着いたのは10時半頃。乗船のための書類に必要事項を記入してお金を払い、乗船券を貰って手続き完了です。10分もかかりません。

乗り場の列に並びます。




11時15分位に乗船。乗り込むときはなぜか緊張しました。

乗船完了。


予定通り出航。


こちらはゴロ寝タイプの2等客室です。


椅子タイプの2等客室。運転手の2等客室運賃はクルマの乗船料に含まれています。


今回は乗っている人も少なくガラガラでした。私は最初椅子の部屋で過ごし、ちょっとした船の揺れで気持ちよく眠くなったのでゴロ寝部屋へ移動しました。

客室もだけでなく、トイレも綺麗でとても快適でした。

津軽半島と下北半島の間が最も狭くなったところで撮った下北半島の写真です。冷たい風が強く、寒かったです。


無事に函館港に入り、フェリーを降りたのは3時35分頃。

その足で五稜郭に行きました。


ここは幕末の歴史上のいろいろなドラマがあった場所です。特徴的な星型のデザインが有名ですね。

2010年に復元された函館奉行所を見てみました。


オリジナルの建物を精巧に再現しているとのことで、素晴らしいものでした。

大広間。


廊下。


現代のプロによる復元の様子を紹介するビデオが流されており、興味深く見ました。
もともとは幕末に作られたことを考えると当時の職人さんたちのレベルが如何に高かったかを改めて感じさせられました。

五稜郭の隣にある五稜郭タワーにも登ってみました。


天気が今ひとつだったのが残念です。

こんな場所もありました。ちょっと気持ちがザワッとしました。


ついに北海道にたどり着きました。明日からがさらに楽しみです。

原 宗一郎

８６との旅。6日目です。

今日は青森県弘前市から青森市までの旅です。

まずは以前から行きたかった弘前城へ。
写真右奥に見える追手門から弘前公園に入ります。


園内にあるお堀に架かる橋はこのように鮮やかな朱色です。この橋は杉の大橋。


いよいよ天守閣です。


かっこいいのですが、何か不自然です。
そうです。石垣がないのです。
もともと天守閣はお堀に面した石垣の上にあったのですが、石垣自体の不具合が見つかり現在補修中のため、400トンの天守閣を移動させているのです。

天守閣に入って見ました。


元来の木造の骨組みに、新たに鉄骨が入れられていました。
お城の方のお話では、石垣の補修が終わって元の位置に戻した後にこの鉄骨は抜き取るとのことでした。なんかすごい技術ですよね。

写真のように天守閣の移動を解説したビデオが繰り返し流されていました。
以前テレビのニュースでみていますが、思わず見入ってしまいました。


こちらがもともと天守閣のあった場所です。早く戻って欲しいです。その時にもう一度見に来られたら嬉しいです。


公園にある護国神社近くの地面に積もっていた桜です。こんなにきれいに敷き詰められた花びらは初めてかもしれません。


護国神社です。私もお参り致しました。


次は三内丸山遺跡です。
5,500〜4,000年前の人たちの生活がわかるってすごいですね。本当に興味深いです。

竪穴式住居です。教科書でお馴染みですね。


大きなものは全長32メートルもあったようです。写真の左側が復元されたものです。


内部です。冬などは500人くらいの人々がこの中で生活していたと考えられているそうです。


『大型堀立柱建物』です。こちらも有名ですね。


遺跡としては、6本の柱のあとが見つかっただけで、全体像はよくわからないようです。
でも、この屋根のない形に復元したのは大正解ではないでしょうか。見る人の想像力を掻き立てます。

