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原 宗一郎のブログ一覧

2024年09月27日 イイね!

快晴の天橋立は最高でした(^^):2024年秋 GR86北陸・関東・東海の旅(初日)

9月27日(金)~10月12日(土)の16日間、GR86で旅をしました。

大阪府の自宅から北陸地方を抜けて福島県へ、そこから南へ下り房総半島を回って太平洋側を走って戻って来るルートです。

いつものように旅の記録を残そうと思います。

初日の走行ルートです。



大阪の自宅から京都府舞鶴市までの走行距離は 179 kmでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

初日:9月27日(金)

舞鶴市の宿を予約し、GR86に荷物を積んで午前10時出発です。

山道走行中にトランク内で荷物が動かないように隙間なく積み込みました。



GR86のドライブインフォメーションをリセットしました。



今年4月の旅ではリセットするのを忘れていましたが、今回は旅のデータが取れます。

国道9号線で京都府亀岡市を走っている時に結構な雨となってしまいました。

正午前に「ウドンゴヤ」さんでお昼ご飯です。



この辺りはたまにドライブに来ていて、このお店は前から気になっていました。

メニューを説明されてびっくりしたのですが、デフォでうどん400gです。

3種類の天ぷらが付いた「コヤウドンかけ」の麺200gを注文。



麺は小麦粉の香りと味がしっかり、タマゴ天・ちくわ天・とり天は揚げたてでおいしかったです。

その後もぐずついた天気でしたが、福知山市で国道176号線に乗り換えてしばらくすると晴れ間が見えてきました。



午後1時半過ぎに京都府与謝野町の「加悦(かや)鉄道資料館」に到着です。



資料館は1926年(大正15年)に建てられた洋風の木造二階建ての旧加悦駅舎でとてもいい雰囲気です。

加悦鉄道自体は1985年に廃線となっています。

資料館のすぐ横に展示されている「2号蒸気機関車」は、明治時代にイギリスから輸入されて1956年まで活躍しました。



シンプルな車体が歴史を感じさせてくれます。

国の重要文化財だそうです。

博物館に入ろうとして、この日はお休みだと気づきました。

基本的に下調べをしない私はここが土曜・日曜・祝日のみの営業と知りませんでした(+_+)

気を取り直して「天橋立(あまのはしだて)」に向かおうと走り出してすぐに「与謝野町立古墳公園」の看板に気づき、寄ってみることに。



国史跡の蛭子山(えびすやま)古墳と作山(つくりやま)古墳を整備した歴史公園だそうです。

「はにわ資料館」に入ってみます。



町内で出土した埴輪(はにわ)やその他の実物の出土品がたくさんあって見応えがあります。

下の写真の右下は馬の口にくわえさせて馬をコントロールするための「くつわ」です。



今から1600年ほど前の古墳時代に既に道具として完成していたということに驚きました。

人間の知恵と言うのはとても面白いです。

はにわ館のすぐ横に復元された作山古墳群があります。



その一つに登ってみました。



それらしい雰囲気です。

頂上にガラスで覆われた部屋があります。



覗いてみると「石棺」がよく見えました。



実物と言うのは何でも説得力があるものだと思いました。

しばらく公園内を散歩してから出発です。

偶然入った公園でしたが、思いのほか楽しいところでした。

天橋立には午後3時過ぎの到着。



文殊(もんじゅ)地区のコインパーキングにGR86をとめて、お土産屋さんや飲食店の並ぶ通りを抜けていきます。



平日のためか、人影はまばらでした。

「小天橋(しょうてんきょう)」を渡って天橋立へ。



ガイドブックなどではこの橋は「廻旋橋(かいせんきょう)」と表記されているようで、その名の通り船を通すために90度旋回します。

さらに進んで「大天橋(だいてんきょう)」の上から見た宮津湾。



とても綺麗な青い海でした。

天橋立は長さ3.2キロメートル、幅20~170メートルの細長い砂嘴(さし)です。

歩いて往復するととんでもなく時間がかかるので、途中にある「天橋立神社」まで行って引き返すことにしました。



外側の海(上の写真右側)、宮津湾から吹く涼しい風に吹かれながら数分で着きました。

まずは、神社のすぐ横の「磯清水(いそしみず)」で手を清めます



海に囲まれているのに塩分を全く含まない不思議な水ですが、お湯のように暖かくてびっくりです。ちなみに飲用不可らしいです。

家族の健康・旅の安全などを祈願。



後で調べてみると、この神社は恋愛成就のパワースポットとして人気とのことです。

帰りは宮津湾に面した砂浜を歩きます。



外海となるため風が強く波がありますが、エメラルドグリーンの海がきれいです。

砂嘴を横切って内海の阿蘇海側へ行ってみると、海はとても穏やかでした。



小天橋(廻旋橋)まで戻ると、ちょうど船を通すために90度旋回しているとこでした。



旋回している橋の横を遊覧船が通り過ぎていきます。

船の上の外国人が私に手を振っているのでこちらも振り返すとニコニコと喜んでいる表情が見えました。

小天橋を渡ってすぐのところにある「知恩寺」へお参りです。



ここでも家族のこと、旅の安全をお祈りしました。

次は文珠山山頂にある「天橋立ビューランド」へ。



知恩寺からビューランドに登るリフト乗り場までは徒歩で6分程。



往復のチケットを買ってすぐに乗ることができました。



リフトを下りて少し坂を上ります。



「股覗き」はしませんでしたが、晴れ渡った空の下にものすごく綺麗な天橋立を見ることができました。



初めて天橋立に来たのは2017年の春でしたが、あいにくの雨で空全体が煙っていて残念な風景でした。

今回はラッキーでした(^^♪

ビューランド内にはメリーゴーラウンドもあります。



「飛龍観(ひりゅうかん)回廊」も歩きましたが、基本的に見える景色はほぼ一緒です。



帰りのリフトは常に海側を向いているので、しっかりと天橋立を見ながら下りていくことができます。



午後4時過ぎに駐車場を出て舞鶴市内の宿に向かいますが、途中「ドライブインダルマ」に寄り道です。

海岸線の国道178号線はコーナーも多く、GR86を走らせるのがとても楽しかったです。

30分ほどで到着です。



今では非常に珍しいラーメン・うどん・ハンバーガーや瓶入りのジュースなどの自販機が揃っていることで有名です。



店内には自販機のほかに懐かしいゲーム機などもあり、昭和レトロの雰囲気が漂いまくってます。



300円のラーメンを食べていこうかとさんざん悩みましたが、お昼がうどんだったこともあって今回はパスしました。

宿に向かう国道27号線沿いにある「舞鶴赤レンガパーク」の駐車場で、海上自衛隊の艦船をバックに1枚だけ写真をとりました。



午後6時、舞鶴市内の宿に到着です。



到着してすぐに気づいたのですが、この宿は2022年4月に86(ZN6)を北海道の次男に譲るために車両だけ舞鶴港で小樽港行きのフェリーに乗せた後に泊まった宿でした。

すぐに大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

普段はいつもシャワーなので、久しぶりにゆっくりお湯に浸かりました。

夕食です。



今回の旅、この後はとりあえず福井県→石川県→富山県と走って「黒部ダム」へ行くことは決めていたのですが、その後のルートをどうするかこの時点では未定でした。

どういうルートがいいかな、など考えながらおいしくいただきました。

楽しみにしていたGR86での旅が始まりました。

原 宗一郎
Posted at 2024/10/18 11:41:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年04月25日 イイね!

関鍛冶伝承館・山の上の岐阜城 & 旅のデータ:2024年春 GR86で行く東海地方と信州(9日目:最終日)