このあと、資料館で展示物や解説映像を見て思った以上に楽しい時間でした。

最後は、青龍寺です。


五重塔です。高さ39mで国内第4位とのことです。


平成大仏と呼ばれる大日如来像。


この日は『時の市』というイベントが行われていたらしく、私が行ったときはちょうどその後片付けで騒然としていたため、お参りどころではなく早々に退散しました。

帰り道、ふと見るとボケ除観音様が。ついついお祈りしてしまいました。


本日の走行レポートです。


そして走行地図。なぜか青いラインが出ておりませんが。


今日は８６の走行距離は伸びませんでしたが、私の歩行距離は伸びました。
旅に出てから運動不足だったのでちょうど良かったです。


久々の1万歩越えです（＾_＾）。

明日は北海道上陸です。楽しみだ。

原 宗一郎

８６との旅。5日目です。

今日は秋田市から青森県弘前市への旅です。
朝一番で宿の温泉に浸かり、チェックアウト後、市内の千秋公園へ。

久保田城表門です。


門をくぐると広い敷地が現れます。


久保田城はもともと天守閣のない城です。
右奥にずっと進むと御隅櫓があります。


現在のものは鉄筋コンクリート製の復元です。

櫓の4階からの眺めです。


園内のツツジが綺麗でした。


大阪では私がこの旅に出る前にツツジは終わっていたと思います。
季節は南から北へ移っていくのを改めて感じました。

次の目的地は男鹿半島先端の入道崎灯台です。
距離にして50kmちょっと。快適なドライブでした。

白黒の灯台です。


この灯台も先日の山口県日御碕灯台と同様に中を登っていくことができます。

上からパノラマ写真を撮ってみました。


灯台のてっぺんです。


ついでにお土産屋さんの前にあったなまはげです。


なまはげって小さい子供から見たらガチで怖いですよね。たぶん怖すぎると思います。

ここからは内陸の十和田湖へ向かいます。国道7号線経由で県道2号線へ。
十和田湖の近くには雪も残っていました。


写真の順番が前後しますが、この1時間後には桜も。対比がすごいですね。


県道2号線は楽しい道なのですが、今回は深い霧で大変でした。
十和田湖に着いても雨と霧でこんな状態。


少しの間良い写真が取れないかとウロウロしましたが、諦めて本日の宿泊地弘前へ。


本日の走行レポートです。


そして走行地図。


ここのところの雨で史上最悪に汚れた８６が可哀想です。

コイン洗車場を探さねば。

原 宗一郎

８６との旅、4日目です。

今日は山形県鶴岡市の出羽三山神社から。ここには国宝の五重塔があります。


羽黒山の杉並木の中を長い石段で降りて行きます。湿った森の匂いがしました。森林浴ってやつでしょうね。


石段を降りてすぐのところにある須賀の滝です。


綺麗な川となって流れています。


国宝の五重塔です。森の中に巨大な塔が立っているのが不思議な感じでした。


この後は、地元の酒屋さんでこのあたりの地酒を日頃お世話になっている方に送りました。
本当は自分で色々と試飲をしたかったのですが、クルマの旅でそうも行かず、お店のご主人のオススメ銘柄にしました。
送り先は私より目上の方ばかりなので、今朝宿を出る前に手書きしたお手紙も添えて送りました。喜んで貰えますように。

ここからは秋田県をめざします。
秋田県との県境近くの鳥海山が間近に見えそうなルートを探して走りました。
山頂付近にはまだ雪も多く残っていて本当に美しかったです。


次に立ち寄ったのは十六羅漢岩。こちらも秋田県との県境近くの日本海には面した岩礁に彫られた磨崖仏とのことです。150年以上前に作られ日本海の荒波に耐えてきたそうです。
たくさんいらっしゃいますが、分かりますでしょうか。


左半分の拡大。


別の場所にはこんな方も。


更に北上を続け、たまたま入った道の駅 岩城で温泉発見。


早速入ってみました。お湯は茶色に近い黄土色でいかにも温泉って感じです。大きな窓が日本海には向いているので景色は最高です。気持ちよかったです。

お日様もかなり傾いてきました。


本日の走行レポートです。


そして走行地図。


すっかり忘れていましたが、秋田市に予約した宿は温泉付きでした。毎日その夜の宿を予約しながら旅しているので自分がどんな宿を予約しているのかわからなくなっています。困ったものです。

原 宗一郎

８６との旅、3日目です。今日は新潟県上越市のからスタートです。

今日もお城から。上越市内の高田城です。天守閣はなく、三重櫓を見学できます。
大きなお堀があります。天気もよく素晴らしい眺めでした。


極楽橋から城内へ。


大きな鯉がたくさんん泳いでいます。釣り禁止の看板がありました。そらそうだ。


三重櫓。


この三重櫓は再建されたもので、中には色々な展示があります。徳川家との関係がわかり易く纏められていました。

どんどん北上します。柏崎市の海沿いを走る国道352号線です。素晴らしい( ^ω^ )。


次の目的地は新潟県西蒲原郡にある彌彦神社。

事前の調査不足だったのですがここには凄い峠道がありました。その名も弥彦スカイライン。きっと神社同様、地元の特に走り屋さんの皆さんには有名なスポットなのでしょう。

もともと弥彦スカイラインは計画になかったのですが、せっかくなので登ってみました。
ヘアピンだらけと言うよりヘアピンしかないような道でした。

走り終えた直後に撮っておいたスクショがこれ。スゴいところでした(^_^;)。


頂上はあいにくの霧で何も見えず。


なんとか降りてきて、彌彦神社へ。
立派な杉が立ち並ぶ参道を抜けていきます。


本殿。


ものすごく立派でカッコいいですね。旅の安全と家族のことをお祈りしました。

その後昼食にと立ち寄った道の駅 国上（くがみ）で足湯を発見。


早速入ってみました。


チョー気持ちいい。

お腹もいっぱいになり、足もポカポカで、一路山形県鶴岡市を目指します。

柏崎市の海岸です。白波が立っています。


瀬戸内育ちの私は、台風の時にしかこんな風景はみたことがありません。ここでは普通なのでしょうが、なんとなくぞわぞわした気持ちで運転しながら海を見ていました。

本日の走行レポートです。


そして走行地図。


明日へ続きます。

原 宗一郎