GR86の旅、4月25日(木)(9日目)の走行ルートです。



岐阜県関市から大阪府の自宅までの走行距離は 181 kmでした。

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関市の宿で午前5半起床。

今回のクルマ旅の最終日で、気持ちとしては「あぁ、もう終わってしまうんか…」です。

6時、昨晩は時間制限のため入れなかった大浴場へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

毎度のことですが、やはり朝風呂はいいものです。

朝食です。



シンプルで良いですが、もう少し野菜のメニューが欲しいところです。

本日最初の目的地「関鍛冶伝承館」は宿のすぐ近くなので開館時間の午前9時に出発です。

GR86をとめた駐車場のすぐ横に神社があったので寄って行きます。



朝の日の光の中の緑がきれいでした。

「春日神社」です。



家族の健康を祈願。

誰もいない静かな境内は気持ち良かったです。

関鍛冶伝承館は、その名の通り鎌倉時代から伝わる関鍛冶の歴史や技をいろいろな資料・映像などで紹介している施設です。



日本刀を作る工程をいくつかに分け、それぞれを説明する映像がとても充実していて面白かったです。



刀の実物もたくさん展示されています。



間近で見ると精巧な細工がなされているのが良く分かり、芸術品です。



平日の朝とあって館内は静かで、ゆっくり見て回ることができました。

10時前に出発して、この旅の2日目に行きそこなった「岐阜城」を目指します。

長良川沿いの県道287号線を走っていると、真正面の「金華山」のてっぺんにお城が小さく見えてきました。



10時半ちょっと前に岐阜公園堤外駐車場にGR86をとめました。

山頂にある岐阜城に行く登山道もありますが30分~1時間かかるとのことで、今回は「金華山ロープウェイ」で行くことにしました。



乗り込みます。



4分程で山頂駅に到着し、ここからは徒歩で岐阜城へと上って行きます。



木陰の多い道を歩くこと10分弱で到着です。



現在の天守は1956年に建てられた模擬天守ですが、すごくカッコイイです。

ここへ来る途中、GR86から見えたお城は点のように小さかったので、山頂にこんな立派な天守があるとは思いませんでした。

天守台の石垣です。



この石垣は大半が明治時代に積み直されたものらしいです。

天守内部の展示は新しく、説明も分かりやすいです。



織田信長公山麓居館の紹介もとても興味深いものでした。



最上階の天井も凝った造りでおもしろいです。



最上階から西の方角の眺めです。



すぐ近くを長良川が流れて、遠くまで見渡せる素晴らしい景色でした。

ロープウェイの山頂駅に戻り、下山です。

下っている途中に赤い立派な三重塔が見えました。



上りの時は反対側を見ていてこの三重塔に気づきませんでした。

岐阜公園内にある「岐阜市歴史博物館」に寄ってみます。



岐阜市の歴史に関する資料を展示していますが、館内のほとんどが写真撮影禁止だったのがちょっと残念でした。

縄文・弥生・古墳の各時代の土器が展示されています。



これは古墳時代の武人の像です。



古墳から出土した短甲などをモデルにして作られています。

「天下鳥瞰(ちょうかん)絵巻」のコーナーでは岐阜城上空からの見たパノラマやその後ろにあるスクリーンに織田信長の生涯が映し出されます。


(画像は施設の公式Websiteよりお借りしました)

ここでも織田信長公山麓居館をCG映像で解説した動画があり、非常に面白かったです。

織田信長が商業振興のために整備した「楽市楽座」です。



街の雰囲気やお店の中の様子などがよく再現されています。

ローカル感満載で十分に楽しめる良い博物館でした(^^)

12時半に岐阜公園を出発し、帰路に着きました。

国道21号線を西へ進み、今回の旅行1日目に散々信号で止められた国道8号線を避けるためにそのまま米原市を突っ切って琵琶湖まで出て湖岸道路を南へ下ります。

米原市から大阪への道は良く知っている道で、なんとなくお昼ご飯も食べずにそのまま走り続け、午後5時過ぎの帰宅となりました。

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今回の旅のデータをまとめました。

日程:2024年4月17日(水)~25日(木)
日数:9日間
総走行距離:1,323 km

平均燃費:11.9 km/L
 普段使いで8~11 km/Lなので、期待したほど伸びませんでした。

旅の全走行ルートです



岐阜県・長野県の山の中の道を走るのがとても楽しかったです。

個人的にお勧めしたい観光スポットです。
 関ヶ原古戦場記念館(岐阜県関ケ原町)
 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(岐阜県各務ヶ原市)
 名古屋城(名古屋市)
 トヨタ産業技術記念館(名古屋市)
 トヨタ博物館(愛知県長久手市)
 スズキ歴史館(静岡県浜松市)
 天竜峡(長野県飯田市)
 ビーナスライン(長野県上田市~茅野市)
 高山陣屋(岐阜県高山市)
 岐阜城(岐阜市)

使ったお金:約114,000円
内訳の概算: 宿泊 57,000円
       ガソリン 20,000 円
       食費 16,000円
       観光 13,000円
       お土産 7,000円
       有料道路 1,000円


お土産です。



我が家では、岐阜県高山市で買った「くるみゆべし」が超人気でした。白い箱は嫁さん用のにごり酒です。

時間的にはちょっと短めでしたが、今回の旅も本当に楽しいクルマ旅となりました。

ブログを読んでいただきありがとうございました(^^)/

原 宗一郎
Posted at 2024/07/30 17:23:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年04月24日 イイね!

松本市のハイオク199円/Lは人生最高値・高山陣屋・さるぼぼ:2024年春 GR86で行く東海地方と信州(8日目)

GR86の旅、4月24日(水)(8日目)の走行ルートです。



長野県松本市から岐阜県関市までの走行距離は 197 kmでした。

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松本市の宿で午前5半起床。

この日は岐阜県高山市経由で関市までへ行く予定でルートを調べてみると、国道の一部ががけ崩れで通行止めのようです。

基本的に高速道路は使わないのですが、適当な迂回路がなさそうなのでちょっとだけ高速に乗ることにしました。

楽天トラベルで岐阜県関市の宿を探して、午前7時大浴場へ。

その後、朝食です。



お盆の中の食器のおさまり具合がとても良いです。

8時15分に出発し、松本市内のガソリンスタンドで給油。

価格表示がなかったので店員さんに聞いてみるとハイオクは199円/Lとのこと。

びっくりして、「20リットルお願いします」となりました。

国道158号線をひたすら西へ進みます。

あいにくの雨ではありましたが、GR86を走らせるのがとても楽しい山道であっという間の2時間半でした。

11時に「高山陣屋」近くのコインパーキングに駐車。



高山陣屋の門の前はたくさんの観光客でにぎわっていました。



陣屋は江戸時代の御役所で、ここ高山陣屋は日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代所跡だそうです。

玄関です。



格式高い雰囲気がとても良いです。

玄関を入ったところに「無料案内します」とあったのでその場におられた係りの方にお願いしました。

陣屋の歴史や見どころなど、15分程かけて丁寧にご説明いただき、とても興味深いものでした。

玄関の大床(おおとこ)に描かれている「青海波(せいがいは)」です。



江戸時代に流行した、海の波を模した吉祥文様です。

ここにあるのは複製らしいですが、さわやかな青色が印象的でした。

部屋の長押(なげし)の釘の頭を隠すための装飾で、ウサギをモチーフにした「真向兎(まむきうさぎ)」です。



かわいらしいですが、なぜウサギなのかは諸説あってよくわからないらしいです。

順路に従って進むと台所がありました。



次は「嵐山の間」です。



代官・郡代の日常生活に使われた部屋だそうですが、綺麗な庭も見える立派な造りです。

さらに進むと広い庭を一望できるお座敷があります。



落ち着いたとてもいい雰囲気の部屋でした。

この建物の屋根は瓦ではなく板で葺かれているそうで、「杮葺(こけらぶき)」の見本が展示されていました。



先日訪れた諏訪湖近くの高島城天守の屋根はもともとはこれだったのだと納得しました。

高山陣屋の内部はとても綺麗で広く、見ごたえがありました。

時刻は正午前、少し周辺を散策してみます。

宮川に架かる赤い「中橋」の上ではたくさんの観光客が写真を撮っていました。



古い町並がありました。



こういう景色なら曇天もいいものです(^^)

「高山市政記念館」です。



1895年(明治28年)から1968年(昭和43年)まで使用されていた町役場・市役所の建物です。

2階の様子。



広い窓に近づいてよく見ると厚みが均等でない窓ガラスが歴史を感じさせてくれます。



お腹が空いたので高山ラーメンを食べようと思い、周辺の店を回ってみましたが結構混んでいるのでGR86で少し離れたところにあるお店へ移動。

「宮川中華そば」さん。



午後1時を回っていますが満席で、ちょっと待ってカウンター席へ。

中華そば(並)を注文。



あっさりしたスープにつるつるの麺がとてもおいしかったです。

次は「飛騨国分寺」へお参りです。



746年頃の創建だそうです。

門の手前に「さるぼぼ」がありました。



なんとなく以前テレビ番組か何かで見た記憶があるのですが、「なんやったっけ?」と思い調べてみると、飛騨地方で昔から作られている縁起物の人形でした。

猿の赤ちゃんに似ていることから「さる+ぼぼ(赤ちゃん)」と呼ばれているらしいです。

色使いも大きさも様々でとてもかわいいです。

境内には立派な三重塔があります



本堂で、旅の残りの安全と家族の健康をお祈りしました。



樹齢1250年以上といわれる大イチョウの太い幹のくぼみにお地蔵様がいらっしゃいます。



なんとなくほほえましい気持ちになりました。

境内はとても静かで落ち着いた雰囲気の良いところでした。

午後2時に出発し、国道158号線→県道73号線→国道257号線→472号線→156号線と乗り継いで関市内の宿到着4時半でした。

雨の中でしたが、車も少なくスピードに乗って走りやすい山道でとても楽しいドライブとなりました。

また走りたいと思えるルートでした。

この日の宿の部屋です。



この宿は大浴場が1つしかなく、男性客が使えるのは午後9時以降とのことでした。

仕方がないので先に夕食です。



たまにポテトサラダが無性に食べたくなります。

満腹になって眠気に勝てず、大浴場には行かず8時半頃寝てしまいました。

ちょっと残念でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/07/21 15:17:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年04月23日 イイね!

諏訪大社下社春宮・万治の石仏・松本市時計博物館:2024年春 GR86で行く東海地方と信州(7日目)

GR86の旅、4月23日(火)(7日目)の走行ルートです。



長野県諏訪市から松本市までの走行距離は 122 kmでした。

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諏訪市の宿で午前5時起床、この日の行き先や走行ルートなどをあれこれ考えます。

6時半、諏訪湖へ散歩に出ました。

天気は曇り、気温17℃とちょっと肌寒い中、宿から歩いて5分で到着です。



地元の方々なのか、湖畔を歩いている人が多くいます。

雲が低く、景色はイマイチでしたがいい運動になりました。



宿に戻って大浴場で朝風呂、そして朝食です。



朝食会場では外国人の団体客がにぎやかに食事をとっていました。

9時過ぎに出発して15分程で「諏訪大社 下社春宮(しもしゃはるみや)」に到着。



諏訪大社は四つの神社からなっており、下社春宮は諏訪湖のすぐ北にあり、近くに「下社秋宮(あきみや)」があります。

昨日お詣りしたのは湖の南に位置する「上社本宮(かみしゃもとみや)」で、その近くには「上社前宮(かみしゃまえみや)」があります。

「神楽殿(かぐらでん)」です。



しめ縄が立派です。

神楽殿の奥に進むと、中央に「幣拝殿(へいはいでん)」、その両脇に「左右片拝殿(さゆうかたはいでん)」があります



とても豪華な造りで、見入ってしまいます。

そして片拝殿の手前にそれぞれ一本の「御柱(おんばしら)」が立っています。

こちらは下社春宮の4本の御柱のうちの1本、「一之御柱」です。



間近で見るとすごい迫力です。

山中から御柱として切り出した樅(もみ)の大木を、上社本宮・前宮、下社春宮・秋宮まで曳行して社殿の四方に立てて御神木とする祭りが「御柱祭り」で、7年ごとに行われているそうです。

私もこの有名なお祭りはテレビのニュースで見たことがあり、氏子の人たちが大木に乗って急斜面をすごいスピードで下りていくシーンを覚えています。

この大木にまたがって急斜面を下りるというのはちょっと怖くて想像できません。

そこから5分程歩いて「万治の石仏(まんじのせきぶつ)」へ。



ビジュアルのインパクトがものすごく、感動的です(^_-)-☆

この石仏をみた芸術家・岡本太郎が絶賛したらしいです。

写真では大きさが分かりにくいですが、高さ2.6メートル、幅3.8メートル、奥行き3.7メートルだそうです。



奥行きの長さにびっくりです。

江戸時代の日本人が造ったとは思えないこのお顔の雰囲気もなんとも言えません。



“万(よろず)治まる”の文字通り、物事を丸く治めるご利益があると言われているそうです。

すぐ横の立札に書かれている通り、家族の健康とこれからも元気で車旅ができるようにと願い事を心の中で唱えながら石仏の周りを時計周りに三周しました。

万治の石仏から駐車場への帰り道にあった「おんばしら館 よいさ」に寄ってみることにします。



御柱の一部が展示されており、その大きさを実感できます。



職員のかたが丁寧に館内を案内してくれ、さらに大画面で御柱祭りの映像を見てここで初めて祭りの歴史や詳細が分かり、大変勉強になりました。

10時半に出発。

今日もビーナスラインを走りたいので、前日とは違うルート(国道142号線・県道152号線)で「白樺湖」へ。

走り始めて20分程で霧が出てきたためスピードは少し控えめでしたが、それでもこの辺りの山道は本当に楽しく走ることができます。



11時半に到着した白樺湖は霧で真っ白でした。



特に見るものもないのでそのままビーナスライン→県道40号線→国道254号線と反時計回りに大きく遠回りとなるルートで松本市へ。

松本市の市街地を南へ通り抜けて、午後1時過ぎに「松本市考古博物館」に到着です。



松本市内の古墳など、いろいろな遺跡から出土した土器や装飾品、剣などたくさんの展示物があります。



期待していたよりこじんまりした施設でしたが面白かったです。この地域の地理に詳しい地元の方々は身近なものとして更に楽しく見学できるのだろうと思います。

午後2時に出発し、考古博物館に来る途中に見つけて気になっていた「岐阜タンメン」のお店へ。



野菜と豚肉、にんにくの利いたスープでとてもおいしかったです。

麺も私好みの細麺でよいのですが、もうちょっと量が欲しいところです。

松本市内を北上し、「松本城」近くの駐車場にGR86をとめて市内散策です。



のんびり15分ほど歩いて「松本市時計博物館」に到着。



100点以上の和洋古時計を動く状態で展示しているそうです。

古くて雰囲気のよい時計がたくさんあります。



私はスマホにミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」をインストールしており、日本全国のいろいろな施設の学芸員の方々が作成した解説文やナレーションを無料で楽しむことができます。



上の写真にあるように展示物の番号を指定してその解説を見たり聞いたりできるので、これがあるととても楽しく見て回ることができます。

大きな振り子時計が並べられている展示スペースです。



「カチコチカチコチ…」という小さな音がずっと聞こえていてめちゃくちゃ癒されます。

ずっと聞いていたい音でした。

その後も「ポケット学芸員」に助けてもらって楽しい時間を過ごすことができました。



帰り際、受付のかたに「とても楽しい博物館ですね」と伝えました。

すぐ近くの「四柱(よはしら)神社」にお詣り。



観光スポットとして有名な「なわて通り商店街」を歩きます。



お店の軒先に吊るされたサケ。



本物のようです。

午後4時に松本城まで戻ってきました。



相変わらずカッコイイお城です。

駐車場を出て近くの宿に向かう途中で懐かしい信号機がありました。



白と青の斜めのストライプです。

まだあるんですね(^o^)丿

本日の宿です。



宿のご主人が車好きのようで、私のGR86を見て「車高はノーマルですか?」「あのブレーキキャリパーは?」というご質問をいただきました。

楽しく車のお話をさせていただきました。

私の部屋です。



落ち着きます。

そしてお風呂。


(画像は楽天トラベルのWebsiteよりお借りしました)

宿から徒歩10分くらいのスーパーで買ってきた夕食です。



お昼の岐阜タンメンが遅かったので軽めです。

この日は「万治の石仏」が強烈でしたが、その後もGR86で走る楽しい山道、珍しい時計達など、本当に楽しい一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/07/03 11:50:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2024年04月22日 イイね!

天竜峡・元善光寺・白樺湖とビーナスライン:2024年春 GR86で行く東海地方と信州(6日目)

GR86の旅、4月22日(月)(6日目)の走行ルートです。



岐阜県中津川市から長野県諏訪市までの走行距離は 199 kmでした。

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中津川市の宿で午前6時起床、この日泊まる宿を予約してから朝風呂へ。

7時半朝食。



サラダの生野菜をハムと一緒に食べるのが好きです。

8時半に出発し、国道19号線経由で国道256号線へ。

標高が高く気温が低いせいか、まだ桜の花が残っています。



国道256号線は山の中を抜ける走りやすい道で、コーナーもたくさんあって運転がとても楽しい道でした。また走りたいです。

この日最初の目的地「天竜峡」到着は午前10時でした。



駐車場から明るい林の中を抜ける遊歩道で天竜川へ向かいます。



「龍角峯(りゅうかくほう)」です。



天竜峡を代表する奇岩だそうで、谷底から垂直に立っている大きな岩です。

なかなかの迫力でした。

遊歩道をさらに進むと「つつじ橋」があります。



橋を渡る前に「幸せの鐘」があったので鳴らしておきました(^-^)



橋の上から上流方向(北側)を見たところ。



このままで素晴らしい景色ですが、紅葉の時は更にきれいだそうです。

つつじ橋を渡って遊歩道を上っていくと、先ほど対岸から見た龍角峯の上に出ます。



眼下につつじ橋、その奥に「天竜峡大橋」が見えます。



駐車場へ戻ろうと、つつじ橋を渡っていて天竜川をさかのぼって来る船に気づきました。



私の真下を通って行きます。



めずらしい光景でした。

天竜峡は自然がいっぱいでとても良いところでした。

10時半すぎに出発し、国道151号線を北へ30分ほど走って「元善光寺」に到着です。

境内の前の駐車場にGR86をとめて石段を上って行きます。



元善光寺は、めちゃめちゃ有名な長野市の善光寺のご本尊が元々祀られていた場所で深い関係にあるそうです。

御本堂です。



佇まいは長野市の善光寺と相通じるものがあります。

お線香をお供えして家族の健康と旅の安全をお祈りしました。



御本堂を横から見ると奥行きがとても長く、これも長野市の善光寺との共通点かと思います。



11時半に出発して国道153号線→県道19号線を北へ。

道は空いていてスムーズでした。

午後1時過ぎ、「諏訪大社 上社本宮(かみしゃほんみや)」近くでお昼ご飯です。

たまたま見つけた中華料理店に入ってみました。



中国もしくは台湾のかたと思われる店員さんに五目ラーメンを注文。



具だくさんのあんかけ風でおいしかったです。

中華屋さんから諏訪大社上社本宮までは5分程でした。

広々とした境内を進んで行きます。



重要文化財の「幣拝殿(へいはいでん)」です。



ここでも家族の健康と交通安全を祈念。

駐車場への帰り道、何人かの人たちが熱心に鳥居を眺めているのに気づきました。



その集団から漏れ聞こえてくる声によると、鳥居にぶら下がる2つの丸い物体は蜂の巣らしいです。

「へーっ」って感じでした。

2時過ぎに出発し、「白樺湖」を目指します。

国道299号線を東へ進み、国道152号線を北へ。



白樺湖に到着です。



白樺湖は以前86で来ており、今回もビーナスラインを含めて周辺の高原道路を走るのをとても楽しみにしていました。

ここで方向転換のためにGR86をバックさせていた際に「ガリガリガリ…」と大きな音がしました。どうやら車体後部、おそらくマフラーのどこかを石か何かで擦ったようです。

慌ててスマホを動画録画状態にしてマフラーを下から撮影して確認しましたがそれらしい傷などは確認できませんでした。

ホッとしつつちょっとモヤモヤしましたが、そのまま白樺湖を一周。

一部道幅が狭いところもありますが、楽しく走れました。

ビーナスラインへ。



少し高台にある駐車スペースから見えた白樺湖。



そのまま諏訪湖方面へ下って午後4時に湖の南東に位置する「高島城」に到着です。



よくある白や黒のお城と違い、ちょっとおしゃれな色使いです。

1598年、豊臣秀吉の家臣・日根野織部正高吉により築城されたそうで、現在の天守は1970年5月に復興されたものです。

4月下旬ですが、城内にはまだ少し桜の花が残っていました。



最上階からはとても綺麗な日本庭園が見えます。



この時、天守の屋根が瓦葺(かわらぶき)ではなく金属板であることに気づきました。

不思議に思って調べてみると、もともとの天守の屋根が瓦葺ではなく杮葺(こけらぶき)だったそうで、この点でもちょっと変わったお城のようです。

瓦葺ではない天守を見るのは初めてで、勉強になりました。

高島城のすぐ近くにある宿には4時半に到着。



歩いて近くのスーパーで夕食とビールを買いに行き、すぐにお風呂へ。


(画像は宿の公式Websiteよりお借りしました)

そしていつものようにテレビでローカル番組を見ながら夕食です。



午前中に走った国道256号線、午後の白樺湖周辺のビーナスラインは期待通りの楽しい道で満足の一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2024/06/26 14:31:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@ああすけ さん、私はこの3連休在宅ワークです。進みが悪く、今ちょっと焦り気味に仕事しています(;・∀・) 明日か明後日、ドライブ行ってきます(^O^)/」
何シテル?   07/21 13:25
原 宗一郎です。運転して楽しいクルマ大好きです。 プレリュード → スカイラインR32 → スカイラインR34 → RX-8 → オデッセイ(ムムッ?)→ 8...

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DUNLOP DIREZZA DIREZZA DZ101 215/45R17 
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2016/04/14 21:46:13

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トヨタ GR86 トヨタ GR86
GR86に乗ってます。 8年間乗ったZN6を息子に譲り、2022年4月からZN8です。 ...
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2008年11月~2012年1月まで海外駐在先で乗っていました。くるくると自由に向きを変 ...
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